2024/8/22 22:38:19

いつもありがとうございます。5歳の年長の息子の幼稚園の行き渋りにつ…

みや
みや / 40歳 / 女性 / 主婦・主夫 / 既婚 /

いつもありがとうございます。
5歳の年長の息子の幼稚園の行き渋りについてです。
年少の入園当初からずっと、
「幼稚園行きたくない、やることいっぱいあって大変、お友達いない、恥ずかしい、幼稚園でやること面倒、僕は全部下手」と言い、幼稚園嫌いなままで3年間終わりそうです。

園の体育教室、園で連れていってくれるスイミング、運動会、発表会など、行事もほとんど全て嫌がります。

とても内向的で慎重派な性格と、3月生まれもあり、幼稚園の活動についていけないことも多いのかと想像します。
人見知りも強く、友達らしい友達もいません。
挨拶程度の交流はありますが、息子から幼稚園の子に挨拶や話しかけることはほぼありません。

息子が幼稚園を嫌がるたびに私は息子の気持ちを受け止め、共感して
「幼稚園大変だよね、よく頑張ってるね。」
「体育教室も逆上がり頑張ってたからできるようになったね。」
などと励ましますが、息子に
「もう頑張るの嫌なの!!幼稚園も小学校も行かないから!!」
と言われてしまいました。
こういう場合は、どのように声かけたら良かったのでしょうか?
このままでは来年の小学校も行き渋りや不登校になるのでは?ととても不安です。
担任の先生に相談しようと思いましたが、バス通園ということもあり、幼稚園に電話をするのも気が引けます。
ご教示いただけると幸いです。
よろしくお願いします。

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    専門家からの回答

  1. jigokushoujoennmaai 藤原芳子 2024-08-26 07:13:29
    • 医師

    こんにちは。

    まず幼稚園の先生には早急にご相談されたほうがよいと思います。バスだからと遠慮される必要はないと思います。とりあえずいつでもいいので電話して、「○○の母ですが、緊急ではないのですがご相談したいことがあり、お時間があるときに機会を設けて頂けませんでしょうか?」とか「ご相談があるのですが、担任の先生とお電話でお話させて頂きたく、何時ぐらいだったらお邪魔になりにくいでしょうか?ご都合の良い時間にお電話いただくことはできるでしょうか?」といったことでアポイントメントを取られるとよいと思います。

    幼稚園での様子、ご家庭での様子を、共有されることに意味があると思います。

    また、これから、就学にあたり、就学相談といった機会がありますが、その申し込みも早めにしていく必要があります。就学相談とは、発達・成長などに心配がある場合に、どのような環境が適しているのか?を、幼稚園の先生、地域の学校や療育機関、自治体などと相談していくことです。自治体の担当者が、幼稚園などを訪問し、普段の様子を見て評価することも、進学先の判断材料になり、そういったことの手配に時間もかかるので、9月末までに申し込むなど期限があることが多いです。「○○市 就学相談」などで調べてみてください。

    普通学級は、35人とか40人とかの子供を1人の先生が見なければならず、ひとりひとりに常に寄り添うということは難しいことが多く、当然、環境が合わない子も多くいます。子供の個性に合わせた配慮を受けられるよう追加の職員を配置してもらったり、通級指導、支援学級などの選択肢も考えられます。

    まだ5歳という段階で、「もう頑張るのは嫌だ」「やることいっぱいあって大変、お友達いない、恥ずかしい、幼稚園でやること面倒、僕は全部下手」というふうに明確に言語化できるというのは素晴らしいことだと思います。恐らくお子さんはいろんなことに気付き、深く考え、感じておられるのだと思います。言語化できず、原因不明の体の不調としてつらい気持ちが現れたり、周囲の子供への暴力行為、自傷行為などとして、気持ちやつらさを表現せざるを得ないお子さんもおられますので、言葉で表現ができ、それをお母さんが受け止めてくれるという環境は大変良いことだと思います。

    人間は一人一人違います。何が快適なのか、何が嫌いなのか、嫌いなことや不得意なことをどの程度気にするかなど。親がどうしつけたからどうなる、というものでもなく、その子その子で違います。

