ママ依存が強いこどもに嬉しい反面疲れてきました。
ママ依存が強いこども達について。
こんにちは。5歳と2歳のこどもがいます。
ありがたいことなのかもしれませんが、上の子も下の子も母である私のことが大好きで、常にと言っていいほど上の子は「ママ見て!」と訴え、下の子は「ママ!ママ!」とどこに行くにも私について回ります。
食事を食べるのも「ママの隣がいい」お風呂に入るのも「ママと一緒がいい」歯の仕上げ磨きも「ママがいい」と、家にいるととにかくママ!ママ!です。
夫は仕事が忙しく、平日はこども達が寝た後に帰宅し、起きる前に出勤してしまうので、休日くらいはとお風呂や寝かしつけを頑張ってくれようとしているのですが、2人ともがあまりに「ママとがいい!」と言うのでここ最近は子育てに自信を無くしてしまっているようです。特に寝かしつけでは下の子は夫では近所迷惑になりそうな大声で半狂乱になりながら泣き叫びます。そのためいつも最終的には私がなだめて寝かしつけることになってしまっています。
こども達には「パパはいつもみんなの為にお仕事がんばってくれてるんだよ」と伝えたり、遊んでくれたときには「パパと遊ぶと楽しいね」など話をしたりしています。夫には「手伝ってくれてとっても助かっている、ありがとう」と伝えています。
以前はママ依存は一時的なもので、もう少し大きくなれば改善されるだろうと思っていたのですが、そう思い続けて随分経ってしまいました。旦那も自信を無くしてしまいそうになっている上に、ここ最近コロナウイルスの影響でずっと家で過ごしている2人のこども達の要求に、一日中応え続けることに私自身もだいぶ疲れてきてしまいました。
ママ依存を少しでもよくするために、私の関わり方や夫の関わり方で何か改善できる点はありますでしょうか。寝かしつけについても、どれだけこどもが泣いても怒っても最後まで夫に任せた方が良いのでしょうか。まとまりのない文章で申し訳ありませんが、何かご助言頂けると幸いです。よろしくお願い致します。
専門家からの回答
こんにちわ
>2人ともがあまりに「ママとがいい!」と言うのでここ最近は子育てに自信を無くしてしまっているようです。特に寝かしつけでは下の子は夫では近所迷惑になりそうな大声で半狂乱になりながら泣き叫びます。そのためいつも最終的には私がなだめて寝かしつけることになってしまっています。
→これは仕方のないことです。ただごっこ遊びなどは男にしかわからない喜ばせ方などもあります。男のほうが子供ですのでw。
>こども達には「パパはいつもみんなの為にお仕事がんばってくれてるんだよ」と伝えたり、遊んでくれたときには「パパと遊ぶと楽しいね」など話をしたりしています。夫には「手伝ってくれてとっても助かっている、ありがとう」と伝えています。
→理想的過ぎていうことがありません。それをいわれると夫も育児により協力するので、夫も子供の一人と思って褒めてあげてください。
>ママ依存を少しでもよくするために、私の関わり方や夫の関わり方で何か改善できる点はありますでしょうか。寝かしつけについても、どれだけこどもが泣いても怒っても最後まで夫に任せた方が良いのでしょうか。
→まずは休日で外遊びやうち遊びなどで積極的にかかわらせる(共有時間)を増やすようにしましょう。肩車などは夫にしかできないでしょうし。Asさんのかかわり方はわるいものではなく、ママ依存なんて病気でもなく、単に愛情ぶかいというだけで問題はありません。そのうち夫にもベクトルが向くと思いますので気楽に子育て楽しまれてくださいね。
専門家からの回答
Asさん、こんにちは。
お子さんの「ママ、ママ。」ってとても嬉しいけど、あんまり呼ばれ続けるのはツラいですね。
どうしても子どもと一緒にいる時間が短いパパは避けられてしまうのですが、短い時間で親子の距離をグッと縮めるには一緒に何かをつくるのがおすすめです。
休日に工作(ダンボールを使ったちょっと大きめなもの)や料理(お昼ごはんやお菓子づくり)なんかはどうでしょう。
パパが気をつけるのは「教えるのではなく、一緒に楽しむこと」
子どもが主導なので「ダメ、ムリ」など否定する言葉は使わないようにして、基本「いいね、そうしよう」と肯定してください。
出来るだけママは違うことをしながら見守るスタンスで、パパと子どもがコミュニケーションできるようにしましょう。
一緒に過ごす時間は限られているので、スキンシップをいっぱいとるように心がけてみてくださいね。
あとは、ママとの平日の過ごし方です。
子どもがしっかりと集中できる遊びを見つけるたり、ママが見えにくいところで2人で遊んでもらったりするとママに意識が向きにくくなると思います。
少しずつ「ママと離れても大丈夫」という意識を持ってもらいましょう。
とはいえ、まだ2歳と5歳なので急に離れようとすると不安になって逆効果です。
ゆっくり進めてみてくださいね。
Asさんがパパと楽しく育児できますように。
専門家からの回答
Asさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
ママが大好きな二人のお子さん、Asさんは、お二人ををとても愛情深く育てられているのですね。
お子さんたちにとっても、家で直接自分たちの面倒を見てくれているママ、それも、とても上手にかかわってくれる素敵なママのそばに居たがるのは、ある意味、自然なことかもしれません。
でも、それでもやっぱりパパとも仲良くしてほしいという思いはとてもよくわかります。ママの負担も大きくなっていますので、二人で分担できるよう、その手立てを考えていきましょう。
まずは、寝かしつけ以外でパパと一緒にやる行動で一番取り組みやすいものを選びます。食事もお風呂も仕上げ磨きもママがいいとのこと。それなら外での遊びや、体を使った遊びなど、父親ならではのかかわりから入ってみるのはどうでしょう。
そして、パパと一緒に遊んだら、今まで通り「パパと遊ぶの楽しいね」に加えて「パパ喜んでたねえ、ママも嬉しい」と伝える。
また、夜はパパもママも一緒に寝かしつけの場にいて、子供二人とパパに、ママから絵本の読み聞かせ(パパとママの役割が逆でも可)をしてから寝る、というようにしてみては?
