2019/10/19 08:51:02

死に対する恐怖と興味が芽生えた息子にどう接すればいいでしょうか。

mikachan0103@gmail.com
きのこ / 39歳 / 女性 / 会社員 / 既婚 /

4歳ごろから”死”に対して恐怖が芽生え、「死ぬのが怖い」と言ったり、軽いけがや風邪などの病気で「〇〇(自分の名前)は死ぬの?怖いよ」ということがよくありました。
5歳ごろからは何気ない日常の生活の中でふと「こんなこと考えたくないのにお母さんが死んでほしいって思ってしまった」や「いやなのにお姉ちゃんに死んでほしいって思った」、テレビを見ながらテレビの中の人に対しても同じことを言うことがあります。その時の本人の表情はとても悲しそうです。
また、保育園に通っているのですが保育園から帰るときはほぼ毎回「今日はね〇〇君のこと押してしまったけど、ごめんねって謝ったよ」「今日遊んでいたら〇〇ちゃんとぶつかっちゃったて〇〇ちゃんがこけたから謝ったよ」などと、良くないことをしたと思うことを毎回のように報告してきます。
この子の将来のために私たち親にできることがあればアドバイスいただけないでしょうか?
また、すぐにでもカウンセリングなど受けて対処するべきでしょうか?

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    専門家からの回答

  1. 井上 英麻 井上 英麻 2019-10-21 16:51:49
    • 保健師
    • 看護師

    こんにちは。4歳頃から死への恐怖が強く、生死についての発言や良くないことをしたことの報告があるとのことですが、何かきっかけがあったのかと思われます。
    図書館などでも死についての絵本やテレビでの出来事など、心あたりがありませんでしょうか?きっかけがなんであれ、一年過ぎても死への恐怖や行いについての発言があるということはかなり大きいきっかけだったと思われます。

    親として今後関わるときに、そういった発言があれば、その都度「死」というものは大人も子供もこわいこと、おかしいことではないと肯定をしてあげるといいと思います。今後、もっと大きくなってくると、性格にもよりますが周囲の子供が乱暴な言葉を使ったり虫を殺してしまったりのこともあると思います。ですので、自分だけが死を怖がっていてみんなは違うのかも、と思わないように誘導してあげることがいいと思います。
    また、テレビはもちろんですが、図書館や子供向けの映画などでも、死について多少なりとも取り扱うものがありますが、それらを触れさせる時期としては適切でないように感じます。さらにショックを受けてしまうことを今はさけるほうが無難かと思います。(もちろん、映画や本から死についての描写で得るものもあるかと思いますが、死への恐怖を乗り越えるにはまだ早齢かと思います)
    日常生活の中で、本人が感じることの表出を止めると、余計に死や良くないことについて考えてしまう傾向にあることもあるので、今はそういった表出も受け止めて、(かといって、褒めるとずっとやってしまうことがあるので、聞いているよ、という姿勢で)昇華させてあげることがいいかと思います。
    ご参考までに。

  2. 専門家からの回答

  3. jigokushoujoennmaai 藤原芳子 2019-10-19 09:30:18
    • 医師

    こんにちは。

    死への恐怖は、行き過ぎるとタナトフォビアなどと呼ばれることもありますが、生物として根源的なもので、消すことはできないと思います。この恐怖を克服するために、宗教や科学や文化が生まれたと思います。つまりある宗教では「天国はこういうところで、善行を積むとここに行ける」と言いますし、科学ではよく分からないのでせめてこの世界のことを細かく知ろうとします。文化は、死までの時間の暇つぶしというか、今を楽しむことで死への恐怖を忘れるという解釈もあるかと思います。また人が子供を産むのは、子供に命を引き継ぐことで、自分は死んでも自分の分身が生きるという状態にすることで、死への恐怖を薄めるためかもしれません。

    正解はないので、一緒に考えるしかないと思います。

    死をテーマにした絵本も多くあります。祖父母、両親、ペット、時には兄弟の死に向き合わなければならない子供向けの本です。「死 絵本」などで検索すると出てきます。また、地獄をユーモラスに描いた絵本などもあります。

    もしくは、親のがんや、自分のがんなどに向き合わなければならない子供もいます。

    死ぬのが怖くて何もできないとか、泣いてばかりいるとか、お化けのようなものが幻覚として見えているようだといった場合は、児童精神科などへの受診もご検討頂ければと思います。

    私自身ですが、自分自身の失明(目という臓器の死と言えるかもしれません)が怖いという感情から、医師になることを決めました。お子さんの恐怖というか死への興味を、いろんな方向につなげていくこともできるかもしれません。「この車には、人が傷つかないようにこういう工夫が行われている」「このガードレールは何のためにあるか」「川の堤防がないとどうなるか」など。季節の移り変わりに、落ち葉が落ちるとか季節が巡る様子に、自分のいのちを重ねて感動するような感性が、百人一首などにも描かれております。おかしなことを言うと思わず、「そういう感性は大切なんだ」と認めてあげるといいかもしれません。ただ、ショッキングな事故・災害の映像などは、無制限に見ないように制限したほうがよいと思います。

    1. mikachan0103@gmail.com きのこ 2019-10-19 10:32:01

      ご回答いただきありがとうございます。
      息子の「死んでほしいと思った」という発言にショックで悲しく、息子が将来誤った行動をしてしまうのではないかと不安に思っておりました。
      正直、今はまだ心配しかありませんが、子供にとっていい方向に進めるよう模索しながら子供たちと過ごしたいと思います。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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