2020/8/4 01:37:32
高2の娘についてです。学校が楽しくなく、勉強にやる気が起きないようです。
高2の娘についてです。
高校入学からあまり学校が楽しくなく、勉強にやる気が起きないようで、テストでは赤点が2、3今日かあります。
帰宅しても宿題をする以外はスマホやTVで遊んでいます。
最近、将来のために内職をしてお金を貯めたいと言い始めました。
ただ同じ目的で去年の夏に稼いだバイト代は、貯めることなく使ってしまったようです。
娘の言い分は
「家でダラダラ過ごす時間を内職に当てた方が有意義」
「もう稼げる歳なのに親に面倒みてもらいたくない」
親としては「学生の本文は勉強すること。遊びたい、将来に使いたいお金はできるだけ用意するからまずは勉強して学力を上げてほしい」
お互いが譲歩できず、困っています。
何かいいアドバイスいただけたら嬉しいです。
誰かに相談したくてこちらを見つけました。よろしくお願いします。
専門家からの回答
こんばんは、Mr.Tと申します。
高校2年生のお子さんが勉学に励んでくれず、赤点の科目もあるとのことですね。
私も同じような頃、学校生活になじめず苦労し、
学校生活で充実できないので、社会的に認められたいという思いで、早くお金を稼ぎたいと思っていました。
> 親としては「学生の本文は勉強すること。遊びたい、将来に使いたいお金はできるだけ用意するからまずは勉強して学力を上げてほしい」
同じようなことを両親から何度も口酸っぱく言われていたのですが、心境は以下のとおりです。
・ただでさえ学校で勉強しているのに、家に帰ってまでやりたくない
・勉強で認められないなら他のことで認められたい
そのような心境の中、
・勉強しろ (Do!)
・勉強して学力を上げてほしい (Do!)
と言われても、Whyと将来どんな良い未来が待っているかという理由がないので響かないと思います。
したがって、私だったら以下のような言葉をかけると思います。
・高校生の今、勉強せずに稼ぐと、平均生涯年収は〇〇万円ぐらいで、1ヶ月で使えるお金は○○円ぐらい
・それに比べて、大学や大学院を出てからだと、これだけ1ヶ月に使えるお金が変わるんだ、という話
・高卒では○○という仕事につけないが、大卒、大学院卒では○○につける仕事をリストアップして、渡しておく
・この勉強をすることで、何ができるようになるのか、社会ではどのように使われているのかを伝える
ご参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
高校2年生のお子さんのことで悩んでらっしゃるんですね。
高校2年生と言えば大人に近くなってきているけれど、まだ子どもの部分もあり、難しい年ごろだろ思います。
学校があまり楽しくないのですね。
成績が上がらないことが原因なのでしょうか。
それとも友達関係など他に理由があるのでしょうか。
本当のことを話してくれるとは限りませんが、学校が楽しくない理由を改めて聞いてみても良いかもしれませんね。
勉強に関しては、中学校の頃は上位にいたけれど、高校に入ったら自分よりもっと出来る子が多く自信を失ってしまったり、反対に元々勉強が苦手でどうにか頑張ってきたけれど、もう完全に意欲を失ってしまったりという例もあります。
内職をしたいという件ですが、個人的には本当に内職をしたいというわけではなく、「家でダラダラ過ごす時間を内職に当てた方が有意義」という言葉が真実のように感じます。
多分、お子さん自身でも「このままではいけない」「どうにかしなければならない」という思いがあり、自分なりに足掻いているのではないでしょうか。
もしかするとお子さんは今目標を失っているのかもしれませんね。
もし、そうなのであれば、色々な知識を得たり、経験をしたりすることで、お子さん自身が目標を見つけることが必要だと思います。
嫌がらないのであれば、一緒に出掛けたり、オープンキャンパスに参加したりしてみるのも良いかもしれません。
自分でなんとかしたいと思っている人は、目標や夢さえ見つかれば前に進んでいく力は持っています。
お子さんにも早く見つかると良いですね。
少しでも参考になれば幸いです。
質問箱さんと質問箱さんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
同じ目的で去年の夏に稼いだバイト代は、貯めることなく使ってしまったようです。 娘の言い分は
「家でダラダラ過ごす時間を内職に当てた方が有意義」
「もう稼げる歳なのに親に面倒みてもらいたくない」
親としては「学生の本文は勉強すること。遊びたい、将来に使いたいお金はできるだけ用意するからまずは勉強して学力を上げてほしい」
→ 何に使ったかはきになりますけども、なにかなりたいものがある内職でしたいことがあるならまずはそちらも聞き出してはいいのかもしれません。どうせ否定して勉強させても意味がないのであればですね。ただ1点、大学にいくかどうかについては今の時期からよく話し合いましょう。高2ですから、そこはあいまいに伸ばしてもよくないです。
専門家からの回答
質問箱さん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
私は仕事柄、質問箱さんの娘さんのようなお子様と多数関わってきました。
今がターニングポイントだという気がします。
これから、一番うまくいった時の事例と、一番悪い経過をたどってしまった事例をお示しします。
