2019/12/5 09:37:14
娘はこだわりが強く執着する性格で、物事の優先順位や親からの指示が通…
娘はこだわりが強く執着する性格で、物事の優先順位や親からの指示が通りにくい。
自分の気持ちを優先するので、親がそれに合わせて行動しないと癇癪を起こしてしまう。
落ち着いている時に話して聞かす、メモで表す、行動の前にやる順番を伝えるなどしても、その時は理解してもいざ実行となると、自分を優先する。
癇癪を起こした時、どうしても抑えきれず、自分も怒鳴ったり言葉じりや表情がキツくなりひどい言葉をぶつけてしまいます。
子どもにはその怒っている母親しかインプットされず、お母さんは怖いという気持ちしか残っていません。
私が怒って言う事を聞かせようとするから、学校でも我を通したい時に友達に怖いと言われた事もあるみたいです。私の間違った表現のせいですね。
どのように伝えれば、理解してもらえるのか知りたいです。
また、主人も同じ性格で、自分を中心に物事をすすめるため私の気持ちを伝えても理解せず、自分の認識のズレを認めず、結局は私がキレて怒鳴る。
子どもにはそのような家族関係しか見せれていません。
唯一、実母と3人でいる時が穏やかな家庭を見せる事が出来ています。
どこをどう修正し歩みよればいいのか分かりません。
まずは娘が納得出来る指示出し?が知りたいです。
宜しくお願いします。
専門家からの回答
はじめまして。これはすべての家庭に言えることであり、さくらさんがおかしいわけではありません。すんなりうまくいくことのほうが珍しいです。
よく「怒る」ではなく「叱る」と言われますが、なかなか難しいです。でも自分が怒ってしまったと後悔したときは、あとで落ち着いたときに、子供に「さっきはごめんね」と謝ることのほうが大事なようです。(もちろんすべてにおいて落ち着いて叱ることができればよいですが)
期待しすぎると、さくらさんも疲れてしまうので、はじめから「失敗しても大丈夫」といった声かけや気持ちで接してみましょう。
一番大事なことかもしれませんが、言語的なコミュニケーションだけではなく、「抱きしめる」といった身体的なコミュニケーションはダイレクトに愛情が伝わるのでもしされていなければ取り入れるようにしてみてください。
うまくいかなくても「受け入れてくれる場所があること」で子供は挑戦できます。気長にやっていきましょう。
専門家からの回答
こんにちは。
具体的にどういうエピソードがあるのかにもよると思いますが、生命にかかわるような危険なことや、他人の財産・健康を傷つけることなどについては、こうすべきだと厳しくするべきだと思います。道路に飛び出す、他人のものを壊す、他人への暴力などです。それ以外については、できる限り指示はしない、拘束しないということもあると思います。何時何分までに出かけたいというような場合には余裕のあるスケジュールにする。できるだけ、いくつものことがうまくいかないと実行できないような計画は立てない。本人がのんびり好きなように過ごせる時間を確保する。
また、本人に選択の余地を与え、自分で決めたという意識を持たせることも考えられます。今宿題をするか、夕食後にするかという選択肢を出す(宿題をやるかやらないかではない。宿題をやることは既定のこととして、いつやるかを選ばせる。それによって強要されたのではなく自分で決めてやったという意識が生まれるかもしれない)などです。
本人なりにどうしてそうしたいのかという理由を聞き、気持ちを受け止める。こうしたいんだね、でも今日はこういう事情があるからこうしてほしい。と頼む。
叱るときは、あなたの行動に対して起こっているのであり、あなた自身の人格を否定しているわけではないと伝える。
期待すると失望や苛立ちが生じるので、できるだけ期待のハードルを下げ、できたらラッキー、いずれできるようになる、ぐらいに考えることも一つかと思います。
旦那さんが同じような行動原理であれば、社会に出た時に困ったことはないのか?親からどういう態度で接してもらったら嬉しかったと思うか?などを聞いてみられてもよいかもしれません。
こういう場面でこういうことがあってこういうふうに困った、というようなエピソードをまとめ、児童相談所などの育児・発達などの相談窓口にご相談されることも考えられるかと思います。