5月で3歳になる男の子と7月で1歳になる双子を育てています。3歳の…
5月で3歳になる男の子と7月で1歳になる双子を育てています。3歳のお兄ちゃんが全く言うことを聞きません。ダメと言ってもやり、やめてと言ってもやめず、やらないで!!と言うことはやるのに、やってほしいことは何もやってくれず。話しても無視をされて、適当に返事をされます。わかった??はい。とやりとりしても次の瞬間にやってます。
また、双子も全く可愛がらないだけではなく、おもちゃにちょっと触るだけで上に乗ったり押して倒したりします。少しお姉さんないとこもいるのですが、大好きで会うとテンションが上がりまくってしまうのに、おもちゃは全く貸してあげません。さらに、いとこが使っていると奪っていきます。自分が使っていないおもちゃでも!!3歳だとそんなもんなのでしょうか??
やって欲しくないことをやる、双子に手を出すので朝からずっと怒っていて、お互いに良くないのはわかるのですが、どうしていいか分からなくなっています。私もイライラして、キツいことも言ってしまいます。
さらに、自分でできることも一切やらずご飯を食べるのも、着替えも自分でやらず、全て私にやって!!と言ってきます。ご飯に関しては私の膝の上で食べさせてもらうか、そうでなければ遊んでしまいます。遊んでいる時は食べなくていいよと引くのですが、食べるといい、また遊び出し最後に膝の上で食べさせてとなります。下の子もいるので自分で食べてほしいのですが、まだ食べさせてあげた方がいいのでしょうか?
上の子のすべてにイライラしてしまい怒りっぱなしになっています。また、あまりにも話や言うことが聞かれないので両親に障害が何かあるのではないか!?と言われています。コロナの影響で3歳児検診もいつあるかわからず、もし障害があるなら早く療育とかを始めた方がいいと思うのですが、どこに聞いていいのかもわかりません。
専門家からの回答
こんにちわ
>5月で3歳になる男の子と7月で1歳になる双子を育てています。3歳のお兄ちゃんが全く言うことを聞きません。ダメと言ってもやり、やめてと言ってもやめず、やらないで!!と言うことはやるのに、やってほしいことは何もやってくれず。話しても無視をされて、適当に返事をされます。わかった??はい。とやりとりしても次の瞬間にやってます。
→ 申し訳ないですが、全く同じ状況なのですこし笑ってしまいました。愛情がたりてないことはないと思いますが、言葉でなくても感じ取りやすいのが子供ですので起こった後はよく抱きしめてあげてくださいね。できたときは気絶するくらいほめてあげてください。
この時期の子供は親の愛情を確かめようとすることも多いです。怒ってしまうこともありますけども、きちんとあやまってあとで抱きしめてあげれば徐々によくなると思います。
>コロナの影響で3歳児検診もいつあるかわからず、もし障害があるなら早く療育とかを始めた方がいいと思うのですが、どこに聞いていいのかもわかりません。
→小児科にかかるほどでなければ子育て支援センターなど市役所にあるので確認してもよいかもしれませんね
専門家からの回答
みゆぅさん、お疲れ様です。
ご実家の助けを借りているとしても、双子の育児はさぞ大変だと思います。
3歳は大人が思っている以上にいろんなことが分かっています。
きっとできないのではなく、やりたくないんでしょう。
みゆぅさんも子育ての疲れはもちろんですが、ご両親にも気を使っている状況が強いストレスになってしまっているように感じます。
忙しい双子の子育て中、とりあえず難しいことは後回しです。
子育てがつらく感じている今から脱出しましょう!
