2023/7/12 08:30:01
友達とたくさん関わってほしいと思うのは親のエゴでしょうか?小学校2…
友達とたくさん関わってほしいと思うのは親のエゴでしょうか?
小学校2年生の男の子がいます。学校は楽しいと言っていますが、先生から聞く限り、休み時間はほとんど1人で本を読んで過ごしているようです。
周りの子と話すこともあるようですが、仲がいいといえるような友達はおらず、先生からも「浮いているとまではいかないが、少し心配」と言われました。
小さい頃からあまり他人に興味も執着もなく、友達のことやクラスのことを聞いても「わからない」「忘れた」と言うことが多く、友達との接し方は下手なほうだと感じていました。
勉強や運動はできるほうなのですが、親としては友達との関係がどうしても心配になってしまいます。子ども自身が「楽しい」と言っているのであれば、友達とたくさん関わってほしいと思うのは親のエゴでしょうか。学校が楽しいのは「図書館に本がたくさんある。」「授業が楽しい。」からだそうです。
私の考え方や、子どもへのアドバイスなどもし何かありましたら教えていただきたいです。
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
不登校になった方、その親御さんも含めてお話しを聞く立場にある小児科医ですが、お子さんの現状を肯定してあげて欲しいなと思います。
お子さんが本当に1人で読者をするのが好きなら、無理に友達と関わる必要は無いと思います。読書は作者との会話です。決して誰ともコミュニケーションを取ってないわけではないと思います。
1人で読書を好きなのに、同級生と無理に時間を過ごす必要はないと思います。
また、もし本当は友達を作りたいけど作れず、読者をしている場合、お母さんの言葉でお子さんが傷ついてしまわないか少し心配になります。
友達を作りたくても作れないのに、『友達と遊ばないの?』と聞かれると悲しい気持ちになるからです。
以下は私の個人的な考えになりますが、小学校時代の友達は大人になってからの人生に大きく影響しないように思います。人格形成期に当たる思春期の中高生時代に1人でいいので、なんでも話せる人が出来たら十分です。
お子さんがたくさん本を読んで、いろんなことを知っていれば、そんなお子さんに惹かれる友達が必ずできると思います。
そう信じてあげて欲しい、そう思います。
少しでも参考になれば幸いです。お
速水先生、お返事ありがとうございます。
親として大きく構えて見守ってあげたいという気持ちと、反面、なかなか友達とうまく関われない息子が心配で焦る気持ちが混在していてました。
先生の「読書は作者との会話」「小学校時代の友達は大きくなってからの人生に大きく影響しない」「いろんなことを知っていれば惹かれる友達がきっとできる」というお言葉にとても励まされました。
息子の成長をゆっくりのんびり見守っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
そう言っていただけてよかったです!
いつか, 同じ本を読んだ人が友達になります.
多くはないかもしれませんが深い関係を作れると思います.
また本題とは離れますがきちんと長い文章を読める人材が少なくなっていく時代です. お子さんのような人材は貴重ですよ.
過半数が正しいとは限らないと思います.