6ヶ月半の子供がいます。5ヶ月ごろまでは、目もしっかり合わせ声かけ…
6ヶ月半の子供がいます。
5ヶ月ごろまでは、目もしっかり合わせ
声かけするとニコッと笑うことも多く
特になにも違和感を感じませんでした。
6ヶ月になった頃、ずり這いを始め
その辺りから、あれ?顔をあまり見ないなぁ。
月齢的に人の声がする方を向いたり
顔をじーっとみるなどあるそうですが、しないなぁ。と。感じています。以前まで笑っていた事でも
前ほど笑わなくなった気がしたり。
仰向けにさせ、声かけしている時はじっと見てくれます。顔を近づけてすりすりすると喜びます。
こちょこちょすると声をだして笑います。
お座りも安定しているので、お座りさせてしっかり声かけして、よっぽど気になるものがない時は
口元や目を見てくれます。何かツボにハマることをしないとなかなか笑わなくなったような。。
座っている時に、真横から声をかけてもなかなか
振り向きません。
心配になり、してはいけないと思いつつも
ネットをみると、よくない事ばかり目につき
大変落ち込んでしまい、毎日頭をよぎります。
一度保健所で話を聞いてもらうと
その時は顔をみてにこーっとする瞬間などもあり
気にしなくていいと。
確かに外で出かけている時に旦那が抱っこをしてくれていて、目が合うとにこーっとしてくれることは
よくあります。
私も、今しかないこの可愛い我が子を疑いたくなく
暖かく成長を見守りたいのに、ふとした時に
気になってしょうがなくなります。
食欲も最近なくなり、寝てもすぐ目が覚めてしまいます。
旦那はとても子供を可愛がってくれます。
何の違和感もなくとても大切にしてくれています。
なので、どうしても相談ができません。
この違和感を伝えると、この子を色眼鏡で
この先ずっとみてしまうことになる。
家族の空気が変わりそうで怖い。
と思いどうしても言えません。
この先私はどうしたらよいのでしょうか。
専門家からの回答
こんにちは。
私は小児外科病棟と保育園で勤務経験がある看護師で、子育て経験もあります。
お子さんの成長発達について、心配なのですね。分かります。私も、病棟時代に何百人も子供を見てきたはずなのに、我が子となると一つひとつが心配でたまりませんでした。我が子が愛しいと、より一層心配になるものです。
今回のことで一番の問題は「心配だと思っていることをご家族に相談できないこと」。これからの子育て期間はまだ年月がかかり、いろんな問題が各年齢で出てきます。その度に、一人で抱え続けるのは無理でしょう。まず、旦那さま(質問の表記にありますのでそのまま記載します)に「こんなふうに心配なんだけど……」と話してみるべきです。
tさんの食欲が落ちていることや眠れないことも話してみましょうよ。
そういえば顔色がよくないね、などとtさんの体調などについても話すきっかけになるでしょう。
夫婦の元に来てくれた大事な子どものこと、家族の体調のことです。話し合うことですぐに何かが壊れることなどあるでしょうか。「もっと早くいってくれたらよかったのに」というかも知れませんよ。
さて、具体的に今できることがあるとすれば、発達が心配な旨を伝え、小児科を受診することですかね。セカンドオピニオン的なイメージです。
保健師さんへの相談は済んでいるとのことですので、母子手帳をもっていかれるといいでしょう。乳児検診の結果や、保健師への相談内容なども記載されているかと思います。保健師と医師、二人の専門家から意見をもらえたら、少しはtさんも安心できるのではないでしょうか。
健やかな発達ができるかを心配されているのだと思いますが
総じて発達障害は「発達が進まないと分からない」ことが多いのです。1歳半に到達したとき、場合によっては保育園に入園して集団行動の様子を見て発見されるケースもあります。心配なお気持ちはわかりますが「今」心配をしても成長しなければ結果はわからないことが多いのです。
今できることをやったら、ご自分の体調にも目を向けて。貧血やタンパク質不足はないでしょうか。産褥期、特に母乳育児ですと褥婦さんは栄養状態が乱れがちです。栄養状態の乱れが自律神経の乱れを招く恐れもあるのです。ママは自分のことは後回しにしがちですから、バランスのよい食事を心がけてほどほどに手を抜いて下さいね。
すこしでもこころが軽くなりますように。
同じように過ぎる時間なら、少しでもお子さんとママさんご自身に愛情を注ぐげるように、エネルギーを使えたらいいですね。
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
返信が遅れ申し訳ありませんでした.
もうすぐ7ヶ月になるお子さんで, おすわりも安定している, ずり這いを始めているということから運動発達については順調に進んでいるのだと思います.
お子さんの心やコミュニケーションについてお母さんが心配されているのだと思います.
保健所に行った時に, 始めて会った大人の微笑みに笑顔になれていること, お父さんが関わっていて, お子さんを可愛がったり, 気になることがない, ということもおそらく事実なのだと思います.
可能性の問題ですが, 相談者であり, お母さんであるtさん自身のうつを心配します.
子どもは言葉の理解が進んでいない分, 相手の表情や口調, トーンを敏感に感じとります.
お母さんであるtさん自身が うつ状態となっていて, 表情が暗かったり, 声のトーンが元気な時とは違うのだと思います.
お子さんであり, 赤ちゃんは落ち込んでいるお母さんを見るのが辛くて, 目が合わなくなってしまっているのではないかと, 想像しています.
食欲, 睡眠にも影響が出ている, ということもうつを想像します.
子育ての時期, お母さんとしてお子さんと関わる時期は, これからも続きます. だからこそ今回の相談をきっかけに, うつの治療を受けられる方向で進んでくださればと思います.
いきなり受診, ということではなくとも, 休息が必要です.
なんとか食事と睡眠を維持できるように, 旦那さんであり, お父さんの力を借りる必要があると思いますし, お父さんも大切なパートナーであるお母さんが自分の知らないところで苦しんでいることは辛いと思います.
小児科医として, お子さんのためにもそう思います.
改めてですが, 今回の相談がいい方向に進むためのきっかけになれば嬉しいです.