食事中に機嫌が悪くなった子どもの躾け方、接し方が分かりません。
子どもの機嫌が悪い時の食事のシツケの仕方、接し方がよく分かりません。
来週出産予定の妊婦で現在、2歳6ヶ月の息子がいます。言葉もかなり喋れて意思疎通も同年代の子に比べるとよくできています。
普段はどちらかというと手がかからず、優しい息子で、激しい子を持つ親に比べたら期待し過ぎてしまっているのかもしれませんが、どう自分の気持ちを抑えたらいいのかが分かりませんし、なかなか抑えられず悩んでます。
食事の中で朝食がとくに手こずります。
栄養を考え出しても残される事も多くイライラしてしまうので、朝だけはいっか!と、最近は簡単に食べて終わらせられるものを中心にあげていました。(パンと牛乳など息子が好きなもの)
今回も息子の好きなものを出し、すんなり席に着き食べ始めたので、その後をパパに任せて洗い物をしに行きました。
里帰りも近いので、少し任せてみようと思い静観しておりました。
パパが、息子がパパに言わんとしてることがよく分からず何度か聞き返していました。その内、息子の怒りがヒートアップ。うちはパパが甘いので、無理難題を申し付けては、違う!とギャーギャー泣きわめき、もはや、何に怒っているのか、何がしたいのか、息子自体もたぶん分かってない状況に。
なぜそんな状況になる前にきちんと叱らないのか、パパにイライラしだした頃、息子が食べ物を投げたので私の怒りも頂点に。
息子はまだ、食べるそぶりはないものの、食べる!食べる!と泣いておりましたが、半ば強引に、今日はもう食べないでしょ、もうお終い、と、ほぼ朝食を取っていない状況で切り上げてしまいました。
その後、ソファーの上でシクシクと泣く息子を見て、悪いことをしてしまったと思ったのですが、自分自身も引くに引けず、そのまま保育園に送り出しました。
きちんと食事をとってもらいたいので、自分自身も気を付けています。
子どもの集中力を削がないよう、食事の時間はテレビを消し、おもちゃなど興味をそそるものも片付けます。
自分が潔癖症なので、下に新聞紙を引き、エプロンを2枚着させ、こぼしたり汚してもイライラしないよう工夫しています。
決められたごはんの時間にきちんと食べてもらえるよう、間食やおやつ・ジュースはほぼ与えておりません。
夜ご飯に関しては、全部食べたら好きなテレビを見ていいよ、と条件を出しているので、頑張って食べてくれます。
しかし、朝はそういった時間が持てないので、それは使えず。
この他に、どう気をつければ、うまくイライラせず食べさせられるのでしょうか?
また、今回に限っては、食事を切り上げたのは良かったのか、また、悪かった場合、どのようにしたら良かったのか、分かりません。
普段とても人思いで優しい息子で大好きなのですが、パパが性格的に叱れない?怒れない?ので、叱り役は自然と私に。
できれば怒りたくないし、イライラせず済む方法があれば知りたいです。
専門家からの回答
はじめまして、中村恵と申します。
お腹が大きい中、日々の子育てお疲れ様です。
質問されている日から察するに、もうお2人目のお子さまがお産まれになっているかもしれませんね。
実は私も今月10日に2人め出産して今、わけのわからない新生児とぽっぽさんのお子さまとは年齢が違いますがもうすぐ5歳になる息子の子育てをしています。
ぽっぽさんのお子さまの年齢から察するに、イヤイヤ期と赤ちゃん返りが一緒に出ているのではないかと感じます。
まずはイヤイヤ期は[脳の前頭前野が発展途上だから]と考え、お母さんの対応が悪いのでもなく、我儘な悪い子になってしまったわけでもないので安心してください。
永遠に続くわけでもなく、一時的な辛抱です。
3歳を過ぎた頃から徐々に前頭前野の機能が発達してきて「自分がこうしたい」という感情をコントロールすることができるようになりますから、それまでの辛抱ですよ。
子どもさんによっては個人差があるので長い短いはあるかと思いますが、イヤイヤに対して怒るなどの事がないように、上手くお子さまのイヤイヤを交わしてあげてくださいね。
