2021/9/21 14:26:46
こんにちは。2歳3ヶ月の息子を子育てしています。いまだに発語がなく…
こんにちは。
2歳3ヶ月の息子を子育てしています。
いまだに発語がなく、1歳半健診でひっかかり、相談にまわされ、市の窓口を経て現在発達支援センターに行っています。
初回(7月)は臨床心理士さんの現状確認、先日二回目(9月)で先生の面談でした。
この2ヶ月で出きることが急激に増え、先生も驚かれていました。が、いまだに発語はありません。
先生自体は、初回の臨床心理士さんの作ったカルテ?のようなものを見て『懇談会で診断や確定はまだできないけど、自閉症の可能性がゼロではありません』とのこと。
覚悟はしていましたが、自閉症かもとの言葉はやはりショックでした。
かなり急成長しているので、また3ヶ月に先生との面談になり、様子見になりました。
今後の息子の成長によっては自閉症診断にならない場合などあるのでしょうか?
現在の息子は…発語はなし、睡眠障害無し、他人に触られるのはびびりますが自分から寄っていきニコニコ笑います。図鑑やテレビのキャラクター等多数覚えています。こちらの言うことはある程度はわかってるようです。呼びかけにはすぐ反応します。
バイバイは手首を振ってる感じです。強いこだわりはありません。偏食ぎみです。
このような状態の息子に、自宅ではどのように育児をしていくのがいいのか、アドバイスをお願い致します。
専門家からの回答
現在の息子は…発語はなし、睡眠障害無し、他人に触られるのはびびりますが自分から寄っていきニコニコ笑います。図鑑やテレビのキャラクター等多数覚えています。こちらの言うことはある程度はわかってるようです。呼びかけにはすぐ反応します。
→この時点で自閉症の可能性は非常に低いと思います、絵本の読み聞かせなどを積極的に行いながら、経過を見ていく形でいいでしょう、2歳まではまたれていいかなと思います
専門家からの回答
小児科医の速水です.
ご相談拝見いたしました. 自閉症についての相談を受ける立場にあります.
コミュニケーションには1. 言葉を介したコミュニケーションと 2. 言葉を介さないアイコンタクトy表情を読み取るコミュニケーションに分かれます. 言葉が出ているかだけではなく, 目が合うか, お父さんやお母さんが笑ったり, 怒った時にその表情を理解しているか, ということが自閉症かどうかを確認するときに重要です.
小児科医としてお伝えしたいこと, 心配することは
お子さんのことを「うちの子は自閉症なのか?」「この行動は自閉症の特徴だろうか?」という疑いの目で見ないであげて欲しいということです.
子どもは発達の途中なので, できないことや年齢相応のこだわりを持っていることは自然なことです.
お母さんが自分を見ている表情が疑いの表情であることを感じると, 子どもは自信をなくし, 意欲が低下します. そのことが発達を停滞させることさえあります.
もちろん疑いをかけられ不安になると思いますが, お子さんとご自身の子育てを信じて, 笑顔でお子さんを見守ってあげてほしいなと思います.
専門家からの回答
はじめまして。
言語聴覚士のなかいと申します。
自閉症の診断がつくかもしれないと言われ
不安な気持ちになっておられるのですね。
息子さんに実際お会いしていないので
自閉症の診断がつかない場合があるか
については言及出来かねますが、
医師によって診断が異なる場合もあるので
診断名は参考程度に捉えてもらえればと思います。
2歳前から心理士さんと繋がれた事は
とても良かったと思います。
今後もし診断がついた場合は
今よりも多くの機関からのサポートが
受けられるようになります。
安心して、たくさんの人に頼ってください。
自宅でどのように育児をしたら良いのか
との事ですが、お母様が無理なくというのが
いちばんです。疲れたら休んで、じぶんの時間もとってください。
下記にいくつか提案させていただきますので
余裕がある時にやってみてください。
・息子さんに何か頼んだ時など、出来たら褒める。
・話しかける時はゆっくりと。(不自然にゆっくりではなく自然な話しかけを少しゆっくりにしてみてください)
・音声のコミュニケーション以外のコミュニケーションを大切に。(指差された方を見る、おままごと、ボールのやりとり等のやりとり遊びを楽しんでみてください)
もしお母様の不安が強いようでしたら
発達障害を扱う病院やこども病院を
受診するのも良いかと思います。
また児童発達支援事業については
ご存知でしょうか。
個別や集団でコミュニケーションや生活動作等にアプローチする機関があります。
調べてみてください。
専門家からの回答
キナリンさん、こんにちは。
息子さんが自閉症かもしれないということでショックを受けておられるのですね。
私は看護師なので自閉症については言及できませんが、どのように関わっていけばいいのかという部分で少しお話させていただければと思います。
今は発達障害などの分類や症状がかなり複雑で、専門家でも判断が難しいケースもあります。しかし、忘れてはいけないのは、その子はその子であるということ。
例えば、息子さんが自閉症と診断されたからといって、実際に息子さんが何か違う存在に変わってしまうわけではありません。むしろ診断がつくことで、より息子さんの状況がとらえやすくなり、関わり方もより明確になるんです。決して悪いことではないんですよ。
今まで通り、しっかりと様子を見てあげください。「できる・できない」で判断するのでではなく、何に興味があって何が得意で、どうすればできるだろうという視点をもっていきましょう。
今は発達障害などの症状もかなり複雑で、専門家でも判断が難しいケースもあります。しかし、忘れてはいけないのは、そのこはその子であるということ。
今は発達障害などの症状もかなり複雑で、専門家でも判断が難しいケースもあります。しかし、忘れてはいけないのは、そのこはその子であるということ。
特殊だと感じる出来事もひとつの個性によるものとして捉え、キナリンさんが受け入れてあげると、きっと息子さんはのびのびと成長してくれますよ。