お兄ちゃんと「2人きり」の空間で「触れ合う」時間を確保して、こうなってほしい「理想のお兄ちゃんに話しかける」ようにしていくと、きっとお子さんの行動は変わります。
★2人きり
外出するのも難しい現状ですが、5分でも10分でもお兄ちゃんだけ連れて外へ出かけてみましょう。親のいない環境なら、みゆぅさんもお子さんも素の自分でいられるはず。
★触れ合う
手をつないだり抱っこしたり……スキンシップはどんな言葉よりも愛情を伝えやすい方法です。食べさせてほしい、着替えさせてほしいもスキンシップが欲しいという訴えなので、しっかり答えてあげたほうが良いです。
もし、ご両親に何か言われても気にせずラブラブしましょう。
★理想のお兄ちゃんに話しかける
「いつも双子ちゃんに優しくしてくれてありがとう」「双子ちゃんが歩けるようになったら手をつないでお散歩しようね」と理想のお兄ちゃん像が想像できるように声をかけてみてください。
自分の行動とお母さんの喜ぶ姿がイメージできた分だけ行動が変わります。
今は怒すのも仕方ないだろうし、理想のママになろうとしなくても良いです。
無理なくできることから。
細かい対応はちょっと落ち着いたら、また考えていけばいいと思います。
育児が楽しくなることを祈っています。
専門家からの回答
こんにちは。
「3歳だとそんなもんなのでしょうか?」はい、そんなもんだと思います。お子さんの行動をお聞きした限りで、特に病的な印象は受けませんでした。
どの行動も、単純に「もっと僕をかまえ!ちやほやせよ!」というメッセージのように思います。
私自身も心の支えにしている言葉なのですが、「子供には、親からの愛情が、コップ一杯の愛情で気が済む子もいれば、バスタブいっぱいの愛情が必要な子もいる」のだそうです。親がどれだけがんばってもバスタブタイプの子はもっともっとと要求してきます。親が頑張っていないとか、愛情を注いでないとかではなく、要求量が違うのです。お母さんが「私が愛せてないからだ」と自分を責めないでください。バスタブタイプの子に当たったら、もうあきらめて、根性の続く限り相手するか、自分以外にも愛情を注いでくれる大人を探すしかないと思います。
一説には、犬やタコには3歳児並みの知能があり、チンパンジーはもっと賢いそうです。もう相手は犬かタコだと思って、できたら「おー、すごい」と思い、できなくてもそんなものだろう、と思うぐらいでいいと思います。相手へのハードルを下げ、こちらの元気が続く限り甘やかしかわいがるということで、自立につながっていくと思います。
回答ありがとうございます。
本当バスタブタイプなんだなと思いました。
かまって欲しい、チヤホヤしてほしい!まさしくそうだなと。
根気よく愛情をかけてあげるしかないですね。
なかなか、難しいですが頑張ってみます。
専門家からの回答
みゆぅさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
3人のお子さんの育児お疲れ様です。
特に下のお子さんたちが双子では毎日とても忙しい事と思います。
その中で上のお兄ちゃんのお世話もなさり、その状況に心を砕かれている素敵なお母さんだとお見受けしました。
お兄ちゃんのしていること、これは、下のお子さんたちが産まれてからの「赤ちゃん返り」と「やきもち」の範疇だと思います。
怒られても怒られても、みゆぅさんに「やって」と言ってくるのは、それだけみゆぅさんの愛情を求めているってことですね。
もちろん怒られるよりも褒められる方が素敵に決まっていますが、褒められない子供はわざと叱られることをやって注目を引こうとします。
そして、怒られることで「自分はまだ見放されていない。ちゃんと関わってもらえてる」という事を確認しているのです。
「下の子ができたら、上の子にしっかり愛情を」とは、昔から言われている育児の極意でもあります。もしもご両親の助けが得られるのならば、下のお子さんのお世話をお願いして、しっかりとお兄ちゃんと向かい合ってみませんか?
