もうすぐ3歳になる息子はとてもパパっ子です。主人は特殊な仕事で、拘…
もうすぐ3歳になる息子はとてもパパっ子です。
主人は特殊な仕事で、拘束時間が短く基本的にほぼ毎日15時までには仕事が終わっています。
私は一般企業で18時まで仕事をしているので、私の方が帰宅時間も遅いため、保育園のお迎えは主人が行っています。
15時半過ぎに保育園のお迎えに行って、私がが帰宅する19時前まで主人と息子はずっと二人で過ごしています。
主人が平日は毎日、保育園から帰宅後遊んで、私が朝に用意した夕飯を食べさせ、お風呂に入れています。主人も一人で息子の面倒をよく頑張っていると頭では分かっています。
でも、私は好き好んで仕事をしている訳ではなく、共働きでなければ生活も厳しいし、主人も共働きを希望ていました。だから育休後復帰して、仕事に家事に子育てに自分なりに頑張ってきました。そして主人より圧倒的に息子と過ごす時間は減りました。パパっ子になったのが全てがそのせいだとは言いませんが、どうしても主人のせいだと思ってしまい主人とも険悪な雰囲気ばかりになります。
息子も寝るときは必ず私じゃなければダメだったのに、最近は私と二人で寝室にいるとパパがいい!とギャン泣きします。「パパがいい!ママどっか行って!」と体を押されて拒否された時はもう泣きそうでした…。
私は何のために働き、朝早くから起きて頑張っているのかわからなくなりました。
パパっ子なのは仕方ないですし、息子と過ごす時間を増やすことは現実的に難しいので、これから気持ちをどうやって切り替えたらいいでしょうか?
息子はもう母親の私が必要ないのでしょうか?
自分の存在が母親や妻ではなく、家政婦みたいだと思えて、仕事から自宅に帰宅するのも嫌になります。こんな事を誰にも相談できず悶々と過ごし来ました。いいアドバイスをいただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します。
専門家からの回答
こんにちは。
極端に言うと、相談者様は夫に嫉妬しておられるということになりますが、母親と父親で張り合って子供からの愛を競い合っても仕方がないようにも思います。例えばろくに世話をしない近所のおばさんのことが好きで好きで仕方がないということなら、なんであの人のことが好きなのかと思っても仕方ないと思いますが、夫は子供の親であり、世話もしているわけです。
妊娠中の体のつらさに耐え、出産の痛みに耐えたのは相談者様なわけですが、それは子供には分からないことです。子供が、こちらが希望する愛情表現をしてくれるとは限りません。
私の子も、ちょっと注意したら「ママ嫌!パパがいい!」と言いますが、これは「ママ(が厳しく注意するという今現在の行動が)嫌!パパ(に優しく世話してもらうのが)いい!」という意味であり、こちらの人格の全否定ではないと思います。
立場を逆にすると、働きすぎで終電帰りのお父さんたちは、たまの休みに家にいたら子供たちに「次はいつ来るの?」「おじさんまた来てね」と言われてがっかりしているわけです。自衛隊員など特殊な職業で、めったに会えない父親もいます。しかしそういった家庭の子供たちが、何歳になっても、「父親?知らね、いなくてもいい、嫌い」というわけではないと思います。お父さんがいるから家庭が成り立っている、お父さんはお父さんなりに自分を愛しているということを分かってくると思います。
とはいうものの、私自身も、子供が祖父母(私の実両親)に異様になついているのを見ると、嫉妬が吹き荒れます。むかつきます。お気持ちは大変よく分かります。理性ではないですよね。でも育児というのは、子供が思った通りの形での愛を返してくれなくても、愛し続けなければならないものだと思います。むしろそういう人生修行だという面もあると思います。子供を勝手にこの世に産んだのは親である我々です。子供から「私をあなたたちの子供としてこの世界に産んでください」と依頼されたわけではありません。「なんでこんな世界に産んだんだ」と言いたい子もいるかもしれません。そのかわり我々は、たとえ子供が一言もママと言ってくれなくても、愛し続けるのが親の修行だと思っています。
専門家からの回答
はじめまして、中村と申します。
仕事に家事に毎日お疲れ様です。
びっちゃんさんはとても頑張っていらっしゃると思いますよ。
朝早くから起きてお子さまとご主人の為に食事を作り、頑張っているからこそお子さまがパパばっかりになってしまうと寂しいですよね。
お帰りが7時頃になられるという事ですがお子さまがお休みになられるのは何時頃になりますか?
8時か9時頃であれば、もうされているかもしれませんが帰ってきてからすぐにたくさん抱きしめたりスキンシップしたり遊んだりとされてからご自分の事や家事などをされればいいかと思います。
「ママ嫌」と言われても本気でママが嫌だと思っているわけではないと思います。
寂しさの裏返しも少しはあると思いますので、旦那さんも交えて親子3人でまったりする時間を作るのもいいかもしれませんし、可能で有ればお風呂を親子3人で入ってみるのもいいかもしれないですね。
「ママ嫌」と言われても「ママは大好きだよ〜。」「そんな事言われたら悲しいな〜」などと軽く受け流しながらたくさん抱きしめてあげてください。
「ママはあなたが大好きだからお仕事頑張って元気がなくなっちゃったから帰ってきたらママに元気をわけて〜。」「充電〜」などと言いながらぎゅうぎゅうはぐしたり、「大好きごっこ〜」と言いながら抱きしめることを遊びにしてしまったり、離れてるぶんたくさんスキンシップを取るようにしてみてください。最初は嫌だと言われても本気として受け取らないようにしてください。
「はいはい、でもママは好きよ〜」と毎回伝えてあげてくださいね。
気持ちの切り替えはなかなかに難しいかもしれないですが、一度ご主人とも話し合って素直にびっちゃんさんのお気持ちを伝えてもいいと思います。
ご主人にもお家で協力してもらい、「ママは一生懸命お仕事してくれてるのは家族の為なんだよ」「パパはママの事大好きだよ〜」「ママは〇〇くんが大好きなんだから帰ってきたらたくさん好き好きしてあげてね〜」などと普段から伝えてもらうなども大切です。
お家で子どものお世話にいっぱいいっぱいになってしまいがちですが、子どもとたくさん関わっている方が関わる時間の少ない伴侶に対してのフォローはとても大切だと思います。
子育ては夫婦で協力してするものだと思いますし、仕事も家事も子どものお世話も全てが子育ての歯車の1つであると思いますので、お互いフォローしながら上手く子育てできるといいですね。
びっちゃんさんとご家族が笑顔で毎日過ごせるように少しでも参考になれば幸いです。