そして、パパは「子どもたちと一緒にいることが嬉しい」と伝えたり、ママは「パパがいてくれるから幸せ」と家族で一緒の時間を過ごすことの重要性を共有したりして、4人家族ということを改めて認識してみませんか?
お子さんたちは、ママかパパか、という対立軸で物事をとらえている可能性があるので、ママではなくパパがいろいろやってくれると、もうママはやってくれないのでは?と不安になっているかもしれません。
そうではないということが理解できれば、案外スムーズに事が運ぶかもしれませんよ。パパとママが一緒に遊んだりお世話をしたりすることから始めて、ママがそれを喜んでいることがわかれば、ママが喜ぶことはお子さんたちにとっても嬉しい事なので納得性が高くなります。そして、少しずつ、パパの比重を増やしていってください。
寝かしつけをパパに任せる方法としては、ママが「今日はとても疲れてしんどい。頭が痛いので、先に寝かせてね。今日は、ふたりともいい子にしてパパと一緒に寝てね。また明日治ったら一緒に遊ぼうね。」と、理を尽くして話をしておくことも試してみてください。これは、子どもに嘘をついているわけではなく、実際にAsさんが疲れてきているという事実があるからこそ使える手だてです。
でも、こう言って早く寝た時には、お子さんたちが泣いてもパパに頑張ってもらってくださいね。泣けばママに代わってもらえる、叫べばわがままが通る、ということを学習させてはいけません。子どもは、本気で親が向き合えば、たとえ2歳でも理解できます。事前の準備と愛情から出た言葉でお子さんたちを納得させてから、パパに寝かしつけをお願いしてみてはどうでしょう。
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
医学的にこうすべきという答えがあるわけではないですが、私自身の感想として、お子さんたちに何かすることでどうにか変えられるような魔法の言葉はないように思います。後追いとか「見て見て」とかは親にちゃんと相手にしてもらえていない不安の表れとか言われる場合もあるかもしれませんが、相談者様がちゃんと相手しているのに「ママママ」言うのは、もうお子さんたちの個性というか、もうそういう生き物なのだと思ってうまくやっていくしかないように思います。牛を飼っていて、草ばかり食べたがる、肉を与えても見向きもしない、どうして肉を食べてくれないのだろう、どうすれば肉を食べるのだろう、肉のどこが悪いのだろうか、と考えても仕方ないと思います。草にしか興味がないのが、牛という生き物なのです。肉が悪いわけでもないし、肉をどうしようが牛は肉を食べないと思います。それと同じような感じで、お子さんは今のところパパになじまないけど、パパさんが悪いわけではないし、いつまでもパパ嫌いでもないと思います。いつになるかは分かりませんが、いずれ親離れし、友達との予定のほうが大事になり、反抗期もあるかもしれません、そして自立していきます。お父さんしか対応できない場面、お父さんを頼るときも必ず来ると思います。今のところは、お父さんとお母さんで子供をはさむなどして、みんなで寝るのがいいのかもしれません。
しんどい時には、動画を見せるとかゲームをさせるとかなんでもいいのでやらせて、お母さん一人の時間を5分でも作り、何とかやり過ごすというのが現実的ではないかと思います。
お子さんたちにパパは頑張っていると話したり、パパさんにもいつもありがとうと言う、もう十分理想的なことをされていると思います。
ある人の本にあったのですが、子供が愛情を求める量には個人差があると。マグカップ一杯の愛情で満足する子もいれば、バケツ一杯の子もいれば、バスタブいっぱいの愛を与えられないと満足できない子もいると。お子さんたちがママの注目を求める量もかなり多い方なのだと思いますが、それはもう個性として仕方がないことなのかもしれません。
大変と思いますが、自立するまで何とか乗り切っていただければというのが私の感想です。