2024/5/16 17:36:37

初めての相談です。もうすぐ5歳になる息子がいます。毎日おんぶや抱っ…

ちゃりんこ
ちゃりんこ / 35歳 / 女性 / パート・アルバイト / 既婚 /

初めての相談です。

もうすぐ5歳になる息子がいます。毎日おんぶや抱っこを要求され、トイレに行くのもおんぶして連れて行け、手を洗う時も、洗ってくれ。
今日は、階段をおんぶで登れという要求があり、断ったら癇癪のごとく大泣き。
「ママはおんぶで階段は登れないし、転んだら危ないから出来ないよ」と伝えると癇癪をおこし、叩いてきました。
できないからやってみようと伝え、階段下からおんぶをして登れないことを実際体験してもらいましたが、結果は同じでした。
私も大きな声で、「できない!!」と怒鳴って、子供の手を振りほどいたり、掴まれた足を振りほどいてしまいました。

毎日毎日この繰り返し。
自分の要求が通らないと癇癪を起こし、叩かれる。

仕事が終わり保育園にお迎えに行った後の夕方は、家事も溜まっていることもあり、私にも余裕がありません。
もう疲れてしまいました。

私自身怒りのコントロールが苦手な部分があり、それを見て育ってしまったのでしょうか。
過度な甘え?の解決策があれば、ご教授頂きたいです。
よろしくお願い致します。

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    専門家からの回答

  1. jigokushoujoennmaai 藤原芳子 2024-05-17 15:39:57
    • 医師

    こんにちは。

    余裕がない中、お子さんに甘えられ、自分でできるはずのこともスムーズにやってくれないと、イライラするのは当然と思います。

    子供は、お母さんを、自分の体の一部のように感じている傾向があります。つまりお母さんが言うことを聞かず思い通りにならないという事態は、我々大人にとっては、「自分の手足が思い通りに動かない」とか、もしくは「必要な時に家電製品やスマホなどが思い通りに動作してくれない」というような感覚に近く、なぜ自分の手足が反逆してくるのか?なぜ思い通りにいくはずのことがうまくいかないのか?となって、かんしゃくにつながるという面があるのかもしれません。

    次第に、「自分は自分、お母さんは別の人間なんだ。そして世界にいる他の人間もまた、感覚・感情を持つ人間であり、自分の思い通りにはいかないのだ」ということが分かってくるのですが、まだ成長が追い付いていないという状態なのかもしれません。

    また、5歳という年齢を考えると、「お母さんが常に自分の思い通りになるわけではない。お母さんにも都合というものがある」と、薄々分かってはいても、「甘えたい、こっちを見てほしい。できるけどやってほしい」という気持ちの方が勝って、「お母さんはいま忙しいから賢く振る舞おう」という気持ちが負け、わがままな行動につながるのかもしれません。

    保育園や幼稚園などでは頑張って、精一杯背伸びして過ごしていたりすることで、疲れてくると反動が起こって、安心できる相手であるお母さんにはめいっぱい甘えたいという行動になる場合もあるかと思います。
    また、成長がゆっくりなことで、いろんなことを実行することに困難があって、自分で行動するのが大変だからやってほしいとか、お母さんの気持ちを推測することが難しいというようなお子さんもおられるかもしれません。

    もし、生活に必要ないろいろな行動を行うことがご本人にとって困難が多く、ストレスが溜まりやすい、ということがあれば、ご本人に合ったサポートをすることで、楽にご本人が取り組むことができるようになり、自分にもいろんなことができる!と自信がつくことで、お母さんへの甘えも減ってくる場合もあるかもしれません。

    保育園で、生活に必要な動作や集団行動がどの程度できているのか、どの程度する能力があるのかを、保育士などにご確認頂き、家の外でのよそ行きの行動はどうなのかを知ることも意味があると思います。ご本人が、最大限がんばっても、いろんなことができず、苦労されているようであれば、児童相談所・小児科・児童精神科・保健所の発達相談などでご相談され、発達段階の評価をしたうえで、ご本人の困難感をサポートする療育プログラムなどの利用も考えられるかもしれません。

    本当は自分で何でも楽にできるのだが、甘えたいだけという場合には、「階段はしんどいけど、5秒ぎゅっと抱っこするのはどう?」「ママとどっちが早く登れるか競争!」「階段を登った先には楽しいことがある、早く楽しいことをしよう」といったように、本人の甘えたい欲求を他の形で満たすとか、気をそらすいったこともあるのかもしれません。自分が欲求されていることを拒否されたと思うと癇癪につながる場合があるので、正面から応答するよりは、楽しい気分にさせるためにうまくごまかすというかポジティブな感じにするということも考えられます。

    手洗いは、子供の手にスタンプを押し、スタンプが消えるまで洗うとか、泡がお花の形で出てくる製品などがあるようで、手洗いを楽しくするために取り入れられることもあるかもしれません。

    期待する行動ができたら大いにほめ、「お母さん助かったわ、ありがとう、すごいね」と大げさにほめてもいいと思います。「それぐらいできて当然、褒めることではない」とは思わなくていいと思います。

    とはいえ、お母さんも含め子供の周囲にいる人に余裕がないと難しいことですので、育児・家事など、手が抜けるところは最大限手を抜いて楽をし、他の人や便利な機械などに任せられるところは任せ、お子さんの成長を待つ余裕を作るということも重要と思います。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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