2019/9/29 22:01:30
増してくるグレーゾーン感から、子供に酷い言葉をぶつけてしまいます。
一歳半の頃検診で対人コミュニケーションが苦手という事で引っかかり2歳の再検査では成長が見られたため、大丈夫だろうと言われました。
でもやはり親から見るとグレーゾーンです。
知らない大人、子ども、環境への不一致や2歳になる妹への嫌がらせや物事への異常なこだわり偏食など言い始めたらきりがないほどで明らかに普通の3歳とは違います。
夫婦ともに福祉関係の仕事をしているから気づけると言うのもあると思います。
ずっと我慢して育児をしてきましたが2歳後半になり3歳になり更に増してくるグレーゾーン感にどんどんイヤイヤして大声で怒鳴ったり酷い言葉を言ってしまうようになりました。
今日はやめようと朝意気込んでもそれとは裏腹な行動をする子どもにイライラが止まりません。
数ヶ月後には3人目が生まれます。
不安でなりません。
専門家からの回答
はじめまして。
言語聴覚士で、1歳の娘を育てている中井と申します。
毎日の育児、本当にお疲れ様です。
お子様がグレーゾーンではないかと感じられているのですね。
はっきりと診断してほしいというお気持ちであれば、検査や診断を行っている小児科や精神科クリニック等に相談されるのが良いかと思います。
診断がついてすっきりしたと語られる親御様もいらっしゃいますし、療育手帳の申請を行えば様々なサービスが受けられます。
また、診断がついていなくても、生活スキルやコミュニケーションスキル等の指導が受けられる施設はあります。
近年はペアレントトレーニングを行っている施設も多いですから、親御様の負担にならないサービス内容かどうかは確認された方が良いと思います。
個人的には、妊娠されているという事もありますし、無理をせず、出来るだけ楽に過ごせる手段をとっていただきたいという気持ちです。
まずはお子様と離れている時間を出来るだけ多く確保出来ないでしょうか。
離れている時間が多ければその分リラックスした時間を過ごす事が出来ますし、イライラしてしまう時間も少なくて済みます。
保育園のリフレッシュ休暇や一時預かりを利用するのも良いと思います。
自分が頑張って育てなきゃと考えなくて大丈夫です。
お父様や親御様など親戚の方、お友達等と一緒に育てていきましょう。
支援センターや、公共のサービスもありますので、使えるものは使って、いかに楽に過ごせるかを考えてみてください。
最後にひとつだけ、
イライラしてひどい事を言いそうになってしまった時、一度別室に行ってみてください。気持ちが落ち着いたらまた戻りましょう。
お子様の一挙一動に全て反応する必要はありません。無視する、淡々とやり過ごす、でも良い時もあります。お試しください。
毎日とても大変だと思いますが、どうかお身体を大切にしてくださいね。
専門家からの回答
こんにちは。
毎日、妊娠中に2人のお子さんの子育てに家事。ジェットコースターのように一日が過ぎていくのではないでしょうか。自分の事をする時間なんて皆無。
そんな忙しい中で、まめさんの、「今日はやめようと朝意気込んでも~」という中に、毎日の頑張りと、お子さんへの愛が伝わってきました。本当に頭が下がります。
3つのことをお伝えできればと思います。
①お母さんの妊娠中は、どういうわけかお子さんも不安定になることがあります。
小さい子どもは、お母さんのことを感じているんですね。それだけお母さんとつながっているんだと思います。最近ますますお子さんの様子が気になるということなら、こういう事も関係しているかもしれません。
②こだわりが強いお子さんへの指示の出し方や、お部屋づくり(環境づくり)など、本を探してみたら、ヒントが得られると思います。お子さん自身のストレスや、生活のしづらさが、解消されることが大切です。
・色 おもちゃ 片づけ方
・一日のリズムを作ると子どもは安心して生活する(単調なようでもいいんです。コレの後はコレというように習慣化してください)
・声掛けの方法
お子さんに合う方法が見つかるかもしれません。
③寝る前は、どんなにイライラしていても深呼吸して落着き、必ず毎日、「大好き」「抱きしめる」こういった愛情表現を、これでもっかてくらいしてください。
お母さんとお子さん両方の心にとって素晴らしいことです。
イライラしたら、深呼吸。3回深呼吸です。
応援しています!
専門家からの回答
こんにちは。妊娠されている中、育てにくいと感じながらの育児、大変だと思います。
はっきりと異常だ、病気だというわけではなくても、対人関係スキルなどのサポートをするような療育を受けられる場合もあります。お住まいの地域の児童相談所や保健センターの発達相談などを利用され、使えるサポートがないかご相談されてみてもよいかと思います。
近年、発達障害の領域では、親をサポートするペアレントトレーニングや、親の怒りやイライラをコントロールするアンガーマネジメントなどが行われています。こういったテーマの書籍が、大型書店の特別支援教育コーナーなどに置いてありますので、見てみられると参考になるかもしれません。