2025/11/4 19:52:13

9歳小3男児の習い事について続けるか悩んでいます。英語と家庭教師を…

chopin
chopin / 44歳 / 男性 / 経営者・会社役員 / 既婚 /

9歳小3男児の習い事について続けるか悩んでいます。

英語と家庭教師を小一からやっていたのですが、ここ半年月に1、2回行きたくない、やりたくないと部屋にこもってしまいます。
最近は英語行ってきた、といいながらも行かずに英語教室の隣の駄菓子屋で万引きしてました。
私が帰りがいつも遅いので妻とのやり取りが把握できないのが辛いところなのですが、妻の性格上こどもの話は聞かず自分の思いつきで「やれ」を押しつけているのは想像がつきます。
半年くらい前からも肘で腰骨あたりを頻繁にたたいたり、両手の指をくねくねさせたり常同行動のようなものも毎日見られます。
同じく妻に対してうるせーとか大声で反抗もしています。

私に対してはどうしたのか詳細を自分なりに話をしてくれます(お菓子を盗んだことも自分であやまってきます)
前置きが長くなりましたが、習い事をやめてもいいんだよ、ときいてもやる、と返ってきてしまいます。でもいかないし、状態も悪いのでどうしたものかと悩んでいます。

こちら主導で辞めさせるの違う気もします。どのように関わっていけばよいでしょうか?

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    専門家からの回答

  1. jigokushoujoennmaai 藤原芳子 2025-11-12 17:55:15
    • 医師

    こんにちは。

    個人的には、「休みたい」というなら休ませればいいし、やめたければやめればいいと思います。逃げ癖がつくなどと迷う方もおられますが、つらい環境からしっかり筋を通して逃げる、礼儀を失わない形で辞めるという練習も重要です。

    習い事も学校も、そのほかなんであっても、ご本人の成長のきっかけをつかむためのものであって、無理して続けるほどのものではない、無理して続けて得られるものはあまりないと思います。

    そもそも子供にかけるお金・労力・時間などの、ほとんどは無駄であると思います。大人になってから、自分自身が、親や教育者からかけてもらったお金・労力・時間のうち、直接、大人になってからの能力に直結しているものがどれぐらいあるかというと、ほとんどの方は、「親や先生や学校や習い事でやってきたことの、ほとんどは無駄だったなあ。でも、間接的には、今につながっているかもしれない」というような感じではないかと思います。もしくは、子供のころは全くものにならなかったのに、大人になってから自主的にやるなら楽しい、というようなこともあると思います。
    私自身を振り返っても、公文とかスイミングとかピアノとか、いろんな習い事をさせてもらいましたし、学校では演劇を見たり音楽鑑賞会があったりしました。家族でバレエの公演を見に行ったけど眠りこけていたので「高いチケットを買ったのに無駄だった」と言われたり、キャラクターショーに連れていかれて着ぐるみが怖くて大泣きしたと親が言ったり(私はそのショーに行ったこと自体覚えていません)、いろんなことがありましたけど、「ピアノは全く自分には向いてなかったなあ。でもそういう世界に触れられたことは良かったし、自分は音楽には向いてないってことだけでも分かって良かった。でも親がかけてくれたお金や時間に見合うリターンがあったかと言うと、無駄だったなあ」といった感じです。そもそも親から連れて行ってもらった旅行先など、自分自身は全く覚えていないことも多いです。

    だから、私自身も自分の子供に対しては、「親として、子供に良かれと思っていろいろ体験させてみるけど、8割は無駄になると思ってやろう。半分は親の自己満足だと考えて、子供への押し付けにならないようにしよう。本人が嫌がっていたり、タイミングじゃないことをやらせないようにしよう」というふうに思っています。習い事も、半分でも参加できればいいか、と思える程度の値段・時間のものだけしたらいい、「これだけ時間・お金をかけたんだから、これだけはマスターしてもらわないと、見合わない」などとは思わないようにしようと思っています。

    「万引き」や、お母さんとの関係悪化、体の動きなどは、ご本人が発しているSOSなのかもしれません。つらくてたまらないことがある、誰か気付いて、助けて、というメッセージかもしれません。

    「やめてもいいんだよ」といっても「続ける」とおっしゃるのは、「自分が、やめると言うことで、お母さんが悲しむ。自分の気持ちを言うことで、お母さんに反抗するという形にはしたくない」ということなのかもしれません。もしくは「英語教室のこういう点は楽しいのだが、ある点については楽しくない。だからやめたい気持ちもあるし行きたくない気持ちもある」というようなことなのかもしれません。

    習い事自体が問題というよりも、お子さんのつらさに対してお母さんが認めてくれない、家庭内が安心できリラックスできる環境ではない、といったことのほうがご本人はつらい場合もあるかと思います。

    今一度、お父さん・お母さん・お子さんの間で、「習い事も含めいろんな活動は、お子さんが楽しみつつ、お子さんの成長を助けるためにある。楽しくないことを無理にやる必要はない、同じ英語を学ぶのでもいろんな方法があるし、タイミングがある。どうするのが一番いいのか、お子さんもお母さんもご家庭全体もハッピーになれるのか、一緒に考えよう(誰かを責めたり、責任を追及するのではなく)」といった形で話し合いを持てたら理想的かと思います。今回のことは、ご本人とご家族にとって、成長のチャンスでもあると思います。お子さんにとっては、「自分の気持ち・つらさ・意見を言葉にし、尊重される」というチャンスですし、ご家庭として、育児の方向性や価値観を改めて見つめなおし、時間・お金などをどう使っていくかということを考え直すチャンスでもあると思います。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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