2021/10/31 06:53:15
哺乳瓶拒否についてです。3週間後に、生後3ヶ月の子供を8時間ほど母…
哺乳瓶拒否についてです。
3週間後に、生後3ヶ月の子供を8時間ほど母に預ける予定です。結婚式に出席するためです。
生まれてからずっと完母(常に乳頭保護器を使用)のため、2週間前から哺乳瓶の練習を始めました。
ミルクを入れても拒否、乳首や人を変えても母乳を入れても、激しく泣かれて拒否をされます。
しまいには、片乳も飲んでくれなくなり始め、哺乳ストライキになりそうだったので、一旦哺乳瓶挑戦は2日間程休憩中。
今は両乳飲んでもらえるようにすることに専念し、体勢を変えながらやっているところです。
こんな状況で、やはり当日までに哺乳瓶練習をした方が良いでしょうか。。
いざとなれば飲んでくれないかな?という考えもあります。
最悪スプーンなど、、まだ試したことはないですが。
ご意見お聞かせ頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
赤ちゃんにとっても, お母さんにとっても本当に大変な状況ですね.
お母さんのおっぱいから直接飲むのと, 哺乳瓶の乳首から飲むのでは舌の使い方が異なるので, 赤ちゃんにとってもうまく飲めず怒ってしまうのかもしれませんね.
哺乳瓶の乳首はすでに試されたと記載されていたので, もうすでにご存知かもしれないのですが,ご容赦ください.
乳首には【桶谷式】という種類のものもあるのですがすでに試されましたでしょうか?
生まれてすぐの赤ちゃんようなので, 3か月のお子さんには小さいのですが, それでももし試されていなかったら試す価値はあるかなと思います.
(サイズが違うものはすでに試されたのだと思うので割愛します)
また, 乳首を消毒している場合, 【消毒の匂いが嫌で飲まない】, ということもありますので, そのようなことがないか確認することも大事かと思います.
きっとこれらのことはすでに何度も試された上でのご相談だと思うので, ここからは何をしても飲めないということを前提に記載していきたいと思います.
3週間後の結婚式の時には赤ちゃんは大体生まれてから4か月が経っているのだと思います.
この頃には生まれた時の倍くらいの体重になっていますので,
体の中に糖や脂肪を蓄えられるようになって, 【8時間であれば全く何も飲めなくても, その前後で哺乳をしっかりすれば, 赤ちゃんに身体的な危機が起きる可能性は低いのではないか】と考えます.
もちろん飲めるのなら水分・糖分を摂取できる方がいいのは事実です.
ただ赤ちゃんが飲まないのなら, それをどうにかすることは難しいのではないかと思います.
そのことを前提に【できる範囲=赤ちゃんとお母さんに負担にならない範囲で練習を続けるのがいいのではないか】と思います.
これまでのように練習してみてストライキになりそうになったら練習はストップ, というペースでいいのではないでしょうか?
人間には生きるための生存本能=体を維持するための機能が備わっていますので.
当日, 空腹になったり, 体の中の水分や糖分が下がることになれば, 赤ちゃん自らミルクでも飲むのではないかな, とも思ったりします.
また, 話はそれますが,
これまでの3か月以上, 母乳栄養だけで赤ちゃんを育ててきていらっしゃるという状況とのこと,
ご自身の睡眠時間を削られ, 赤ちゃんのために一生懸命毎日過ごされてきたこと, 妊娠中も含めて本当に頭が下がります.
この回答ではこれといった解決策を提示できていないと思いますので,
続けてお聞きになりたいことや質問・相談がありましたら, ご相談いただけたらと思います.
結婚式まで3週間, 一緒に頭を悩ませ, 少しでも赤ちゃんとお母さんにとって負担が少なくなる作戦を考えることができればと思っております.
専門家からの回答
こんにちは。
生後2か月で、8時間、もし母乳を一口も飲まず泣き続けるとすると、少し心配ですよね。
結婚式会場までの距離などにもよりますが、赤ちゃんとお母さんにも付いてきてもらって、会場近くで待機してもらい(結婚式会場は様々な事情への対応に慣れているので、会場に頼めば、待機室を準備してくれたりすることもあります)、お母さんが抜け出して直接授乳するといったこともあるかもしれません。赤ちゃんに飲まれないと乳房が張ってくるので、乳腺炎などの予防として、ご自身の搾乳も必要かもしれません。
お母さんが目の前にいるのに母乳がもらえないというのは納得できないが、他の人が与えたら飲んだりすることもあります。
哺乳瓶や乳首の拒否はよくあることで、私自身の子供も生後6か月ぐらいまでは断固として飲みませんでした。眠りかけてウトウトしている時とか、私がいない状況だと飲むこともたまにありました。
スプーンやコップで飲ませる方法は、カップフィーディングなどとも呼ばれ、災害などで清潔な哺乳瓶が用意できないときに使われたりすることがあり、新生児からでも試すことはできます。インターネットでカップフィーディングなどで調べると方法が出てきますので試してみられてもよいかもしれません。