2019/5/17 10:23:14
現在妊娠中で、37週目になります。前日妊婦検診で行われたGBS(B…
現在妊娠中で、37週目になります。前日妊婦検診で行われたGBS(B群溶血性連鎖球菌)の検査で陽性がでてしまいました。抗生物質のワクチンを投与しながらお産に臨むということでしたが、それでも100人に一人の赤ちゃんは感染してしまうと説明を受けました。もし、感染してしまったら赤ちゃんにどのような負担がかかってしまうのでしょうか。
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現在妊娠中で、37週目になります。前日妊婦検診で行われたGBS(B群溶血性連鎖球菌)の検査で陽性がでてしまいました。抗生物質のワクチンを投与しながらお産に臨むということでしたが、それでも100人に一人の赤ちゃんは感染してしまうと説明を受けました。もし、感染してしまったら赤ちゃんにどのような負担がかかってしまうのでしょうか。
専門家からの回答
こんにちは。聴きなれない検査で陽性が出て不安かと思います。
私も妊娠後期にGBS陽性でした。
出生児にGBSに感染したとしても、症状が出る(発症する)のはそのうちのまた1〜2%で、
もし発症してしまうと、肺炎や髄膜炎、敗血症(血液の感染とそれによる臓器損傷)などの重症の感染症になる可能性があります。これらの病気は治療して回復しても、髄膜炎による後遺症で聴力・視力が失われたり、運動神経に障害が残ることがあります。
現在のところ、予防のための抗生物質以外で、100%感染を防ぐ手段は得られていません。たとえば帝王切開であっても、破水で感染する可能性があります。
感染する可能性、さらに発症する可能性はわずかですが、出生後に発熱が続いたり哺乳不良、呼吸数増加などがある時には血液検査が行われ、細菌があれば赤ちゃんにも抗菌剤が投与され治療がなされます。
心配かとは思いますが、お母さんにできることは、
病院にて抗生剤が点滴で時間ごとに(病院によって異なることがあるのでここでは数時間としますが)投与されるかと思いますので、もし余裕があればその抗生剤のスケジュールを看護師に聞いておいて、そして点滴が漏れたりなどのトラブルが無いように点滴部位が痛かったらすぐ知らせる、抗生剤の時間のはずだけどまだ来ない、などあれば聞いてみると、確実に抗生剤の投与がなされるように確認することだと思います。