2020/5/18 19:14:42
小学2年の娘が変な潔癖症?です。触れたものをきれいか汚くないか確認してきます
小学2年の娘が変な潔癖症?なんです。
2月に自分がインフルエンザにかかったことやコロナの影響もあるのか、「〇〇の手はきれい?」「髪の毛に触ったけど大丈夫?」や、家の前で遊んでいても「鳥の羽って当たっても大丈夫?」「自転車のタイヤに当たったかもしれんけど、大丈夫?」などなど。やたらときれいか、大丈夫かを確認して来るようになりました。わたしも「大丈夫、きれいやで」と落ち着いて答えられるときはいいのですが、あまりにひどくなっているのでわたし自身もイライラし、「大丈夫って言ってるやろー」と怒鳴ってしまうこともあります。コロナもまだまだ無くなりそうにないし、娘は大丈夫でしょうか。。。
専門家からの回答
こんにちわ
>小学2年の娘が変な潔癖症?あまりにひどくなっているのでわたし自身もイライラし、「大丈夫って言ってるやろー」と怒鳴ってしまうこともあります。コロナもまだまだ無くなりそうにないし、娘は大丈夫でしょうか。
→結論から言えば大丈夫と思います。強迫神経症であれば、手洗いを4-5回連続でしたり、シャワーからでてこない、ごはんをたべないなど行動にも支障が出てきます。
要するに不安が強いので 信頼のある相手に、大丈夫といってほしいんです。イライラいする気持ちもわかりますが、あちらが言う前に 今日も大丈夫だよというくらいでよいかもしれません。 次第に改善すると思います。
怒ってしまうと自分の不安を言わなくなってしまったりするのでそれは注意しましょう
専門家からの回答
めみままさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
娘さんは、どれくらいの頻度でめみままさんに聞いてくるのでしょうか。
一日に数回という事であれば、同じ行動をとっていても気にならない時間もあるという事になりますので、あまり気にする必要はありませんし、今までのめみままさんの対応でいいかと思います。
しかし、1時間に何度も、という頻度になってくるとめみままさんも大変ですし、娘さんの生活にも支障が出てくるでしょう。
原因として、インフルエンザやコロナの菌が気になっているのだろうと推察されていますが、それなら、「マスクをつける、手をしっかり洗う、などで一定防ぐことができる」とお話しして安心させてあげましょう。
ただ気になるのは、病原菌を気にしているのではなくて、ほかに、なにか環境の変化はなかったのかということです。
一番怖いのは、背景にいじめが潜んでいて、「きたない」などと言われたことが原因で心に傷を負っている場合です。もしも心当たりがあるなら、即座に対応しなければなりません。学校と連携し、カウンセラーに相談したり、いじめ対応委員会を開催したりする必要があります。
次に、手を洗い続けたり物がさわれなくなったりする心の病気の場合です。これは、日常生活に支障が出るかどうかが受診の目安になりますので、児童精神科に相談してください。
ただ、ご相談を読む限りでは、何度も聞いてはくるけれど、手を洗い続けたり、シャワーから出てこなかったり、などの行動にはなっていないようですね。娘さんは、めみままさんが「大丈夫」と繰り返すことで安心感を得ているのかもしれません。
一見関係ないように見えるかもしれませんが、上記のような、いじめや病気の心配がないようなら、単にめみままさんの愛情を求めているだけかもしれません。母親に尋ねて答えてもらう、その繰り返しが愛情の確認になっているとしたら、「いつもあなたの事を思っているよ」「大好きだよ」とのメッセージが届けば、徐々に清潔にこだわる質問は減っていくかもしれません。娘さんの気持ちの寄り添って愛情を伝えていきましょう。
いくつか可能性のありそうな事を挙げさせていただきました。的外れなことを書いているかもしれません。何かありましたらまたご相談ください。
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
大人でも何が正しい情報か分からない中、不安を感じていると思いますが、子供も不安だと思います。不安のあまり、大丈夫だろうかと聞きたくなる気持ちもよくわかります。実際、何が大丈夫なのかということもまだわかっていない面も多いです。靴底がウイルスを媒介するとか、くしゃみのしぶきが何メートル飛ぶとか、換気したほうがいいとかエアコンは良くないとか、マスクは意味がある・いや意味はないとか、いろいろな情報が飛び交っています。
無鉄砲に、危険を顧みずやってみる性格よりは、大丈夫かなと慎重なほうが、自然界では生存確率は高くなると思います。
怖い、不安な気持ちがあることを理解し、「不安になるよね」と受け止め、手洗いの方法などを一緒に練習し、これをやっておけば大抵のことは大丈夫、と言って、できるだけ安心できてリラックスできる時間を持たせてあげることが対応になるのではないかと思います。そのためには、お母さんご自身にも、安心しリラックスできる時間と余裕が必要だと思います。
何十回手を洗っても安心できないとか、儀式のようなことをしないとけがれている気がする、生活の中でできないことが増えている、といったことがあれば、児童を対象にしている心療内科や精神科、スクールカウンセラーなどへのご相談もご検討いただければと思います。
藤原先生、こんばんは。
早速、回答ありがとうございます。
確かに、大体のことがわかっている大人でも不安になるくらいのことを子供はよくわからないけど、怖いことくらいにしか理解できないから不安も大きいですね。根本にどういう意図があるかをわかってあげられていなかったのだと教えていただきました。一度、なにが不安なのか、どおすれば不安が少しでも少なくなるのか、娘と一緒に勉強するつもりで話して見たいと思います。
ありがとうございました。