2020/4/24 20:14:07

私は長男(9才)、次男(8才)、長女(5才)、の3児のシングルマザ…

まりまま
まりまま / 36歳 / 女性 /

私は長男(9才)、次男(8才)、長女(5才)、の3児のシングルマザーです。
次男に関しての相談なのですが、自分が起こしてしまった問題に関して自分が起こしてしまった・自分がやったしまった失敗を理解できず、原因は他人にあると考えてしまっています。
分かりやすく噛み砕いて説明しても、都合が悪くなると「眠い」、「体が痒い」、など話を反らし自分から他の問題へ目を向けさせ、いかに早く逃げれるかを考えているように見えます。
そもそも話を理解していないので同じことを繰り返してしまいます。
他人にも興味があまりなく、自分に不利になることの時だけ感情を露にします。
今回も仲良くしている家族との間でトラブルを起こしてしまったにも関わらず全く反省は無し。謝ることもなく…
相手の家族には「話をしても無駄だから」と取り合ってもらえず…本当に頭を悩ませています。
どうやったら理解してくれるのか、またそれは私が原因なのか、対処法などを教えていただきたいです。

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    専門家からの回答

  1. 小坂 恵 小坂 恵 2020-04-27 18:30:51
    • 看護師

    まりままさん、こんにちは。

    次男さんのしつけについて悩まれているんですね。
    まりままさんはシングルで3人のお子さんを育てていらっしゃるということで、本当に毎日大変な苦労をされていらっしゃると思います。

    どうしてもひとりひとりに深く関わる時間がもてない状況だと思いますが、それでもそうやって次男さんに向き合ってお話しされているのは本当にすごいことだと思います。
    まりままさんの責任感の強さを感じます。

    それでは本題になりますが、次男さんは8歳です。
    8歳って大きくなったように感じますが、まだ周囲の人の立場には立てない子も多いんです。

    自分が言った言葉ややった行動で、相手にどんな影響がでるか、考えて行動することは少し難しいんですね。

    今回のような経験を通して話をしていくことになります。

    そこで話をしていくときのポイントとなるのが、次男さんは「問題を起こそうとして、やったことではない」という点です。

    ついつい気分が盛り上がって……
    ついつい何かに腹がたって……
    ということがほとんどではないでしょうか。

    まずは問題となる行動を起こした次男さんの気持ちを汲み取りましょう。

    ・問題を起こして、びっくりしている
    ・嫌なことがあって怒っている
    ・叱られると思って落ち込んでいる
    なら
    「びっくりしたね。何か嫌なことがあったのかな?大丈夫だよ、どうしてこうなったのか教えて。」

    次男さんの行動を叱るのではなく、まずは問題を起こしてしまって傷ついている次男さんの心のケアをしましょう。

    そして、その行動に至った「経緯」に注目し、そうなった現場にいた兄弟の行動も一緒に考察してください。

    確かに問題を起こしたのは次男さんかもしれませんが、何か問題が起きたときには次男さんを取り巻く環境にも問題があると考えましょう。

    そして話を反らして逃げようとするのも「自分の気持ちを分かってもらえていない」と感じているからだと思います。

    人は自分の気持ちをわかってくれない人からのアドバイスを素直に聞き入れることはできません。

    今後次男さんが何かしてしまったときには、毎回心のケアからしてみてください。

    はじめは変化がないかもしれませんが、これを経験していくうちに自分の気持ちを話してくれたり、こちらの話に耳を傾けてくれるようになるはずです。

    最後に、忙しくてなかなかひとりひとりの子どもとの時間が限られると思いますが、こういったときこそ、その子の心に寄り添い大切にできるチャンスです!

    まりままさんの愛情をこのときにたっぷり注いでいきましょう♪

  2. 専門家からの回答

  3. 松岡勇太 松岡勇太 2020-04-27 10:09:45
    • 医師(産婦人科、内科、精神科)
    • 栄養士(産婦人科、内科、精神科)

    こんにちわ

    >私は長男(9才)、次男(8才)、長女(5才)、の3児のシングルマザーです。次男に関しての相談なのですが、自分が起こしてしまった問題に関して自分が起こしてしまった・自分がやったしまった失敗を理解できず、原因は他人にあると考えてしまっています。
    分かりやすく噛み砕いて説明しても、都合が悪くなると「眠い」、「体が痒い」、など話を反らし自分から他の問題へ目を向けさせ、いかに早く逃げれるかを考えているように見えます。そもそも話を理解していないので同じことを繰り返してしまいます。他人にも興味があまりなく、自分に不利になることの時だけ感情を露にします。
    今回も仲良くしている家族との間でトラブルを起こしてしまったにも関わらず全く反省は無し。謝ることもなく…

    → 申し訳ない、すこし笑ってしまいましたが、心配されなくても大丈夫ですよ。すくなくとも親はそう思わねばなりません。わたしの子供と経過がまったくおなじですね。

    じつはミラーリングで この子はしかたないこういうこなんだとおもうとそれが伝わってしまいます。次男さんはよくいえば感情のアンテナがたかいのです。 それはある意味わるいことにとらわれがちですが、分野によっては(芸術や細かいこと)部類の強さを発揮します。

