ヨーロッパ在住。息子は言語面からか集団行動にストレスを感じ、癇癪を起こします。
はじめまして。現在ヨーロッパ在住、夫が現地人です。
相談したい事は息子の癇癪、暴力です。
9月から幼稚園が始まり、最初の2週間はやはり癇癪暴力がありましたが徐々に収まり、1ヶ月間は問題なく過ごしていたようです。しかし、2週間のバカンスが終わりまた癇癪暴力が始まったようです。
言語は私が日本語、夫が現地語、夫婦では英語中心です。
そのせいか言葉が出始めるのが遅く、今は日本語が優勢でやっとコミュニケーションし易くなったなという感じです。現地語は理解はしているようですが、なかなか出てこないようです。
日本とミックス家庭の子供と遊ばせているときは癇癪、暴力は出ずに仲良く遊べ、日本語でコミュニケーションが取れているようです。親から見ておかしいと感じる所はありません。
幼稚園の先生からは、息子が何を言ってもno!ばかり言うのでどうしたらいいかわからないようです。
午前中に問題行動が起こるようで、ご飯、お昼寝の後はいい子にしているようです。
暴力も、たとえば他の子がベンチに集まってきたら押したり叩いたりがあるようで、集団行動にストレスを感じているのでは、と思っています。
2歳からは保育園に入れていましたが、年齢も年齢ですし癇癪などはあまり気にはしていませんでした。
どう癇癪、暴力に対応していけば良いのでしょうか。
以前は、自分に自信を持たせると言う事で、頑張っているね、でも不安になったりしなくてもいいんだよと保育園の前に言い聞かせていたらぴったり問題行動がなくなりましたが、バカンス後には通用しないようです。
こちらでは6週間ごとに2週間のお休みがあります。
アドバイスよろしくお願いします。
専門家からの回答
はじめまして。私の経験談にはなりますが、親がわたしが0-5歳の時にシアトルに留学していて同じような感じになっていたそうです。たしかlets go か no しかいっていなかったとのことでした。
>日本とミックス家庭の子供と遊ばせているときは癇癪、暴力は出ずに仲良く遊べ、日本語でコミュニケーションが取れているようです。親から見ておかしいと感じる所はありません。
たくさんの言語に触れるのはとてもよさそうですが、おそらく母親と話している言語(一番時間が長い)が中心でないと混乱しますからね。
どちらにせよ、語学を習得できるかは子供の能力によるところも大きいです。大事なのは、たとえば幼稚園などでトラブルがあった際に、それをうまく親が理解してあげたかによります(言語はなんでもよい)。子供が説明できるのに期待せずに、まずはそこの1点に集中しましょう。
それが現地語であれ、日本語であれ、英語であれきちんと親が理解してくれたとなっていれば大丈夫と思います。実際はかなり難しいでしょうが、ここは母親なり父親が頑張ってあげるしかありません。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
現地語、日本語、英語と沢山の言語の中で息子さんは育ってらっしゃるんですね。
将来グローバルな男性になりそうですね!
素晴らしい環境ではありますが、言葉の習得という面に関しては混乱する面もあるのかもしれません。
ミックスのお子さんとは問題なく遊べているとのことなので、お友達との関りどうこうというより、現地語でのコミュニケーションに難しさがあるというように感じます。
自分の気持ちを伝えられない、相手が分かってくれないというもどかしさから癇癪を起したり、暴力的な行動をとってしまうのかもしれませんね。
バカンスの間は家族と心地の良い時間を過ごすことは出来ているだけに、幼稚園に行くことが憂鬱に感じてしまうのでしょう。
そのこと自体は決して悪いことではないと思いますよ。
大人でも連休が続くと仕事行きたくないなぁなんて思いますものね。
みりんさんの頑張っているねという声掛けはとても素晴らしいと思います。
息子さんも自分の頑張りをお母さんがしっかり認めてくれているという安心感があるでしょう。
みりんさんも現地語が苦手ということなので、「お母さんも現地語は苦手なんだ。言いたいことが出てこなかったり、伝わらなかったりするとイライラしちゃうよね。一緒に勉強していこうね。」と声掛けしてみてはどうでしょうか。
きっと安心されると思いますよ。
これから言葉を覚えるにつれて癇癪や暴力行為は少なくなっていくと思います。
それまでの間は本人が言いたいけど言葉にならないことを代わりに言葉にしてあげてください。
また、幼稚園とバカンスの周期に慣れてくると、癇癪や暴力行為の期間も短くなると思います。
不安な思いはあると思いますが、子どもの成長や適応力は目覚ましいものがあります。
してはいけない行為(お友達を叩く等)に関してはしっかり注意しながら、息子さんとう存在に対してはいつも愛情を伝え続けてあげてください。
少しでも参考になれば幸いです。
みりんさんとみりんさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
はじめまして、中村と申します。
慣れない環境での子育て日々お疲れ様です。
お子さまは3歳という事で、癇癪や暴力は上手く言葉で伝える事ができないことで行動として出てしまっているのだと思います。
成長過程の一つではありますが、みりんさんのお子さまの場合は日本語と英語と現地語とたくさんの言葉が入り混じる環境であったりする事で余計にお友達との言葉でのコミュニケーションをとる事が難しいのではないかと思います。
日本の幼稚園で、日本人ばかりでも上手く言葉で伝わらずにトラブルになる事もあるほどですので、お子さまの成長と共に解決されていく事と思います。
日頃、お子さまはみりんさんと一番多く接する事で日本語を使う事が多いため、周りでも同じ環境の子どもさん達とは上手く接する事ができているのかなと思いました。
長いお休みの中でリセットされてしまうようですが、それも子どもさんにはありがちな事で、日本の幼稚園でもゴールデンウィークや夏休みや冬休みなどの長い休みの後には、行くのを嫌がってしまったり、問題行動がでたりする事もあります。
日頃から心がけていただきたいのですが、特にお休みの間もお子さまとはたくさんコミュニケーションをとり、たくさん抱きしめて、たくさん大好きを伝えて、行動と言葉でたくさんの愛情を与えてあげてください。
お母さんに愛されているという自信は子どもにとっては無敵の鎧です。
お母さんのたっぷりな愛情を感じる事ができ、お母さんがお子さまが安心できる場所になることで精神的、情緒的にも安定して問題行動も減っていくかと思いますよ。
1つの意見として参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。言葉が思い通りにならないため力で表現するしかないという面もあるかもしれません。「日本とミックス家庭の子供と遊ばせているときは癇癪、暴力は出ずに仲良く遊べ、日本語でコミュニケーションが取れているようです。親から見ておかしいと感じる所はありません。」であればお母さんと一緒に日本語で話せてご本人のストレスの少ない環境で過ごせる時間を増やすか、幼稚園の先生が「私たちに任せてください」と言ってくれるようなら、言葉を覚えるためと割りきって、短時間でも幼稚園での保育をお願いするか、ということになるのではないかと思います。お母さんと一緒に、幼稚園で使われている言語を無理なく学べ、こういう場面ではこう言えばいいというような言葉の選択肢を増やせる機会があるといいのかもしれません。
ありがとうございます。
幼稚園は3歳から義務教育になってしまったので、朝から夕方までみっちり通わせるしか選択肢がありません。
私も現地語は苦手ですが、一緒に学んでいけたらいいなと思いました。