2020/3/19 14:41:26
1歳2ヶ月の女児です。お昼寝を30分しかしなくなりました。睡眠障害なのではと不安です。
一歳二ヶ月の女児を育てています。
一週間ほど前からお昼寝を30分しかしてくれなくなりました。
午前寝を30分ほどさせていた為にぐっすり眠れないのではと思い午前寝を無くして様子を見ましたがお昼寝を30分しかしてくれず、睡眠障害なのではないかと不安を感じています。
夜は8時~翌朝の6時まで寝ており、2~3回泣き出すことはあるもののトントンすると数分でまた眠りにつきます。
娘は双子で生まれ、出生時は2000グラム程でした。
お座りはできますが、ハイハイやずり這い等は出来ず、つかまり立ちもまだ出来ていません。
体を動かすことが少ないため、活発に動けるようになれば寝れるようになるのか?
本人が眠くないなら寝させなくても大丈夫なのかと心配です。
専門家からの回答
遅くなり恐縮ですが、小児科医・IPHI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの立場からも、コメントさせてください。
たしかに1歳2ヶ月だと、理想的には、
夜10~11時間+昼2時間くらいで、計13時間くらいの睡眠です。
もちろん個人差も大きいですが、
子どもにはショートスリーパーの概念は医学的には確立されておらず、
だいたい上記の時間は必要だろうというのが現状の見解です。
ただしむずかしいのが、歩くことを覚えたり、発達にともなって、
どうしても睡眠がとりづらい時期が出てきます(発達に伴う睡眠退行)。
お子様の場合も一時的に、このような時期なのかもしれません。
1週間くらいでおわることもあれば、1ヶ月くらい続くこともあります。
せめてなるべく、上記の睡眠時間になるべく近づけるよう、
夜はやめに寝かせてあげる。
昼寝からすぐ起きてしまったあとも、わーっと外に出て走り回るなどではなく、
部屋の中でなるべくおだやかに・静かに過ごせる時間をつくることで、
脳や体の疲労をふせぐ時間をつくる。
こういったことができると、昼寝の少なさをカバーできるでしょう。
色々と書きましたが、絶対に昼寝が何時間とれないと、
発達に影響があるんだ!とか、こうしたら昼寝る!とかは、
個人差も大きく、医学的に絶対な根拠はありません。
親御さん・お子さまともに無理なく、できる範囲でトライしていただけたら幸いです。
専門家からの回答
こんにちわ、
よるにしっかりねれていますし、無理に寝かしつけする必要はないかもしれません。ただ、夜間遅くまで部屋の電気がついていたりする場合は、睡眠のリズムがくるって、眠りが浅い状態になってしまうので、可能であれば夜は早めに電気をけして暗くするなどリズムをつけてあげるとよいかもしれません。
低出生体重児のほとんどは正常に発達していくケースが多いのでそこまで不安にならなくてもよいと思います。次回健診の際にも保健師さんや小児科の先生にきいてみてもよいかもしれません。
日中の活動度が上がればたしかに寝る時間はふえます。変な時間に寝ると夜の寝かしつけも大変になるので、やはり家族でよる8時以降は部屋をくらくする、絵本読む、オスロはいる、寝るなどリズムをつくってあげるとスムーズになるケースもあります。
少しでも参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
夜にしっかり眠れているようなので、お子様にとっては昼寝は必要ないという可能性もあるのかもしれません。保育園でも昼寝の時間に寝ずに過ごしている方もおられます。昼間元気で機嫌も良いようなら、必要な睡眠は十分とれていて、それほど気にされなくてもいいのかもしれませんが、おっしゃるとおり昼間によく体を動かすことが睡眠や食欲増進にもつながるかと思います。また、眠そうな様子を見せる前に、起きてから何時間か経過したら、遊んでいても暗く静かにして睡眠の体制に持って行ってみるというような働きかけもあると思います。それでもどうしても寝ず、元気にしているようなら、無理に寝かせなくてもいいと思います。個人差がかなりありますが、1歳過ぎだと、3時間半とか4時間ぐらい活動すると眠くなる場合が多いようです。
発達については、双子で早産などだと、修正月齢で考えることが多く、また双子でなくてもハイハイを飛ばしていきなり立ったりすることもあるのですが、ややゆっくり気味なのかもしれません。運動の発達がゆっくりであっても、それだけですぐに病気を疑うわけではありませんが、現在の発達の状態を総合的に評価したうえで、発達を促すような効果的な働きかけがあるかや、お母さんも含めて育児負担を減らしていくような手助けがないかなどを考えるのもよいことかもしれません。保健センターや児童相談所などで無料で発達についての相談を受け付けていると思います。また小児科でも、午前中と夜の診察の間などに、予約制で、発達についてゆっくり相談できる時間を設けている場合もあります。