娘との関わり方について相談です。娘と夫から、「娘に優しくない」と言…
娘との関わり方について相談です。
娘と夫から、「娘に優しくない」と言われました。
弟には笑顔なのに、娘にはイライラしてばかりだという指摘です。
昨日今日は学校のイベント関係の都合で授業がありませんでした。私は土曜日から1日1〜2回、「学校の準備は今のうちにしておこうね」と連日声をかけていましたが、今日の夜、「準備できてるよね?」と声をかけたところ、宿題(音読)が終わっていない、体育着をこれから洗濯してほしい…。
これをイライラする事なく受け入れろって、正直無理です。
イライラしながらも洗濯の下準備をしていたところ、涙する娘に夫が付き添い、冒頭のように言われました。
「言ったことをやってくれない事が何度もあるのに、私が悪いの?」と思わず言ってしまいました。
夫は「ベースがイライラしてる、娘と弟で態度が違う、娘に優しくないと自分も思います。お母さんが気をつけてください」と言っていました。
少し考えてみます、と答えましたが、正直、実際その通りだという自覚はあります。
3歳の男の子は、やんちゃな事もありますが、おバカっぷりが可愛いです。やんちゃをした時に怒ることもありますが、7割近くは娘に「弟の事も怒ってるよ」というアピールです。
娘については、先述のような事が連日起こるため、どうしても小言を言う回数も多くなります。こちらも何度も小言を言いたくはないので、「もう次は言わないよ」とする時もありますが、結局気にしているので動きがないとイライラします。
夫とは程よく家事を分担できていますが、時々起こる意見の不一致や先述のような場面などでイライラする事が多く、家で過ごす時間のほとんどが楽しくありません。仕事をしている時や、まだまだ無邪気な弟がおバカをしている時が一番楽しいかもしれないです。
まとまりなく長文になってしまい申し訳ありません。
娘にはこの後どのように声をかければいいでしょうか。
娘は基本的にママっ子です。私が無表情になっている事が多いようで、「ママが笑顔だと嬉しい」と祖母に話していた事があるようです。








専門家からの回答
こんにちは。
まず、親といっても人間であり、子供にも個性がありますから、「子供Aとは気が合う・可愛く感じる、子供Bとは気が合わない・可愛く感じない・相性が悪い」ということはあっても当然です。
「親なんだから、子供AにもBにも平等に愛し、平等に接するべき」というのは理想論ではありますが、心の底からAもBも同じように愛せてはいなくても、親が責められるべきではないと思います。
心の中で子供AとBをどう思うかは、親の自由であり、そこを否定すべきではないと思います。
相談者様が娘さんと息子さんを心の中でどう思っておられるか、娘さんのことを愛していないとかそういうことではなく、そもそも「親なんだから子供を心から平等に愛すべき、平等に扱うべき」ということはないんだということです。
表立って「Aはかわいい、好き。Bはかわいくない、嫌い」と言ったり、「Aにはお金をかけるのにBにはお金を出さない」「女の子なんだから男の子のために我慢しろ」「上の子だから下の子のために我慢しろ」といった言動をするのは、今の時代にはふさわしくないと思いますが、心の中の思いまで、「こんなことを思うなんて私は親としておかしい」と思わなくていいと思います。
上の子と下の子では、年齢も違うし、「この年齢・学年だったらこういうことはできてほしい」ということも違うのですから、同じように甘やかすのが親として正しいわけではないと思います。0歳児は寝返りをするだけでも褒められ、1歳児が上手に立って歩けば褒めますし3歳児がトイレで成功したら褒めて喜びますが、10歳になっても「上手に立って歩けるね~、トイレに行けて偉いね~」とは言わなくていいと思います。その子にはその子の、年齢に応じた課題があるのです。期待することだって違って当然です。上の子さんが3歳のときには、弟さんと同じような感じで手放しで可愛がっていたかもしれませんし、下の子さんが同じ年齢になったら、「準備ができていない」と娘さんと同じようにイライラするかもしれません。
