2022/6/13 12:03:53
小学二年生の娘がいます。入学した当初より母子分離不安があり、今でも…
小学二年生の娘がいます。
入学した当初より母子分離不安があり、
今でも待ち合わせ場所まで登下校します。
私は仕事をしていることから、放課後学童に通わせてましたが、一年生の終りごろから、腹痛を訴え初め、学童に行きたがらなくなりました。
私は勤務時間を短くし、学校行ってる間の勤務に変えました。
二年生でクラス替えがあり、また母子分離不安があり、腹痛、頭痛を訴えるようなり、月に5日程体調不良で休んでいます。
午前のみの症状が多く、病院でも特に病気が見つかりはしませんでした。
調べた所、HSC気質ではないかと行き着きました。
仕事を在宅にし、子供と向き合うべきか。
体調不良になると、職場にも迷惑がかかるし。
HSCの子供との関わり方が知りたいです。
これからが不安です。
子供は学校に行きたいと言ってますが、体調にあらわれてしまいます。
小児科にかかった時に、まだ発達段階だから
子供にはよくあることとま言われました。
そうなんでしょうか。
お手数ですがアドバイスいただけたらと思います。
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
現在、小学校2年生、ということですから、成人年齢が引き下げられたと言っても
あと10年は子育てが続きます。
ですので、残り10年、子育てが続く、という前提で、今できることを考えられるといいのではないかと思います。
無理をすると続きませんし、無理をすると、お子さんと一緒にいるときにイライラすることになります。
続けられる関わりをしてあげてください。
きっちり出なくても、ある程度期間を決めて、お子さんと向き合う時間をとることもいいアイディアだと思います。その期間を終えるときに次はどうすればいいのかを考えると良いと思います。
少し気になるのは、お父さんの関わりがお子さんに対して、お母さんに対してあるのかどうかです。
お子さんが頼れるのがお母さんだけだと、お母さんから離れられなくなってしまいますし、
お子さんがお母さん以外の人、であるお父さんを頼れると、家の外=学校でもお母さん以外の人を頼れるようになるのではないかなと思います。
いい方向に進んでほしいな、と思っております。
少しでも参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは 。日々お子様のサポートとお仕事、本当にお疲れ様です。
いつどうなるのか わからないのが大変困りますよね。もしかしたら 一か月先には仲の良いお友達ができたり 楽しい場所が学校の中で見つかったりして仕事を続けられるかもしれないし、来年も今の状態かもしれない。こういった見通しの立たないところが大変悩ましいところだと思います 。学童が嫌というのも、学童の何が負担なのか、例えば嫌なお友達や先生がいるということであれば、他の学童や習い事なら楽しく通えると言うこともあるかもしれず、またたまたま嫌なお友達が退所して居心地が良くなるというような偶然もあるかもしれず、親が操作できない部分で問題が起こったり解決したりする面もあり、どう動くのがよいのか、静観すればよいのか、本当に難しいと思います。
医学的にどういう方法が絶対に正解で、どういう接し方は絶対にダメということはないと思います。
当たり前のことかもしれませんが、お母さんがお仕事を持っていることは、家計の経済面でも重要ですし 、育児に全てをかけてしまうよりも、お母さんにとって社会での居場所が他にもあるということは大変意味があると思います。 その反面、 急に休みたいと言い出す時に 、仕事の調整がストレスになるという面もありますし、 お子さんにとってお母さんは仕事に行ってしまって会えなくなるという 不安につながる場合もあるかもしれません。 ただ、仕事をやめたり在宅に切り替えたとしても、私のせいでお母さんが仕事を辞めてしまった 、やりたい仕事ができなくなった、お母さんに負担をかけてしまったという発想に繋がる場合もあり 、難しい所だと思います。
私自身、自分の産後に心身の調子が悪く、子供が体調不良のときに周囲に謝りながら仕事の調整をしながら働き続けることが負担で、そこまでして続けたいという職場でもなかったので、退職し、短時間勤務などでつないでいた時期がありました。
ある育児書に書いてあったのですが、 子供の中には 、コップ一杯の愛情・安心感で事足りる方もおられれば 、バケツ一杯の愛情を求める方もおられ、バスタブいっぱいないと満足できない方もおられると。 もしかすると、「お母さんが甘やかすから 子供が自立しないのだ」 というようなことを言う人がいるかもしれませんが、私は決してそうは思いません。お子さん一人ひとりの 安心感や愛情の必要量が違うため だと思います。
お母さん一人だけで悩むのではなく、 お子様ご本人や 旦那さんがおられれば旦那さん、地域の育児サポートやシッター、学校の担任、スクールカウンセラーなどとも相談し、少しずつご家庭に合った方法を探していていただければと思います。