避妊をしたのに彼女が妊娠しているかもしれないと心配です。高校3年生…
避妊をしたのに彼女が妊娠しているかもしれないと心配です。
高校3年生(18)[相談者·ヒルス]と彼女(17)の内容になります。
12月24日の24時30分あたりに性行為をし、ゴムをしていたが運悪く破けてしまってました。彼女は「危険日じゃないし生理前だから大丈夫だよ」と言ってましたが僕は心配になり「念の為にアフターピルを内服しよう」と伝え12月25日に産婦人科に行きピルを処方して貰って性行為後から22時間経つ頃に彼女がピルを飲みました。医者からは3錠貰ったみたいで「12時間置きに飲むように」と伝えられたそうです。
12月30日~01月05日(相談投稿日)に血が出てるみたいで量に関しては1日目が多く段々と少なくなってるみたいです。
僕は「ピルがちゃんと効いてるんだな」と少し安心してましたが先程(01月05日の夜)彼女の体調が悪くなっていて「妊娠初期の症状に似てるな」と思って不安になってます。
ちなみに彼女の症状はダルさ、喉が痛い、頭痛、体が熱く感じるけど寒気がする(風邪に似た感じ)、脚が痛い(筋肉痛のような)だそうです。
後、彼女の生理周期の説明をすると彼女いわく「早くて23日遅くて27日に生理が来る」みたいです。以前2ヶ月程生理が遅れたこともあったようです。
ちなみにまだ生理は来てないみたいです!
長々と説明して来ましたが、彼女は妊娠している可能性は高いのでしょうか?ピルを内服して血も出て効果を得てるのに妊娠の可能性はあるんですか?
念の為に1月15日(行為から3週間後)に妊娠検査薬をしてもらうつもりではあるのですが、とても心配です、専門的なところ実際どうなんですか?
ご回答の方お待ちしてます。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
彼女が妊娠したのではと心配されているのですね。
避妊具が破けてしまい、さぞ焦ったことと思います。
アフターピルという存在を知っていたこと、大丈夫という彼女にアフターピルを勧めたこと、とても冷静で適切な判断でしたね。
アフターピルは一般的に性行為後72時間以内、なるべく早い時間に服用することが勧められています。
医師ではないのではっきりとしたことはお伝え出来ないのですが、22時間以内と比較的早い時間に服用されており、消退出血と思われる出血もあったようですので、妊娠しいている確率はとても低いのではないかと感じます。
ダルさ、喉が痛い、頭痛、体が熱く感じるけど寒気がする(風邪に似た感じ)、脚が痛い(筋肉痛のような)等の症状は生理前にもよく見られる症状です。
また、妊娠しているかもという不安等から体にも影響が出ている可能性もあります。
性交渉から3週間経過後、妊娠検査を行って陰性であれば心配はいりません。
それでも生理が来ないというのであれば排卵日のズレやホルモンバランスの乱れ等も考えられますので、一度病院を受診されると安心だと思います。
彼女の生理周期は23~27日とやや幅があります。
幅があるということは排卵日にも前後が生じやすいということです。
女性の体は繊細でストレスや環境の変化等で排卵がずれたり、止まってしまったりすることも多々あります。
安全日、危険日というものはないに等しいので、喜んで赤ちゃんを迎えられるようになるまでは、これからも是非避妊を続けてくださいね。
自分の体を知るという意味でも彼女に基礎体温を測ってもらうのも良いかもしれません。
基礎体温は薬局等に売っている婦人体温計で測ります。
毎朝目が覚めた時に体を動かさず、舌の裏で測った体温です。
毎日同じ時間に測ることが理想です。
また、避妊をより確実にしたいのであれば、低用量のピルを服用するという方法もあります。
ただし、ピルでは性感染症の予防は出来ませんので、しっかり避妊具は使用してくださいね。
また、ピルは生理痛が軽くなったりというメリットもありますが、副作用等が出る人もいますし、内診が必要になる場合もあります。
服用するのは彼女ですので、お二人で話し合いつつ、最終的には彼女の意思を尊重してください。
少しでも参考になれば幸いです。
ヒルスさんとヒルスさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
こんにちは。男性からアフターピルを勧めるということ、とても素晴らしい責任のある判断だと思います。
22時間後に1回目のアフターピルを内服したとのことで、その後の内服もきちんと行えており出血もあったのであれば確実に避妊できたと思われます。また、体調不良については、妊娠とは関係ないもののように思われます。
直後であれば、強い女性ホルモンの内服なので副作用は大いにかんがえられるのですが、その後2週間後に症状が出るのは、例えば彼女さんの不安であったり、時期的にも風邪なのかなと推察します。
彼女さんは17歳とのことで、生理周期がずれることも大いにあり得ますし、危険日、安全日というものは本当にあてになりません。今後もし同じようなことがあっても、早めの対応を続けていただけたらと思います(もちろん、アフターピルは女性の負担が大きく金銭的にも高額なので、コンドームでの避妊が第一ではありますが)。
専門家からの回答
こんにちは。一般論としてアフターピルを適切な時間に内服しているのであれば避妊が成功する可能性は高いと思います。インフルエンザなどの感染症や、妊娠しているかもしれないという不安感でも様々な体調不良が起こることはあると思います。しかし何事にも100%ということはないので、おっしゃっているように行為から3週間後に検査をされるとよいかもしれません。
失敗するたびにアフターピルを服用するよりは、普段から低用量ピルを服用するほうが確実性が高く費用や体の負担も少ないかもしれません。