小学5年生と3年生の娘、1歳の息子がいます。相談は小学生の娘2人に…
小学5年生と3年生の娘、1歳の息子がいます。
相談は小学生の娘2人についてです。
とにかく「やることをやらず遊ぶ」「ルールを守らない」がひどいです。
1日のやらなくてはならないこととして
・宿題
・ピアノの練習(1時間)
・明日の準備(給食袋、鉛筆削り、時間割合わせなど)
・部屋の片付け
があります。
それが全て終われば、好きなことをしていいと言っていますが(ゲーム等も時間制限はしていません)、
やらずに遊んでしまい、夜になり、やることが終わらず寝る時間「9時半)が来てしまうという毎日です。
夜中に遊んで朝起きれず、学校でも眠くなるようなので、ベッドへ本を持ち込むのは禁止にしているのですが、結局布団に入ってから本を読むので部屋の電気を外しベッドの電気もつかなくしました。
ところが、懐中電灯を持ち込んで読む始末です…
学校から帰宅後、「もう◯時だよ、やることどうなってるの?」と声かけをすると
「遊んでた…」「本読んでた…」とバツの悪そうな返事をするくせに、また同じことを繰り返し、私も最終的にいい加減にしろと怒鳴ってしまいます。
あまりにひどいので一定期間ゲームを禁止にしたり本を没収したりしていますが、「ものがないからやらない」のではなく、「目の前にあるけどやらない」が理想です。
やることをやる時間はケジメをつけて、我慢をして、やりたいことがあっても切り替えをしてやるようになって欲しいです。
それに何かを没収したところでまた別のやりたいことを見つけてくるので、キリがないです。
毎日毎日、やること終わってないのに遊ぶな、と叱るのも疲れました。
ひどい言葉を子供に投げてしまうのも嫌になります。
どうしたらいいのでしょうか。
専門家からの回答
これはどこの家庭でも一度は悩むことですね
3人もお子さんがいるので到底付きっ切りは無理だと思います
病気ではなく、ベッドにもちこんで本を読むなど悪い点ではないですね。これは親が難しいのですが、1週間だけ放っておくというのも手です。実際に学校の準備をしないとどうなるのか、宿題をしないとどうなるのか まず経験しないとわからないかもしれません
あなたならできるだろうから という言葉も忘れずに失敗して悲しんだら寄り添えばOKです それでもしひとつでもできたらめちゃくちゃ褒めましょう
専門家からの回答
ゆちさん、こんにちは。
まだ下の子が小さいので、お世話や家事に追われてますよね。
小学生なんだから自分のことは自分でしてほしいと思うのは当然だと思います。
できない部分を指摘するのでは改善しないのであれば、できない理由を探してアプローチするのがいいかと思います。
まず、子どもたちはやらなければならない理由を理解してないんだと思います。
現在の小学校では宿題をしていかなくても先生は何も言いません。
しているかしてないかのチェックをするだけです。その宿題が学習に直結することも少ないです。(宿題しないとその日の授業に困るなど)
将来への夢が決まってそのために目標持って勉強している子であれば別かもしれませんが、たいていの子は特に勉強の必要性も感じていないので同じような感じだと思います。ラクで楽しいことだけしたいのは子供のみならず大人だってそうです。でも、しないと困るという意識ができて初めてできるようになりますよね。
可能であれば担任の教師と連絡を取り合って、宿題をするように声をかけてもらうといいかと思います。
あと気になるのが、平日にするべきことが多いこと。
特に1年生では宿題と明日の準備を親とともにするのが理想ですが、ゆちさんは小さなお子さん抱えてて難しいんだと思います。
さらにピアノと部屋の片づけを子どもだけでするとなると、かなりハードルが高いように思います。
まずはひとつできるようにして、自信を付けてもらうこと。
そして、子どもが「しないといけない・したい」と思えるような声かけを心がけていきましょう。
・ピアノの練習
「最近はどんな曲練習してるの?聞かせてほしいな」
練習させるのではなく、弾くことを楽しめるように。
・明日の準備
「明日はなんの授業があるのかな?どの授業が一番好き?」
授業内容も聞いておけば準備物も思い出せるようになっていきます。
・部屋の片付け
「面倒かもしれないけど、使ったものだけでも片づけてくれると嬉しいな。赤ちゃんもいるから小さなものが転がってると飲み込んで危ないの。」
片付ける理由を明確に伝えることや、嫌なな思いをくみ取りましょう。
・夜中に遊ぶ
一緒に寝室に行ってウトウトするまで側にいるのが効果的です。赤ちゃんはその間授乳させたり、ご主人がいれば見てもらうのがいいです。
最初は寝ない様子に多少イライラするかもしれませんが、今日の出来事や子供の好きなことなどゆっくりと会話してみませんか?