上の子さんに大して「しょうがないね~、ママが準備しなくちゃいけなかったね~、ごめんね~、体操服も出せなくても当然だよ~」と甘く言うのが正しい、ということはないと思います。3歳児と同じように接していたのでは、8歳のお子さんの能力は育ちませんし、8歳のお子さんの尊厳を守れません。「あなたには無理だ、できるわけない」というメッセージになりかねません。
何度も準備しろとリマインドしたのにできていない、同じ状況があれば誰だってイライラすると思います。こんな不条理なことは、仕事の場では起こりにくいので、仕事中のほうが楽というのはよくわかります。また下の子さんには期待することも少ないので気が楽だと思います。
旦那さんは、娘さんのマイナス感情を受け取るのが負担で、大人である相談者様を責めることで娘さんを慰めようとされていたのかもしれませんが、日々のあれこれに付き合っている相談者様に負担をかけるばかりでは誰もハッピーにならないと思います。旦那さん、あなたが洗濯して音読を聞いてくれてもいいんですよ??あなたも親なんです、あなたも娘さんの学校準備含め家庭運営において責任を負うんですよ?あなたの言う「優しくしろ」って具体的にどうしろということですか?イライラを癒す、パートナーと支えあうんですよ?と思います。
娘さんはママっ子ということで、愛着関係は基本的にできていて、あとは現実的なタスクをどう解決して日常のトラブルを減らしていくかということだと思います。
どうして娘さんは準備ができないのか?具体的にどう環境を整え工夫すれば娘さんがやるべきことをできるのか、イライラする場面を減らして日常が回るようになるのか?を考えたいと思います。
なぜ娘さんはギリギリになるまで宿題ができないのか、なぜ体操服を出さないのか?
やらなきゃいけないことは分かってるけど宿題をやるのが面倒、体操服を出すのが面倒、それより今やりたいことがあるのでしょう。
どうすれば取り組むハードルを下げられるか、「自分でできた!」「自分だってできる!」の喜びを増やせるのか?
例えば「学校の準備をする」ということを分解してみます。学校から帰ってきてランドセルを置く。水筒をケースから外して洗い場に出す。連絡帳・宿題をランドセルから出して机に置いて必要なページを開く。筆箱の鉛筆を確認して削る。足りないものを補充する。宿題が何と何があるのか思い出し、優先順位をつけ、終わった宿題とこれからやる宿題を整理する。できた宿題をランドセルにしまう。体操服やハンカチを出して洗濯かごに入れる。洗濯から上がったものをたたんでカバンに入れる。時間割を見て必要なものをそろえる。そういった多数のステップから成り立っています。朝は、起きる、着替え、トイレ、朝食、歯磨きなど。これらは大人からしたら当然のことですが、子供にとっては、一つハードルが高いステップがあるだけでも「面倒、後でいい、いまやりたいことのほうが優先」となります。
ここで大人の知恵と人生経験が役立ちます。ランドセル置き場・洗濯物入れ・机の上など、子供にとって使いやすいか、一つでも手間を減らせないか?体操服入れが開け閉めしにくいとか、そんな小さなことでも、子供にとってはハードルになることもあります。「自分で管理できる、自分でコントロールできる、自分はできる」という感覚を持てる仕組みになっているか?子供目線で難しいことはないか?あちこち移動しなくても完結する「おしたくコーナー」などが作れないか?机の上が散らかっていて、まずモノをどかさないと宿題が広げられないというだけでもやる気がなくなります。「今からやる宿題はこのボックスに入れて、終わった宿題はこっちのボックスに入れて!未完成ボックスが空っぽになると気持ちいいね!」みたいにできるとやる気になる場合もあります。教科書やノートの、今から使うページにふせんを貼る。ページの端を折っておく、そんなことだけでも開きやすくなってハードルが低くなり面倒が減り少ないエネルギーで取り組みやすくなる。といったこともあります。
学校から帰ってからやることを、ホワイトボードなどにリスト化して列挙し、一つできたらチェックするなど、「何ができて何ができていないのか」を可視化し、達成感を得るような仕組みを作るのが役立つ場合もあります。
