2021/12/14 22:52:22
ウンチをトイレでしてくれず、困っています。トイレにさそうタイミング…
ウンチをトイレでしてくれず、困っています。トイレにさそうタイミングはつかめているのに、本人が拒否しパンツでします。トイレに行かない理由は、恥ずかしいからとか忘れていたからと答えます。その都度説明しますが、なんの改善もなく・・トイレに行く気がないように思えます。保育園では誘われて成功したことがあり、誉めてあげたのですが、家では誘っても断ってくるので、余計に苛立ちが募ります。失敗の度に怒鳴ったり叩いたりしてしまいます。駄目な事はわかっていますが、解決方法がわからず泣きたい心境です。助けてください。
専門家からの回答
ウンチをトイレでしてくれず、困っています。トイレにさそうタイミングはつかめているのに、本人が拒否しパンツでします。
>失敗の度に怒鳴ったり叩いたりしてしまいます。駄目な事はわかっていますが、解決方法がわからず泣きたい心境です。助けてください。
→トイレの絵本、うんちの絵本なども読み聞かせしましょう、怒鳴ってはいけません。かえって緊張してうんちをしたことを隠したり、あまり行き過ぎると食糞などの異常行動をする場合もあります(極端な例であまりないですが)、むしろできないときはかるくしかりながら根気強く、できたときは気絶するくらいほめるくらいがよいかと思います。学校でできている時点で甘えもあるのでしょう。
専門家からの回答
こんにちは。
排尿をトイレでできるようになっても、便がトイレでできるまでには、数年かかることもあると思います。
もともと動物は排泄の時に無防備になるので、排泄するときには物陰に隠れて一人でしたがります。子供でも、カーテンの影や机の下などに隠れてやりたがることがあります。いつでもどこでもしていい、トイレでできなくてもまずは便をしたことを教えてくれたら大いに褒める、といったことからでもいいかもしれません。尿がトイレでできているなら、便についてもいずれ必ず自分でトイレで排泄できるようになるので、信じて待つということも重要かもしれません。布パンツを汚されて洗うのが負担になるようなら、安いパンツを多めに用意して、汚れが強ければ洗わず捨ててもいいと思います。
便がトイレ水面に落ちてぽちゃんと音がする、水が跳ね返ってくることなどを嫌がる場合もあります。排泄物が体から離れていくという感覚自体が嫌な場合もあるようです。完全に対策はできませんがトイレの水面にトイレットペーパーを置いておいて跳ね返りを防止するといったこともあります。トイレが寒い、換気扇の音が怖い、ジャーと流れる音が怖い、なども子供がトイレを嫌がる原因になることがあるようです。
便が硬くて出すのが苦痛を伴うといったことでも、排泄を嫌がることがあります。浣腸や子供でも使える便秘薬もありますので、排泄のたびに時間がかかる、痛がる、顔を真っ赤にしていきんでいるなどがあれば、小児科でご相談ください。便を我慢する習慣があると、体の中で便の水分が抜けていってますます硬くなり、出すのがまた嫌になるという悪循環になることがあります。
私も自分の子供のトイレトレーニングの際に苦労したのですが、市販の足台は、子供が安定して余裕を持って座るのには高さが合わないようにも思います。大人でも排便の際には、ひざと股関節が鋭角に曲がるように、少し高めの足台に乗り、背中を前に倒して、彫刻の「考える人」のようなポーズが良いとも言われていますが、そういったポーズを取れるような高さのある足台がなかなかありません。子供用の補助便座を乗せていると便座の高さがさらに高くなることもあって、市販の足台では低すぎる場合もあります。私はいろいろ探して高めの足台を購入したり、雑誌を積み上げた上に足台を固定したり(滑り落ちないように注意が必要です)、おまるにさせたりしました。おまるは洗わなくていいように、底におむつやペットシーツを敷いていました。
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
排便をするためには
便意を我慢すること=【緊張すること】
お尻の緊張をとき, うんちを出すこと=【リラックスすること】
の両方が重要です.
今は娘さんもお母さんもお互いにイライラしていてケンカのような状態になっていて【リラックスできてない】のかもしれないと思いました.
失敗してはいけない, お母さんに怒られたくない, そんな気持ちが緊張を高め, 排便をより難しくしてしまい, 実際にうんちも出にくくなっているのだと思います.
なかなか大変なのですが, 【お子さんが失敗しても怒られないという体験を出来ること】が大事なように思います.
失敗しても大丈夫, という安心感がリラックスにつながり, 排便をスムーズにするかもしれません.
北風と太陽ではありませんが一度引いてあげることがお子さんの発達に必要かもしれないと感じました.
失敗を許したとしても, 実際にお子さんが失敗する頻度はむしろ減るのではないかな?と思ったりします.
少しでも参考になれば幸いです.