うまくいった事例は、今の生活が自分の生き方にそぐわないので、自分のやりたいことのため、学校をやめて新たに美容専門学校に行くと決め、がむしゃらに頑張って自分の店を持つまでになった女性の例です。
うまくいかなかった事例は、高校生活に意味を見いだせないまま、バイトに明け暮れ、そこで知り合った人からもっと割のいいバイトを紹介され、JKビジネスに嵌まり、最後はドラッグ漬けの生活、やくざに脅され薬代を稼ぐために体を売る生活を送るようになった女性の例です。
この違いはどこにあるのでしょう。
娘さんの例でみると、学校が楽しくない。勉強への意欲がない、という事に嫌気がさして、そこから逃げたいと思っているようです。厳しい事を言うようですが、娘さんの言い分は甘え以外の何物でもありません。手っ取り早くお金になることを求め、そのために理由付けをしているように思えます。
では、親として今後どうすればいいのか。
娘さんのいいところは「宿題はやっている」「将来のためという言葉が出ている」ことです。
これを最大限活用し、娘さんの気持ちを理解したうえで、冷静に話し合いを持つといいですね。
将来のために有意義なことをしようと思うなら、内職などという割の悪いことをするのではなく、自分が将来何をしたいと思っているのか、どんな生き方をしたいのか、そのためには具体的に何をするべきなのか、を一緒に考える時間を持ってください。自分の夢に向かって前向きに学ぶことができるのは学生の特権です。
学歴が大事なのではありません。大事なのは学び続ける意欲です。自分がなりたいものに向かって学ぶという事を大人は身を持って教えなければなりません。学校だけが学びの場ではありませんから、そういう事も含めて話し合いを持ってくださいね。
今、娘さんは幼いながらいろいろ考えようとしています。このチャンスを活かして社会人として生き抜いてきた大人の話を聞くことができるといいですね。
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
初めまして、あかりです。
お子様のお話を聞くと、お子様は自主的な経験、体験をしてみたいのではと思いました。
質問箱さんの勉強重視なお話もお子様は、十分理解されていることと思いますが、高校生となると力試しをしたかったり、体力的にも一番ある時期です。想いを発散したいような気持ちにもなるのではないのでしょうか。
視点を変えると勉強には経験や体験から得られる学びが一番身につく場合もあります。教科書を記憶して覚えていく学びとはまた違うかもしれません。
お子様の自主性に委ねてみた、親、子、それぞれの挑戦が必要なのかもしれません。
結果でなく、その時間の中でお子様自身の力がどれだけ作れるかも目には見えない、前進して生きていく力にもなります。
期間を決めて、お子様のチャレンジを支援するなどの折り合いはいかがでしょうか。
参考までに。
専門家からの回答
こんにちは。
自立・社会に出ることに向けて、いろいろご自身の中で模索されているのかもしれません。
経験を積んできた大人からすれば、自立のための最短のルートは、今は大人の世話になって勉強することだと分かりますが、子供にとっては、目の前のわずかなお金を得ることが自立であるかのように思えてしまいます。親が言うことが古臭い押し付けであるように思えてしまいます。親に素直に従うのがむずがゆいというようなこともあるかもしれません。
地上で迷路の中をウロウロしている蟻を、上空から鳥が見て、あーあ、右に行ったほうが近道に決まっているのに、なんでわからないのかなー?ともどかしく思うようなものかもしれません。
仕事によって給料がこれだけ違う、この差は、今内職をして一円単位でお金を稼いでいても埋められるものではない、生活するにはこれだけお金がかかる、お金がないと大きく選択肢が狭まる、親の庇護のもとに生活に追われず勉強だけに専念できる今というのは貴重な時間なのだ・・・こんなことは社会人なら誰でも身に染みてわかりますが、私自身が子供のころも分かっていませんでした。
進学校でおとなしく勉強している子供よりも、自分の手でお金を稼いで生きていこうとしているお子さんのほうが、これからの社会では必要とされているたくましさを持っているのかもしれません。これからの世の中では、与えられた勉強しかできない子よりも、苦労して学びたいことを見つけた人のほうが生きた知識を活用できるのかもしれません。
「勉強しなさい」と押し付けて、「はいそうですね分かりました、心を入れ替えて頑張ります」となる可能性は低いかと思います。全く放任してしまったり、「もう好きにしろ、知らない」と突き放すのではなく、「あなたの選択は尊重するが、親としてはこういう経験からこうアドバイスしているのだ」というような、ご自身の人生経験からの血が通ったアドバイスをされ、「基本的にあなたを信じ尊重しサポートする、味方でいる。自分を傷つけるようなことだけはやめてほしい」というメッセージを伝え、見守る、この子には生きる力があると信じて待つ、最終的には子供の人生は子どものもので親が操作できるものではないと覚悟する、ということになるのではないかと思います。
可能であれば、お母さんお父さんが、社会の中でどうやって仕事をして、お金を稼いでいるのか、何にいくら払っているのか、仕事にどういうやりがいを見つけているのか、どうやって今の職を得たのか、といった社会のリアルを見せてあげるといいのかもしれません。あこがれて、「こうなりたい」「そのためにはどうすればいいのか?」と思えるような具体的な目標を探すために、働く人を描いた映画・ドラマ・本などいろいろなものを一緒に見る・体験する・知ると言ったことも意味があるかもしれません。