    まずは褒めてください、もちろん起こることも大事ですが、褒めてください。抱きしめて、本当に次男が一番好きだという対応を繰り返していれば徐々に行動にもあらわれます。

    叱った後でも、でも実はこのように考えてしまったんじゃないの? といいほうにとらえてあげてください。そのくらいすると徐々に行動にも変化がつくはずです。

    お大事になさってくださいね。

  4. 専門家からの回答

  5. 春野 瞳子 春野 瞳子 2020-04-24 23:43:51
    • 小学校教諭
    • 臨床発達心理士
    • その他
    • 養護学校教諭一種

    まりままさん、こんにちは。
    臨床発達心理士の春野瞳子です。

    まりままさんは、シングルマザーで3人のお子さんを育ててらっしゃるスーパーママさんなのですね。その上に、お子さんの性質をよく見てどうしたらいいかを考えようとなさっている。とても素敵なお母さんなのだと思います。

    さて、長男と1歳違いの次男くんの相談ですね。
    まりままさんが暮らしの担い手として忙しくされている中、長男くんには年下で劣ると思われている、でも末っ子さんにはお兄ちゃんとして期待される、そんなふうに考えて自尊感情が低くなるお子さんを、仕事柄たくさん見てきました。
    子どもさんからの相談で一番よく出てくるのが「僕ばっかり叱られる」「どうせ僕なんか…」という言葉です。次男さんの言葉で思い当たることはありませんか?

    自分が、なにかやらかした!と思っても(ある程度事柄の理解ができていても)、あくまでもしらを切り続けなければ、またしても自分ばかり叱られ、「あなたはダメ」と評価されたように感じ、自尊感情がますます低くなる…それを知らず知らずのうちに回避しようとして、原因を人のせいにしたり、「眠い、かゆい」と本質とは違う事柄に逃れようとしたりするのでしょう。ある意味、よくある当たり前の子どもの姿だと言えます。(だからといってこれで良しとは言えません)
    私自身、子どもの頃、悪いことをしてしまった時に、わかっていても謝ることができにくい子供でした。謝ることにより「自分が悪い」と思われる、自分の評価が下がる、自分だけが悪いんじゃないのに…と思っていたのかもしれません。私もできのいい姉の下で自尊感情が低い子供でした。長ずるにしたがって自分に自信も出てきて、素直に謝れるようになってきました。自分のダメなところを認めて誤ったところで、自分はトータルでダメなやつではないんだ、と思えるようになったことが一番大きなことだったのではと思います。

    でもね、次男くんの現状をそのままにしておくことはできませんから、何か手だてを考えましょう。

    次男くんは、親の愛情を受け取るのが下手なお子さんかもしれません。同じように育てているつもりでも、次男くんにとっては他のきょうだいに比べて自分は叱られてばっかりだ、親に嫌われているんだ、と思っているかもしれませんね。
    ほめられることが少ない子供は、不適切な行動をして親の注意を引こうとします。わざと叱られるようなことをして、「やっぱり叱られた」と親の愛情を測る子供もいるのです。次男くんが理解しやすい方法で親の愛情をしっかりと伝えていきたいものです。

    具体的には、今まで通り、悪いことをした時には、短く叱り、そのあとで理を分けて話をする。
    そして、大事なことは「わざとじゃなくても、ごめんなさいが言える子って素晴らしいよね」ということを普段から伝えておくことです。
    まりままさんが失敗してしまった時こそ、これを実践してみてくださいね。「大人も失敗するんだよ」「失敗はしてもいい、3秒以内にごめんなさいって言えたらトラブルにはなりにくいんだよ」などが伝わるといいですね。
    また、悪いことをしていない時に、親子の語らいの延長上で、次男くんのいい所、大好きなところをふんだんに伝えて褒めることも忘れずに。基本的信頼関係ができている子供は失敗してもぐらつきません。悪いことをしてしまっても、「悪いことをした」のに対して叱られるけれど、決して自分自身を否定されることなく、これからの歩みを信頼されているとしたら、これから悪いことを改め、親に認められるように成長しようと思うでしょう。つまり、「〇〇したことが間違っていた」と叱り「あなたが悪い」「これだからお前はダメなんだ」などという人格そのものを否定するような言葉は決して使わないようにするということです。「〇〇した」ことさえ直したら(繰り返さなかったら)あなたは素晴らしい人になれるんだという前向きな叱り方をしたいですね。

    話を理解していないので繰り返す、他人に興味がない、自分に不利になるときに感情的になる、など気になる行動も見られているようですが、日常生活の中で発達に課題があると言われたことはなかったでしょうか。
    子供の成長発達にはでこぼこがあります。また発達障害というほどではなくてもある程度の特性は誰でもが持っています。
    あまりに気なるようなら発達外来で発達検査を受けて適切なかかわり方のアドバイスを受けることも可能です。学校の先生にも様子をお聞きして、通級指導教室でソーシャルスキルトレーニングを受けることも視野に入れると良いかもしれません。

    少しでもお力になれれば幸いです。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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