2022/4/11 22:41:30
毎晩、子供に短いお話をしています。最初は絵本の読み聞かせだったのが…
毎晩、子供に短いお話をしています。最初は絵本の読み聞かせだったのが、恐竜好きな息子にもっと沢山恐竜が出てくる話を聞かせたいと思い、その場の思いつきで恐竜の子供達が通う、恐竜幼稚園という話をしたらものすごくきにいってしまい、毎晩、創作したお話をしています。その場で考えて話しているので、日本語の言い回しや文法もハッキリ言ってめちゃくちゃだし、「ティラノ君は幼稚園の準備をしています…着替えと、ハンカチ、あと何がいる?」みたいな我ながら本当につまらない話だと思うのですが、子供はよろこんでいます。ちゃんとした絵本を読んでも最後は必ず恐竜幼稚園の話をせがまれます。語彙も少なくわ美しい日本語から程遠い言葉遣いの私が考えた、デタラメな話を毎日聞いて、それが息子の国語力に影響してしまうのではと心配になります。読み聞かせは、脳にいいとききますが、どれくらい影響するのでしょうか?
めちゃくちゃな日本語だと悪影響になりますか?
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
【素敵なお話ですね】純粋にそう思いました.
そして, お子さんの発達にもいいだろうなぁと思いました.
子どもの言語獲得(言葉の発達)についての研究で,
単語を正しく使ったり, 文法を正しく使うより,
「ブーブー(車), ビューンって行ったね」のような, いわゆる“赤ちゃん言葉”を使った方が
子どもの言葉の覚えが良くなることが知られています.
お母さんのお話を楽しく聞いているお子さんは,
お話が好きになって, 話すのが上手になっていくと思いますよ.
文法は後からでも身に付きます.
また絵を見ずにお話だけを聞く場合, しかも, 毎回違う, 他の場所では聞くことができない世界で一つのオリジナルのお話を聞いているとしたら,
とても集中して, 想像力を最大限に使わないと, お話を理解できないですよね.
お子さんはすごく楽しく集中力と想像力を発達させていると思いますよ.
お母さんの負担が増えていないかは心配ですが,
安心してお話をしてあげてほしいな, と思いました.
少しでも参考になれば幸いです.