2020/5/15 08:31:59
現在2人目の9ヶ月の子供を1日7回完母で授乳、離乳食は三回食で育て…
現在2人目の9ヶ月の子供を1日7回完母で授乳、離乳食は三回食で育てています。
私の歯の噛み合わせが悪く、噛むと痛んだり、しみたり、また親知らずが二本はえてきたので、歯科矯正をしたいと思っています。そこで親知らずを授乳中に抜いていいのか悩んでいます。
抜歯の時の麻酔、抜歯後のバイ菌が入らないための抗生物質は母乳にでてしまいますか?
もし母乳になるべくでないように気を付けて授乳するなら、薬を飲んで何時間気を付ければいいなどありますか?
薬のことを気にすると、搾乳して捨てて、その間はミルクにするかなとも思いますが、
今さら哺乳瓶で飲んでくれるか、また哺乳瓶になれたあとまた母乳を飲まなくなるかな、と心配です。
下の歯が神経に近いようで、もしかすると口腔外科がある病院で抜くことになるかもしれないと言われており、コロナの影響もありそこも悩みどころです。
専門家からの回答
麻酔はわかりかねますが歯科矯正歯科に勤めていたころはよく抜歯したあとのマウスピースを作っていました。
その後の治療は不明ですが、よく見られる治療法です。
こちらご参考になさってください。
専門家からの回答
こんにちわ
>抜歯の時の麻酔、抜歯後のバイ菌が入らないための抗生物質は母乳にでてしまいますか?もし母乳になるべくでないように気を付けて授乳するなら、薬を飲んで何時間気を付ければいいなどありますか?
→ よくきかれることですが、我々医師が授乳婦や妊婦に抗生剤などを処方する際は、FDA(食品衛生局)で安全性があるものしか基本処方しません。とはいえ授乳に多少は移行するので心配とは思いますが、授乳直後に内服したり4-5時間あければ基本は安心かなと思います。
コロナに関しては歯科ではエアロゾル感染も心配はされているので、虫歯などなければ延期してもよいかもしれませんね、事前に歯科に連絡していくとスムーズです。
専門家からの回答
こんにちは。あかりです。経験談をお話させていただきますね。
私も歯医者に大変お世話になりました。
診察と授乳を両立した方法ですが、診察する直前に授乳をさせ、授乳感覚のタイミングを調整し、麻酔が切れ、あまり影響がないのではないかという医師の時間の指示のもと授乳しました。
また、完母に近かったですがミルクにもお世話になったりしました。下の子は、上の子の食べ物を良く見ているので、意外と抵抗なく食べたり、飲んだりしてくれたものでした。
私も矯正をしていますが、歯医者とは長い付き合い、通院となりますので、子供を預けられる環境も必要となります。
反面、少し育児から離れられ、母としてのリラックスタイムでもありました。
どうぞお大事になさってください。参考までに。
専門家からの回答
はじめまして。
妊婦授乳婦サポート薬剤師の資格があります。参考になれば幸いです。
まず、お母さんの口腔内の状態が悪いことは、ストレスや疲れにも繋がるので、治療する事自体には賛同します。
そこで、薬の服用ですが、授乳婦でも飲めるお薬は意外と多くあります。
信頼性の高い情報を元に選びます。この場合、もちろんドクターでも詳しい方は多くみえますが、妊婦授乳婦サポート薬剤師がお近くの薬局にあるのであれば、ネットにどの薬局にいるか掲載されているので、探して相談してみてください。
話は戻りますが、授乳婦の飲めるお薬は多くあります。
それでも気にする場合は、断乳ではなく、授乳直後に薬を服用するようにしていただきます。そうすれば、次の授乳まで最低3時間。お子さんが9ヶ月であればもう少しあくでしょうか。
4〜5時間空けば、かなり安心です。
なので、もし薬を服用、そして麻酔等する場合でも、心配はあまりないですよ。
ただ、コロナの影響で今は手術も自粛傾向。様子を見て、歯科医師と相談して日程を決めることになると思います。
そしてそろそろ9ヶ月であればコップの練習もしつつ、コップでミルクを飲ませる練習も少ししてみてもいいかもしれません。
はじめてコップという、はじめてでも飲みやすい口のコップも売られたりしているので、試してみてくださいね。
ご参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
妊婦や授乳婦に対して薬を使って本当に安全なのかどうかを確認しようとすると、多数の妊婦・授乳婦・赤ちゃんを集めて、薬を飲ませて、どうなるか試すといった人体実験が必要になりますが、そういうことは倫理上行いにくいですし、多額の費用も必要になりますので、多くの薬の説明書には、「妊婦や授乳婦、赤ちゃんへの安全性についてははっきりとわかっていないので、個々の事例において、メリットとデメリットを考えて、個別に判断してください」というようなことが書かれています。「動物実験でネズミに薬を飲ませると、こういうことが起こりました」といったことが書いてあることもありますが、当然ながら人間とネズミは違いますし、体重当たりで人間の何十倍もの量を投与されている場合もあります。また、薬が母乳に多少出たとしても、それによって赤ちゃんに本当に影響があるのかというと、議論があります。
基本的に、抗生物質の多くは、授乳中でも問題なく使用できるとされております。ただその中でもできるだけ、赤ちゃん自身にもよく投与されるような薬を選んだり、ご心配であれば服用後一定時間は授乳しないということもあると思います。それぞれの薬によって、何時間後に体内の濃度が最大になり何時間後に濃度が半分まで減るかというのが異なりますので、薬の説明書に書かれた時間などの数値を参考にすることもあります。
今回のこととは関係なくても、不測の事態で母乳が与えられなくなるということも今後考えられますので、少しずつコップやストローで飲み物が飲めるように練習していくということも一つの方法かもしれません。
歯科や口腔外科の処置は、唾液の飛沫が飛ぶ可能性が高く、急がない手術や処置は延期されている場合もあります。また抜歯だけではなくその後の通院や、もし出血が多かった場合には追加処置など、起こりえるかと思います。今はそれほど痛みが強くない、飲食に困っておられないようなら、おっしゃるとおり新型コロナウイルス感染症の流行もありますので、申し越し落ち着くまで待つ、その間に母乳以外の飲み物に慣れていく、というのも一つの方法なのかもしれません。どの程度治療を急ぐ状態なのか、担当の歯科医師とよくご相談いただければと思います。