イヤイヤ期はお子さま自身も抑えられないもので、脳の発達にも関係している為叱ったり怒ったりなどの対応はあまり良くないと思います。
まず、お母さんとは言葉である程度のコミュニケーションをとれているのにお父さんには言葉で上手く伝えられないもどかしさからのイヤイヤや思い通りにならない事からイヤイヤがでてしまっていたのでしょうね。(お母さんなら伝わるのに、お母さんならわかってくれるのに…お父さんにはどうしてうまく伝わらないのか…イライラするなぁ…)といったところでしょう。
この時期は叱ったり怒ったりではなく、お子さまの気持ちをくみ取り、「〇〇なのかな?」「〇〇して欲しかったんだよね」などと、代弁してあげたりしながらお子さまに共感してあげながら大人が上手く子どものイヤイヤをそらしてあげる事が大切です。
赤ちゃん返りにも似たような事が言えます。
今まで自分1人に注がれていた愛情や関心が突然やってきた赤ちゃんに全て奪われた気持ちになり、わがままを言ってお母さんを困らせたりわけのわからない行動に出たりもします。
まだ産まれてないにせよ、もうすぐ赤ちゃんが産まれてくることはお子さま自身も感じている事であり、お子さま本人が気がついていないうちに漠然とした不安を感じている事も多くあります。
産まれて、実際に赤ちゃんとお母さんが帰ってきたら余計にそれはひどくなると思います。
自分への親の愛情を全部下の子に奪われたという気持ちにもなってしまう可能性があります。
対処としては決して叱ったりするのではなく、「お母さんはあなたが1番、でも赤ちゃんは自分で何もできないからお世話をしてあげないといけない」という事を伝え、赤ちゃんに何かする前に先に上の子に「赤ちゃん、〇〇して欲しいんみたいだからしてあげていい?」と先に上の子に聞いてみたり、「赤ちゃんオムツ変えて欲しいみたいなんだけど、オムツ取ってくれるかな?」などとお手伝いしてもらったりして、赤ちゃんの用事がすんだら上の子に「〇〇ちゃんのおかげで赤ちゃんがすっきりしたって言ってるよ」「お兄ちゃん大好きだって」と伝えてあげたりと、上手く上の子とも関わりながら過ごすようにしてあげてくださいね。
「お兄ちゃんだから、お兄ちゃんでしょ、」などの言葉は我慢させる時には使わないでくださいね。
お手伝いできたら褒める、いい事してくれたら褒める。とにかく褒めて褒めて抱きしめて、赤ちゃんが多少泣いていてもお兄ちゃんを優先してあげれるように気をつけてあげてください。
いつのまにかたくさんお手伝いしてくれる頼もしいお兄ちゃんになってくれるといいですね。
イヤイヤ期もあるとなかなか上手くはいかないかもしれませんが、イヤイヤに関してはお子さまの興味をそらせるような代替え案などを提示するなどして上手くそらすようにしてあげてください。
産後はご実家に帰られるのか、ご家庭に戻られて過ごされるのかはわかりませんが、上のお子さまもデリケートでナイーブな時期ですので産まれたばかりのお子さまのお世話や頻回授乳の為の寝不足などお母さんも大変でしょう。休める時に身体を休めながら子育て頑張ってくださいね。
1つの意見として参考になれば幸いです。
専門家からの回答
ぽっぽさん。初めまして、あかりです。出産前のお身体は大丈夫ですか?第二子お子さまの誕生、楽しみですね。
さて、息子さんですが、とてもお利口でぽっぽさんが大好き。といった印象を受けました。なので、ちょっとのぽっぽさんがパパに育児をバトンタッチしてもらうことなども、ほんとはぽっぽさんにやってもらいたいのに…。といったフラストレーションがあるのかもしれません。
こちらが甘えさせている。と思っていても案外お子さまの甘えたいものさしは違ったりするものです。
なので、パパに頼むことは仕方がないですが、その他の場面でスキンシップを計りべったりと十分に過ごしていく時間があると満足してその後の行動がスムーズにいくかもしれません。
食事も3人で食べることも残り僅かです。楽しい時間を過ごすことができるほうが食事も進みやすいですよ。また、保育園で一食は食べているならば安心ですね。
これからますます自己主張が強くなるかと思いますが、(順調な成長の過程で。)そんなとき、食生活を豊かにするためにもその時、その時のお子さまの心境に寄り添うことが一番の食事を食べてくれるようになる近道かと思います。