    親としては、「普通」であってほしいと思いますが、服のサイズでも人それぞれなように、全員がMサイズの「普通」の服に体が合うわけではありません。

    何かにチャレンジすること、新しい環境に慣れることなども、簡単にできる人もいれば、人一倍繊細で、細かいことに気が付き、強くこだわる人もいます。例えばスイミングが嫌というのも、「泳ぐこと自体は好き。でも、子供たちがふざけることや、濡れた水着を着替えること、先生が大きな声で指示すること、声が反響すること、におい、床が濡れていること、などが気になって嫌だ」というような場合もあります。運動会も、体を動かすことは嫌いではないけど、砂ぼこりが嫌、見知らぬ保護者に取り囲まれて自分を観察されるのが嫌、自分のタイミングではないことを次々やらされるのが嫌、などもあります。気になることがいっぱいあり、全部を乗り越えようと、人一倍頑張る必要があり、もう疲れ切ってしまって楽しむどころではない、というような場合もあります。あまり考えず言われた通り挑戦する子は、子供らしく良い子のようにも見えますが、無鉄砲で鈍感とも言えます。いろんなことが気になって疲れてしまうということも、逆に言えば繊細で観察眼に優れているとも言えます。

    不得意なことも、数年たてば、成長し、自然とできていくことがほとんどだと思います。もしずっとできないままであっても、大人になってから、「僕は子供のころ○○ができなかった」ということが大きく影響することはないと思います。たとえスイミングが嫌で、スイミングを避け続けて、大人になった時にも泳げなくたって、泳がずに過ごせる環境に身を置けばよく、自分ができること・得意なことをしていけばよいのです。

    問題は、自分に合わないことを要求されて、「自分って駄目なんだ、自分のことが嫌いだ、みんながぼくを馬鹿にする、世の中は自分の敵だ、自分は受け入れられない、安心して気持ちよく過ごせる環境が僕にはないんだ」と感じてしまうことだと思います。

    大人にも、それぞれ、不得意なことはたくさんあると思います。親しい人に、「あなたはあれが不得意だ、これもできてない、できて当然なのに、普通それぐらいできるよ、もっと頑張らなければ。○○ができないなんてあなたはダメな人間だ」と言われたら嫌だと思います。面と向かって言われなくても、自分ってそういう風に人に思われているんだ、期待外れだと思われているんだ、と感じるだけで、つらいと想像できます。

    ひとまず、近しい人が味方になり、どんなあなたも受け入れて大切に思っているということを伝え続けるのが重要と思います。「あなたは今、○○が嫌なんだね。でもだからといってあなたの大切さが減るわけではない。1年前と比べたらあなたは確実に成長している。あなたは今後も成長し、あなたの好きなこと・得意なことを見つけていける。そう信じている。今やっているいろんな活動は、それ自体が大切なわけではなく、活動を通じてあなたの好きなことを探したり、世界を広げていくためにある。今のあなたが快適に過ごせ、楽しい・リラックスできると感じる時間を増やしていこう、一緒に探していこう。みんなと足並み揃えることよりそちらのほうが大切だ」というメッセージを伝えることが重要と思います。

    ただ、保護者の方が、「理想的な親としては、こう振る舞うべきだ。自分の言動で子供を傷つけてしまった。取り返しがつかないかもしれない。親として過ごす時間が長すぎて、自分がリラックスできる時間がない」というふうになるのもつらいことだと思います。子育ては長く続き、親の人生も今後も長く続きます。頼れる部分は大いに他人やシステムを頼って利用し、できることはやりつつ、まあなるようになると、信じて待つという姿勢も大切かもしれません。

    1. みや みや 2024-08-26 22:00:20

      丁寧なご返信ありがとうございました。
      藤原先生のお返事を読んでいて思い出したのですが、毎年9月頃に発達相談の関係者の方が幼稚園に生徒の様子を見にきているようなので、まずはそこに間に合うように担任の先生に連絡します。そこで相談につなげたいと思います。

      藤原先生のおっしゃる通り、息子に今のままでも、どんな状態でも息子が大切だと伝えていこうと思います。
      家では息子がリラックスできるように、まず私自身が悩みすぎないように心がけます。
      息子の前では不安を出してないつもりでいましたが、私が全然リラックスできていませんでした。息子は親の心配を敏感に感じ取っていたかもしれません。
      たくさんご教示いただきありがとうございました。聞いていただき、重たかった気持ちが楽になりました。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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