小学1年生の男の子がいます。夏休み明けから登校班での登校が出来なく…
小学1年生の男の子がいます。夏休み明けから登校班での登校が出来なくなってしまいました。
今私が朝一緒に着いていって登校班の一番後ろから歩いて行っています。特に意地悪をされたり着いていけないという事ではなく、人見知りな為大きい子にまじれない、しゃべる子がいないので寂しいといった感じです。なので私と一緒であれば、そう嫌がったりもせず行きます。寂しいというので玄関まで送っていました。
少し前に個人懇談があり先生の方から少しずつお母さんとの距離を離し班にまじって行けるようにして行こうという事で、子供と2人で何日はここまで、次の日はここまででバイバイすると計画を立てました。
そして実行する日の朝から、「ママ玄関まで送って」とグズグズになってしまい。仕方ないので車で送り、駐車場でバイバイしよ。少しでいいから離れていける距離を伸ばそう。と話しましたが泣いて怒って、チャイムが鳴っても授業の時間になっても離れず、泣いて駐車場にいました。
先生が気がついてくれて迎えに来て連れていってくれました。
一度教室に入ってしまえば、そのあとの学校生活は特に問題ありません。最近毎日これの繰り返しです。今日も校長先生に抱えられ行きました。そんな姿を見ていると私も涙が出てきて、これでいいのか、何が正解なのかわからなくなってきました。
私が甘やかしすぎたのかもしれないのですが私への依存が強いように思います。
どのようにしていったら私から離れられるようになるでしょうか?お知恵を貸してくださいと。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
夏休み明けから息子さんが登校班での登校が出来なくなったことに悩んでらっしゃるんでね。
夏休み明けからということは夏休み前は登校班での登校が出来ていたということだと思いますので、れもんさんも困惑されていることと思います。
学校に着いたら問題ないとのことですので、れもんさんもおっしゃっている通り、大きい子に混じれない、喋る子がいないということが苦痛に感じるのかもしれませんね。
クラス内では仲の良い子と一緒にいることが出来ますが、登校班メンバーは選べないですから。
実は私も小さい頃は登校班での登校が苦痛でした。
同じ登校班内に仲の良い友達がいなかったんですよね。
それぞれ喋っているのに自分は1人ということもあり、とても孤独感を感じていまし、みじめだなと思っていました。
登校班での登校は各学期に数回程度だったのですが、単独での登校の方がよっぽど気楽でしたよ。
息子さんはそれが毎日なので、行きたくないと思うのでしょう。
まだ小学校1年生ですし、可能であるのならば、息子さんが「もう大丈夫」と言うまで付き合ってみるのも一つの方法だと思いますよ。
毎日登校班で行くということは、頻度が低いよりも適応しやすい環境と言えると思います。
まずは付き添って登校する、そして、息子さんが次のステップ(少し離れる、途中までで帰る等)に進むと言った時に進むという形でも良いのではないでしょうか。
子どもは日々成長します。
登校班の中の誰かと仲良くなるかもしれませんし、開き直って1人でもいいやと思うかもしれません。
大人になっても親に付き添われないと移動出来ないという人は、特別な理由がない限り、なかなかいませんので、焦る気持ちもあるかもしれませんが、出来る限り息子さんのペースに合わせてあげても良いのかなと感じます。
れもんさんは自分が甘やかしすぎたのではないかと心配されているようですが、甘やかすことは決して悪いことではないですよ。
もちろん、危険なことや人の迷惑になることをしても怒らない、欲しい物を無制限に与え続ける等といったことは誤った甘やかしです。
ここでいう「甘やかし」は子どもが自分に対して求めていることに十分に応えてあげることです。
「もっと絵本を読んで欲しい」「抱っこしてほしい」等と言ってきた子どもの要求に時に応えてあげる等といったことはとても大切なことです。
甘やかしすぎると自立しないのではと思われるかもしれませんが、実は正しく甘やかした方が自立するのは早いんですよ。
人は満たされると自然と次のステップに進めます。
これからも是非正しく甘やかしてあげてください。
少しでも参考になれば幸いです。
れもんさんとれもんさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
高田様
アドバイスありがとうございます。正しく甘やかすのはいい事だと知って、心が軽くなりました。私が甘すぎているのかと気にしていたので。まだ時間はかかるかもしれませんが、本人が満足するまで付き合ってみようと思います。
ありがとうございました。とても助かりました。
専門家からの回答
こんにちは。
中国などでは、小学生でも親がドアツードアで送迎するのが普通であり、日本人の子供が一人で通学しているのを見ると驚かれるそうです。それは子供一人で歩けないぐらい治安が悪いとか交通マナーが悪いということでもあるのですが、そういう環境なら「うちの子は普通と違う、どこかおかしい、何とかしなければ」と思う必要はなかったかもしれません。
最近、ひといちばい繊細な子とかひといちばい繊細な人というのが注目されています。お子様がこれにあたるのかは分かりませんが、「普通これぐらいできるだろう」ということが、どうしてもその人なりの理由で嫌だということがありえるのだと思います。
一度教室に入ればその後は問題ないのであれば、お母さんと離れられていないことはあまり関係ないようにも思います。
もしくはお母さんではなくお父さんでも祖父母でもだれかが同伴していれば通学できるのであれば、お母さん離れできないこととは関係が薄いようにも思います。
やはり通学の何かが、お子さんなりの理由で気になっているようにも思います。
私だったら、あまり気にせず、気が済むまでお母さん同伴で通学するかもしれません。
これは、「嫌いな食べ物はどうしても食べさせて好き嫌いは克服しなければならない」と考えるか、「いくつか嫌いな食材があってもそれほど苦労しない、楽しく食べるほうが大事」と考えるか、といった問題とも通じるところで、個人の考え方・人生観にもよるところだと思いますが、私個人的には、一つぐらいできないことがあっても、「お母さんが一緒になら安心して学校に行ける」という対処法があるなら、その対処法を使えばいい、いつかひとりで行けるときもくる、という風に思います。
藤原様
繊細な子というのは当てはまります。ナイーブで少しの変化でも敏感です。
なのでつい私も甘くなってしまう所もあり。ですが、アドバイスを頂いて、気の済むまで付き合ってみようかな思いました。
ありがとうございました。