また、もし息子さんがかんしゃくなどでパニックになるようになりなかなか落ち着かない場合は、部屋のすみに一人で静かになる空間へ導いたり、ハンカチを握らせ自分の手を使い引っ張らせたりなどの発散をする方法をお子さまに合うようなことを見つけ、落ち着く流れを教えてあげられると、今後、お子さまが誕生しこれまで以上に我慢や気持ちの置場所がなく辛くなってきたときの対処法としてお子さまを助けてくれることになるかもしれません。
叱りたくないのに、自分が叱るしかない…。辛いですよね。ぽっぽさん、一人で頑張ることないですよ。無理になってしまう前に、ご主人と話あって、もう無理だから。と、叱る、注意してもらうことに協力してもらいませんか。
男の子はますます母親よりも力も体も大きくなりますし、大変な反抗期にいたった時には女性には手に終えません。同性だからこその子育てや、父親の躾も今のうちから意識してもらうことも大切だと思います。
ぽっぽさんご自身の気持ちの押さえようがわからなく辛いときは、ご自身を楽に穏やかにするために、思い通りの子育てを止めてみるのも良いかと思います。止めることにストレスを感じられるかもしれませんが、子育ては、着替えや食事の準備など子供が出来ないことは手伝ったりし、子供もそれに従いますが、心や意思を思うとおりにはできません。そこは、親子で想いを通わせることによって理想に近づけるような気がします。
家族が増えると本当に笑いが増え楽しい時間が増えます。同時に忙しくもありますが、良いことですよね。
どうぞご自愛くださいますように。
専門家からの回答
ぽっぽさんこんにちは、もうすぐ出産予定ということで体も重いでしょうに、大変な中育児お疲れ様です。
2歳半の子供・・・これはこの世で最も手のかかる、理屈の通じない生き物です。賢い犬は3歳児並みの知能があるし、イルカやチンパンジーはもっと賢いそうですが、逆に言うと2歳半に犬以上のことをすべての面で期待するのは無理なことを強いているかもしれません。もちろん相談者様のお子様はもっと出来がいいのでしょうが、うまくいかなくても「まあこんなもんだよね」ぐらいに考えられたほうが楽だと思います。
もうとにかく生きていたらOK,一食ぐらい抜いても一日風呂に入らなくても歯磨きをサボっても死にはしない、保育園に行かれているなら昼ごはんは食べているでしょうし、夜も頑張って食べているなら、朝は食べたくないなら食べなくていい、本当におなかが空いていたら食べるだろう、ぐらいにハードルを下げたほうがいいと思います。かんしゃく、わがまま、自分が何で泣いているのか分からない、もう仕方がないと思います。
親としていつも100点満点の対応をし、三食完璧に食べさせるなど無理です。相談者様は十分よくやっておられ、お子様が優秀なのはお母さんがきちんとされているからという面も大きいでしょうが、だからことそ時には「まあいいか」でいいと思います。私でもこの状況だったら「うるさい!もういい、食うな!」と取り上げていると思います。
特に今後下の子さんが産まれ、どうしても生活リズムが崩れたり、息子さんに我慢させたりする場面もあると思います。もちろん将来的には本人も兄弟がいるメリットを自覚するとは思いますが、今の息子さんの世界にとっては下の子が生まれてお母さんを取られるというのは災難であり、納得いくものではありません。かわいいと思う反面、どうして自分の生活が変化するのか納得いかない時もあると思います。赤ちゃん返りもあるかもしれない、というかあって当然だと思います。今は甘やかしすぎぐらいでいいと個人的には思います。
「しつけをやめても大丈夫」「子どもをもっと信じていい」とか、「子供もママも笑顔になれる子育て」とか「うまい叱り方」「ママの罪悪感を減らす」といった育児書がいろいろありますので、大きい書店の育児コーナーなどで見てみられてもいいかもしれません。いい加減過ぎるママにはこういう本は向かないのですが、きっちりされすぎて息苦しい方には楽になれる情報があるかもしれません。