その時間が取れなくても短時間でできることもありますので参考になさってください。
以下、その具体的な対応策を書きますね。
朝。
お兄ちゃんが起きたら、笑顔で「おはよう!」と言って、ギューッと抱きしめる。「今日もいい子でいられますように」(5秒)
食事の時。
「これを食べたら、次はお膝でこれを食べようね。〇〇ちゃん達はお兄ちゃんのあと」と前もって予告する(1秒+お膝で5分)
着替えの時も同じです。
「ここまでできたら、後はしてあげる」と言って、ひとりでやる時間を作る。(2秒+3分)
最初は、「え?こんな簡単なこと?」と思うようなことから始めてください。そして、できない事には目をつぶり、できたことだけ褒めてください。
毎日これをすると多分1週間くらいで変化が見られ始めますから、そのあとは自分でやったところを褒めて最後はひとりでできたことを褒めながら自立させてください。これはすでにできることを一人でやれるようにする手段です。
逆に、新しいことを一人でできるようにさせたいときには、難しい所を一緒にやり、最後はひとりで仕上げることにより達成感が得られます。どれだけ手伝っても最後だけはひとりでやらせ「できたね~、すごいね~」と褒めるようにしてくださいね。
遊びの時。
おもちゃは愛情の代替品ですから、今は奪いたい時なのでしょう。愛情を求めている姿です。いったん「欲しかったんだね」と思いを受け止め、「今、使ってないものを渡す」ことから練習しましょう。やり取りを遊びの中で経験することも大事です。「はいどうぞ」「ありがとう」と言いながら渡したり貰ったりすることで、また自分のところに戻ってくる、今は貸しても大丈夫という事がわかってきます。これは、お母さんの愛情が、今は下の子の面倒を見ているけれど、また僕の事も可愛がってくれる、と思えることと同じなんですね。
自分が大事にされているとわかれば、下の子にも「いい子いい子」をするようになりますよ。
でも毎日怒り続けなければならないようなことばかりしているのに、そうそう褒めることなんてないわ、とお思いでしょうね。そんなときのために次のようなことを試してみてくださいね。
まずは「怒る」と「叱る」の違いから。
感情的になって怒ることは、相手に恐怖しか与えませんし、怒りの感情が伝わるだけで、お兄ちゃんはどうして怒られているのかわかりにくいのです。
怒るよりも冷静に叱る。そして叱ったらそれとセットでどうしたらいいか伝える。
たとえば、
下の子がお兄ちゃんのおもちゃにさわり突き飛ばしたとしましょう。すぐに「あぶないからダメ!」と短く叱ります。そのあとですぐに「おもちゃに触られたくなかったんだね」とお兄ちゃんお気持ちに寄り添い「これからは、触らないで、と言ったり、手がとどかないところに置いておこうね」とどうすればいいかを教える。で、すぐに練習するんですよ。大事なおもちゃならテーブルの上に持ってこさせ、「そうそう、それでいいのよ」と褒める。下の子には、わかってもわからなくても「お兄ちゃんのものは勝手にさわってはダメ」と一言いえば、お兄ちゃんはみゆぅさんが自分の気持ちをわかってくれたと思うでしょう。先々これがお片付けにつながると二重丸ですね。
食事のマナーも、できてない事ばかりが目に付くでしょうが、できたことだけ褒めていくようにすると、上達も早いですし、下の子のお手本にもなります。毎日できてないことを怒られている姿を下の子に見せるのも良くありません。下の子たちはその姿を真似します。怒られるのが当たり前になり、食事の時間が楽しくなくなります。今も大変ですが、1年後この大変さが3人分になる前に、今、お兄ちゃんにたっぷりの愛情と時間をかけてみてください。
具体的には「先手を打つ」ということです。
立ってしまってから「すわろうね」ではなく、これは立ちそうだな、と思った時に「えらいね~。今日は上手にすわって食べてるね」という。
もしも立ってしまった時に注意をしてすわれば、そこですかさず「えらいね。すぐにできたね」と褒めた後、2,3分で「ちゃんと続いて座れてるね、さすが!」と声をかける。その時々で「下の子のお手本になってるよ」など話してみるのもいいですね。
ご両親が障害があるのではないかとご心配なさっているとのこと。発達障害のお子さんにも、そうではないお子さんにも、まずは上記のような対応をアドバイスしています。これで行動障害は軽減していきますので、様子を見ながらコロナがおさまってからの健診でご相談されてはいかがですか?