大人にとっては負担なくできるタスクも、子供にとってはステップが多すぎて面倒が先に立つことがあります。ステップを細かくし、具体的に何をやればいいのか視覚的に表示したりして分かりやすくし、あとこれとこれをやればゴールだという見通しが立つことで、取り組みやすくなることがあります。
また、「耳から聞いた情報をうまく自分の中のメモ帳にとどめておけない」という方もおられます。聞こえてはいるけど、抜けていってしまう。いま目の前にあることのほうがリアルで、耳から入ってきた「○○をやりなさい」ということの重みが分からない。やらなければどうなるかが想像できない。これをするのにどれぐらいの時間と労力がかかる、どれを先にする、いつまでにこれをやらないとまずい、という計画立案ができない。大人でもそういうことがありますし、子供ならなおさらです。特に「これをやって、あれもやって」と複数言われると分からなくなることもあります。人にもよりますが、メモを渡したり、ホワイトボードに書いたりして、視覚的に訴えるようにしたら頭に入ってくることもあります。例えばマグネットに「○○をする」「□□をする」などを書いておいて、「今からやる」「終わった」などの枠組みの中において、一つできたら「終わった」コーナーに移動させるなどもあります。
「親から言われてその通りやった」というよりも、「自分で決めて、自分の意志でやった」ということが自信とやる気につながる場合もあります。「今やるべきことって何?AとBとCとDなんだね。じゃあどれからやる?それぞれどれぐらい時間かかりそう?大変なやつからやっちゃう?それともやりやすそうなやつからやる?明日は○○の予定があるからDは明日にする?AとBが終わったらおやつにする?じゃあAができたらいったんママに教えて!ママも娘ちゃんがやっている間に料理をするよ!よーいどん!」みたいな感じがよい場合もあります。Aをやれと言われてやったのではなく、自分で選んでやったんだと脳が思うと、やる気が出ることがあります。
子供の成長は個人差も大きいです。子供を東大に入れたという教育ママさんの本によると、「私は18歳になるまで子供に靴下をはかせて起こしていたし、勉強も管理していた。小学生のころは問題文を読み聞かせていた。歯の仕上げ磨きもしていた。学校の支度も私がしていた。それでも子供たちは大学生になったら自立している。できるだけ楽になるよう手助けしていい」だそうです。どこまで、何歳までやるかはご家庭によりお子さんにより様々と思いますが、例えば勉強のサポートとして、「鉛筆を削って机の上にそろえる、ごみを片付けて机の上を整える、教科書とノートの必要なページを広げてセットする」といった小さいサポートをされている方は多いと思います。消しゴムを面倒がる子もいるので消してあげる、丸付けをしてあげる、などもあります。
勉強以外でも、お母さんが大変で、お子さんにとってはまだ無理だなと思ったら、「もう何歳だからこれぐらいできなきゃダメ」という期待を少し下げて、日常のサポートをもっとして、お母さんもお子さんも楽になっても、少しずつ自分でできるようにお子さんに役割を任せていけば、最終的に大人になった時に困ることは少ないと思います。期待するから現実とのギャップに落胆しイライラします。その期待、「これぐらいできなきゃどうするの」というのは、本当に10年後からふりかえってもいま必要か?というと、たいていのことは後から振り返れば「あの時そんなにムキにならなくてもよかったな」となるかもしれません。
またお母さん自身も、便利家電(食器洗い機、全自動洗濯乾燥機、掃除ロボットなど)や宅配サービスなど利用し、労力を減らせるところは減らして、日常を楽に回せるようにし、心身の余裕を作っていくのがよいかもしれません。体力・気力の余裕がないときに、トラブルが起こるとイライラしやすくなります。余裕があると、多少のイレギュラーにも対応しやすくなります。そういう奥さんの余裕を作るのも旦那さんの役割の一つと思いますが、他人に考え方や行動を変えてくれと期待しても難しい場合もありますから、まずは上記のような環境整備や工夫をできる範囲でされてみて、娘さんにも「娘ちゃんが学校の準備がギリギリになってイライラしちゃったことがあったでしょ?もしかしたら学校の準備っていっぱいやることがあって、やりにくいことがあったんじゃないかと思うの。ママもお仕事でこういうトラブルがあったときに、こういう工夫をしてうまくいったんだよ。娘ちゃんもママももっと楽になるように、こういうふうに工夫したらいいんじゃないかと考えてみたんだけど、どうかな?意見を聞かせて!」というふうに、一緒の目標に向かって知恵を出し合う、工夫を楽しむ、うまくいったら喜ぶ、といった形から始めてみられてもいいかもしれません。
