2020/5/28 08:24:11
3歳8ヶ月長女の爪噛みについて悩んでいます。昨年妹が生まれ、赤ちゃ…
3歳8ヶ月長女の爪噛みについて悩んでいます。
昨年妹が生まれ、赤ちゃんがえりなのか、気がつくとすぐ指の爪をかんでいます。
週一度は私が爪を切っていたのですが、今年に入ってからは自分で爪をかみ、爪がのびてこないので、私は一度も切っていないです。
足の指もさわっていじっています。
爪をかむことで落ち着くかもしれないですが、深爪や、汚い手をなめること等心配です。
なるべく妹が寝ているときや手がかからないときには、
長女とたくさん遊んだり、抱き締めて大好きだよと伝えているのですが爪をかむことをやめられないようです。
かわいいシールを爪にはれば治るかと思って貼ったのですが、1日でだめでした。
暑い時期で手袋するわけにもいかないし、辛子を塗りたいけどぬれないし。。。
何かいい方法はありますか?いつかは噛まなくなるとあきらめるしかないのでしょうか。
専門家からの回答
こんにちは。
お子さんが爪を噛んでいるのですね。
衛生面に関して親としては心配なことと思います。
爪を噛む=寂しいとは限りません。
暇だからなんとなくという場合もありますし、不安を感じている場合もあります。
私も子どもの頃から爪を噛む癖があり、未だに抜けません。
しかし、なぜかと聞かれるともはや無意識なんですよね。
習慣化しているのかもしれません。
お子さんも同じとは限りませんが、最初は理由があって始めたものの、今は無意識という可能性はあると思います。
お子さんが3歳とのことですので、なぜ噛むのか聞いてみても良いかもしれないですね。
自分自身でもわらかない可能性はもちろんありますが…。
また、ほっこりさんがおっしゃっているように、「深爪や、汚い手をなめ、痛い思いをしたり、病気になったりすることが心配。」ということを伝えられても良いと思います。
爪を噛むことで安心感を得ている場合は、爪噛み以外で安心出来る方法と見つけてあげられたら良いですね。
子どもはフリース生地やタオル生地が好きな子どもも多いですので、噛みたくなったらこのぬいぐるみを噛んでね等、代用品があると落ち着くかもしれません。
小さいころ爪を噛むお子さんは多いですが、成長するにつれ自然としなくなるお子さんがほとんどです。
不安な思いはあると思いますが、成長を見守ることも一つの方法かもしれませんね。
少しでも参考になれば幸いです。
ほっこりさんとほっこりさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
ほっこりさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
赤ちゃん返りをしている長女さんの爪噛みが気になっているご様子。
爪を噛む子供さんは案外い多いのですよ。
例えば寂しいとき、退屈なとき、叱られたとき、環境に慣れないときなど……子どもは精神的にストレスを感じたとき、安心感を得るために自分の爪を噛んでしまうのです。
ほっこりさんのお子さんも、下のお子さんが産まれて、今までの生活とは変わり、子どもなりにストレスを抱えていることと思います。
それを自分なりにバランスを取ろうとしている姿だと理解してくださいね。
ほっこりさんも、一緒に遊んだり大好きだよと伝えたり母親としてとてもよく頑張ってらっしゃいます。愛情不足が原因だという人もいますが、実際のところそうとは言い切れないのでいらぬ心配をなさいませんよう。
でもほっこりさんがおっしゃるように、深爪で痛い思いをしたり、黴菌が口から入ったり、爪の形が変形したり、大人になってからも癖として残ってしまったり、とあまりいい影響はありませんし、人に見られてもいい印象は持たれません。
できるだけ無理なく爪噛みはやめさせたいですね。
でも、叱ったり注意したりするだけで止まるものではありません。それは無意識のうちに噛み始めていることが多いからです。逆に自己評価が低くなったり隠れて噛んだりすることにもつながります。
まずは、どんな時に爪噛みが出ているのかを観察します。一日中のべつ幕なしに噛んでいるのではないでしょう。叱った後に現れる場合もあれば、眠たい時に現れる場合もあります。観察したら分析しましょう。何か特定のストレスがかかっているときに多いのか、暇な時に多いのかなど傾向がわかります。 爪噛みを引き起こしているストレスが分かれば、原因を取り除いたり、軽減するための方法が考えられるでしょう。
また、3歳8か月という事ですので、わかる範囲で説明してみましょう。指には目には見えないけれど汚れがついていて、爪を噛んでいると黴菌が体の中に入ってしまう、爪の形が変わることもある、などお話ししてみるといいですね。
そのうえで、爪噛みをしている所を見つけたら、そばに寄り添ってなでてあげながら、そっと指を口から離してみてください。その時には言葉で「ダメ」というのではなく、優しい笑みを浮かべていてくださいね。 優しく手を包み込んだり、指をなでたりすることで、無意識のうちに爪を噛んでいたことに、お子さんが自然と気付くことができます。
あまりにも気になるようなら、子どもの身体に害はない、しかし口に含むと苦みを発するマニキュアが市販されていますので、それを塗布するのもひとつの方法です。爪噛みの抑制にはなりますが、原因を取り除かないままでのマニキュア塗布は、また違うこだわりを誘発しかねません。
ほっこりさんが今なさっているお子さんへの愛情表現を続けながら、上記で書いた方法を試してみてください。
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちわ
>爪をかむことで落ち着くかもしれないですが、深爪や、汚い手をなめること等心配です。
なるべく妹が寝ているときや手がかからないときには、
長女とたくさん遊んだり、抱き締めて大好きだよと伝えているのですが爪をかむことをやめられないようです。
暑い時期で手袋するわけにもいかないし、辛子を塗りたいけどぬれないし。。。何かいい方法はありますか?
→ そうですね、難しいですよね、ストレスに対する応答ともいえますし、叱って辞めさせるとかえって見ていないときに隠れてしてしまいますものね。
子供は飽きっぽいのでできるだけ遊びやほかのことに気を向けさせる
スケジュールをくむといいかもしれませんね(おもちゃあそび→品場に行く→水遊び→絵本など)。自粛生活も続き大変だとは思いますができる限りやってみましょう。
専門家からの回答
こんにちは。
口周囲を触る、なめるということは、人間は本能的に安心する行為とされており、大人がガムをかむ・たばこを吸うといったことも、口周囲を触ることで安心しようとする行為だと言われています。
私自身も爪を噛む癖があり、足の爪までむしっていました。
自分で自分を慰める方法を持っているということは、決して悪いことではないと思います。ただおっしゃっているように手指には汚いものがついていることもあるので、清潔にして行うこと、また噛んでギザギザになった爪は自分や人を傷つけることもあるのでやすりなどでとがったところを手入れすることを言い聞かせていくのは必要かもしれません。
指しゃぶりも爪噛みも同じような対応が可能と思います。
一つの対応としては、指しゃぶり・爪噛みそのものに対しては直接叱ったりせず、しゃぶる暇もないほど楽しくさせてあげる・甘えさせてあげるというようなことが基本になるかと思います。ただ、口を触っているのは、必ずしも「十分世話をできていないからだ」「さみしいからだ」とは限らず、ちょっと暇だとか、何となくという場合もあります。
手触りの良い人形などを持って握らせるといった行動に変えていくことも考えられるかもしれません。