少しでもお力になれれば幸いです。
回答ありがとうございます。
今、コロナで保育園がなく実家に頼っているので、実家で双子を見てもらってお兄ちゃんとの時間も作っていたり、朝は必ず私を呼ぶので布団の中で2人の時間は作っているのですが、もう少ししっかり向き合おうと思います。また、ちょっとずつできることも増やされるように、声かけや褒めることも意識していこうと思いました。
また、怒ると叱るは頭ではわかっているのですが、どうしても感情的になってしまうことが多く、心に余裕がある時でないと私自身が瞬間湯沸かし器のようになってしまい、後から反省する日々です。
実家では父親が私と同じで怒鳴り散らして怒るので、毎日双子もお兄ちゃんも怒鳴られています。ちょっと別の話になりますが、怒り方も人格否定はダメとよく聞きますが、私の父親も母親も基本人格否定で、悪いことばっかりするから嫌われるとか、誰も好きじゃなくなっちゃう。ほかられるよ。や、泣いてるとうるさい!!黙れ!!とか、何が悪い、何がダメ、とかよりとにかく大人目線で怒られる事を見ているので、私も同じような怒り方になってしまい、叱り方がわからなくなってしまいます。そして、とにかく、実家に手伝ってもらって迷惑をかけているので同じような怒り方で、怒って親の気を鎮めているのもあります。
お兄ちゃんは、置いてかれるや嫌われる、捨てられると言ったワードをみんなから言われるので、問題行動を起こすのかなぁと振り返って思いました。
両親を変えるのはなかなか難しいですが、私だけでも両親に引っ張られず、叱るが出来る様に少しずつになると思いますが意識していけれたらと思います。
正直、お兄ちゃんのように双子がなってしまったら、それこそ私1人では全く手がつかれなくなってしまうので、少しずつ出来た事を言いながら褒める!を意識していきたいと思います。
みゆぅさん、こんにちは。春野です。
コメントありがとうございます。
もうすでに、お兄ちゃんとの時間もしっかりと確保してらしたんですね。素晴らしいお母さんですよ。
感情的に怒った後、反省したなら、その時に「お兄ちゃん、さっきは怒りすぎてごめんね」と言ったらどうでしょうか。あくまでも悪いことを注意したことは間違ってないので、「怒ってごめんね」ではなく「怒りすぎてごめんね」なんですね。その時にはお兄ちゃんも冷静に受け止めることができていますから、「大好きなお兄ちゃんがいい子になってほしいから言うんだよ」とお話しするといいかもしれません。
また、ご両親に「そんなことばっかりするから嫌われる」と怒られた時には、「その事さえしなければ、みんなお兄ちゃんの事が今以上に大好きになるよ」と言い換えてみてください。不適切な行動をやめさせたいときに、言われる側に立ってみたら、どちらが効果的でしょうか?
先の言葉だと「今も嫌いだけどもっと嫌われる」と受け止めますし、後の言い方だと「今も好きだけど、できたらもっと大好きになる」と受け止めます。同じ注意の仕方でもこんなに印象が変わるんですね。
とてもしっかりとご自分を振り返り、ご両親との関係性も分析されているみゆぅさん、こんなお母さんに育てられているお兄ちゃんは、この先ほんのちょっと対応を変えることで健やかに育っていくと思いました。
緊急事態宣言も解除され、保育園も始まれば、また状況も変わってくると思います。
ご両親との関係性も急には無理でも少しずつ変わっていくといいですね。改めてご相談ください。
少しでもお力になれれば幸いです。