ご回答ありがとうございます。
読みながら涙が出てきました。一晩経ってもモヤモヤしていた気持ちがやっと落ち着きました。
あれもこれもそろそろ自分でやりなさい、と期待のハードルをあげすぎていたのかなと気付きました。
教えていただいたたくさんの具体的な対策を、娘とも相談しながら可能な範囲で試してみたいと思います。
その後、日曜日にしていた友達との遊ぶ約束を忘れていた(行けないかもと伝えていたためか、相手の子は怒ってはいないとの事)、例の体育着と同じ手提げに入っていた給食の白衣も洗濯に出し忘れていたことがわかりました。
怒りよりも呆れというか、注意欠陥症を心配しましたが、8歳(小3)ならよくある事なのでしょうか…。
こんにちは。お返事が遅くなり申し訳ございません。少しでも気が楽になって頂けたならうれしいです。
約束するときに、「いつ・どこで」を決めずに何となく約束してくる・・・というのは、小学生あるあるだと思います。まだ時間の感覚もあいまいです。時計を読めない、時計を持つ習慣がない子も多いというかそれで普通だと思います。
「次からは、約束するときは、何時に・どこでということを意識しよう。何時までに会えなかったら家に帰るというのも決めておけるといいね」といった学びの機会と思います。大人が仕事で使う電話対応メモには、「いつ入電・何という会社の何という部署のだれだれさんから・だれだれさん宛てに・どういうメッセージがあった・コールバック希望なのか先方からかけなおしてくれるのか」といった項目が書いてあって、各項目を埋めるだけで効き漏れが亡くなるようになっていますが、それと同じように「お友達との約束カード 相手の名前・時間・持ち物・連絡先・会えなかったときは・雨だったときは」など列挙したメモフォーマットを作っておいてランドセルに入れておいたり、ロールプレイングして「お約束をする練習」などしておくとよいかもしれません。こういった方法はソーシャルスキルトレーニングとも呼ばれ、発達障害などの方に対して行われることがありますが、特に障害がない方についても有効です。
準備漏れについては、例えば、ランドセル置き場の近くに、カゴを置いておき、カゴの底に「体操服(上・下・赤白帽子)、給食白衣、箸箱、ハンカチ、水筒」といったイラストか写真を貼っておき、カゴのイラストの上に一つずつ入れていく。まだイラストが見えているものは出し忘れているということ。全部揃ったら、洗濯物は洗濯機に、箸箱や水筒は台所に持っていく。といったことも考えられます。道具に頼り、視覚的に分かりやすくすることで、楽に取り組みやすく、ミスが減ります。朝の支度用のカゴとしても使えるかもしれません。
再度具体的な対策をご回答いただきありがとうございます。
同時期にアレもコレもと複数のやらかしが重なり、途方に暮れる思いでした。
友達との約束カード、さっそく取り入れてみます。
最近、ホワイトボードを使って「○○までにやってほしいこと」を3つだけ書いて伝えるようにしました。
3つ完了したら「終わったんだね、いいねb」と声をかけるようにし、また3つ設定してもよいか確認しながら追加したりしなかったりしてみています。
始めて数日ですが、娘はホワイトボードを意識して取り組んでくれている様子です。
私自身もホワイトボードに書いた期限までは何度も確認する必要もなく、また、書いていない事については気持ちに余裕を持てるようになりました。
「道具に頼り視覚的にわかりやすくする」はとても有効ですね。
子どものサポートをする際に今後も意識してみようと思います。
この度はほんとうにありがとうございました。