満足や安心できると子どもは自然と眠くなってきます。
できたりできなかったりの繰り返しでしょうが、だんだんとできてくるようになります。
ゆちさんも少しやらなきゃいけないことを手放して、小学生との時間を楽しんでみるのもいいかもしれませんよ。
小学生の子供たちにももう少し寄り添っていけるとお互いにやさしくなれるのかなとも感じました。
専門家からの回答
こんにちは。三人の育児お疲れ様です。
私自身も片付けや支度が一人でできず、懐中電灯で本を読むのもやっていました。やるべきことをやらないタイプでした。課題にさっさと手を付けられるようになったのは就職してからでしょうか・・・自分がやらなければ自分が困るということを骨身にしみてわかるまではできない性格でした。
どうするのが絶対正解ということはないですが、思いついたことを書かせて頂きます。
・やることをできるだけ減らす。一つだけでもできたら褒める。
・5年生の子と3年生の子を別々に見る。比較しない。お姉ちゃんだからといったことを言わない。
・子供の目線で、やりにくいからやらない、面倒、ということもあるので、支度をするスペースなどを見なおし、簡単に支度ができるようにする。家の中をあちこち歩きまわらなくても一か所で支度ができるようにする。動線を見直す。1人1人のスペースにする。
支度については、子供を有名大学に入れたある教育ママの育児書を読んだ時、「18歳で大学合格し家を出るまで、明日の支度も教材の整理も勉強スケジュール立ても何もかも親がやっていた。朝は靴下をはかせて起こした。家の手伝いも一切やらせなかった」というようなことを書いてあり驚きました。私自身は、お手伝いの中で学ぶことも多いし、勉強と同じぐらい、自分の支度が自分でできることは、自立のために大切と思いますが、そういう考え方もあるんだなと思いました。もしやってほしいことの中で明日の準備はひとまず優先度が低いようなら、もう思い切ってお母さんがある程度やってしまう、幼稚園児と思って一つ一つを一緒にチェックしていくことから一つずつやり直すといったこともあるのかもしれません。
・宿題については、分からない・できないからやりたくない、面倒、ということもある。理解できていないところがないか付き添ってやらせてみる。
これも育児書からの受け売りですが、学校の方針と違う方針で家庭教育をしている人が、先生に「うちは独自に勉強させるから、宿題は免除してほしい」といって、受け入れられた例があるというようなことを読んだことがあります。私自身経験がありますが、漢字を何十回も書かせるとか、意味の分からない・効率的ではないと思われるような宿題を課してくる場合もあるように思います。これは無理だなと思ったら先生に相談してみるといったこともあるのかもしれません。
・どうしてお母さんがこういうことをしてほしいと思っているのか、それについて子供はどう思っているのか、なぜやれないのか、ということを一人ずつと話し合ってみる。こういうところが嫌で、面倒で、つい本を読んでしまう、ということがあるのかもしれません。
・ホワイトボードや冷蔵庫などに、やるべきことをリストアップしたマグネットなどを貼り、終わったものは終わったコーナーに移動させる、マグネットを裏返すなどで、達成感を得やすいようにする。100円均一などにも売っていますが、透明なビニールでできたポケットがたくさんついたような壁掛け・状差しのようなものに、やることカードを入れて、できたらカードを裏返すといったことでもいい。次に何をすればいいのか分かりやすくする。
・今までのことと矛盾するようですが、本人が困るのを分かるまで放置するという場合もあると思います。本人に十分、やるべきことをやる能力があると信じ、本人に「お母さんはもう疲れたから、もう何も言わないから、自分で考えてやりなさい。あなたならできると信じている。任せる」ということを言い、どうなるか様子を見てみます。やらなければどうなるかは分かるし、自分なりに何とかやれるようになる可能性もあると思います。