2021/3/6 06:32:10
いつもお世話になっております。薬のことで質問があります。1才半の娘…
いつもお世話になっております。薬のことで質問があります。
1才半の娘に授乳中です。(6回/日)
今回は私が副鼻腔炎になってしまい、
レボフロキサシン錠500mgを1日一回、一週間、
カルボシシテイン錠500mgとレバミピド錠100mgを1日3回、一週間
処方されました。
薬の説明書きには、授乳中の方は母乳による授乳を控えてくださいとなっています。
授乳は回数を減らす努力はできますが、薬は減らせないので、
母乳から出る子供への影響を心配しています。
強い薬でしょうか?
昨日から薬を飲み始めましたが、子供も風邪ぎみ(鼻水黄色い、少し痰が絡む感じ)なのもあるのか、
眠そうによく目をこすっていました。
薬の影響でしょうか?
また、母乳から薬の成分が移行して、子供の風邪っぽいのが治ることはないですか?
よろしくお願いします。
専門家からの回答
今回は私が副鼻腔炎になってしまい、
レボフロキサシン錠500mgを1日一回、一週間、
カルボシシテイン錠500mgとレバミピド錠100mgを1日3回、一週間
処方されました。
薬の説明書きには、授乳中の方は母乳による授乳を控えてくださいとなっています。
授乳は回数を減らす努力はできますが、薬は減らせないので、
母乳から出る子供への影響を心配しています。
強い薬でしょうか?
→ふつう授乳中であればレボフロキサシンなどキノロン系のお薬は出さないと思いますね。具体的な薬剤名をだすことはできませんが、ペニシリン系のものを選ぶことが多い印象です、あとは漢方とかですね
母乳から薬の成分が移行して、子供の風邪っぽいのが治ることはないですか?
→もちろんありますが、その意図でだしている薬ではないので(強すぎるため)主治医にも確認しましょう。
専門家からの回答
こんにちは。
妊婦や授乳婦が薬を飲んで問題ないかどうかを 調べようとすると、 妊婦や授乳婦、赤ちゃんを集めて、わざと薬を投与する 実験を行う必要があります。 そういった実験は倫理上問題があり行うことは難しく、また製薬会社としてはそこまでのお金をかけて妊婦や授乳婦に薬を売るメリットが少ないために 、多くの薬の説明書、添付文書には、 妊婦、授乳婦、赤ちゃんに薬を投与して絶対に安全かどうかは保証できないので、その場その場で必要性を考え、メリットとデメリットを考えて薬を使うかどうかを決める というようなことが書いてあります。
ただ多くの薬は 授乳中に服用して 赤ちゃんに多少薬が届いたところですぐに重大な問題を起こすようなことは少ない薬がほとんどと思います 。ご記載いただいたお薬も授乳中に使用して絶対いけないというような種類の薬ではないとされていると思いますが 多少薬の成分が 母乳を通して赤ちゃんに行かないとは 限らない ということだと思います。
ただ母乳を通して赤ちゃんに入ったからそれで必ず何か問題が起こるのかと言われるとそれは分からないと思います。
レボフロキサシンのようなキノロン系と呼ばれる薬は 、子供に直接飲ませることは副作用の面で通常は行わない薬だと思います。
授乳を続けるかどうかは赤ちゃんが母乳以外の栄養で 生きていける状態なのかそれとも母乳を飲まなければ絶食状態になるのかなどによっても違ってきます 。授乳を続けるかどうかは 処方した医師や小児科医と相談して考えていくことになると思います。
ご記載いただいた薬は眠くなる成分は含まれておりませんので お子さんの眠気とは直接の関係は考えにくいかもしれません。
母乳を介して薬がお子さんに行くとしても それでお子さんを治療できるような濃度では ないと思われますので お母さんが薬を飲めばお母さんも赤ちゃんも治療できるというようなことは一般には言われていないと思います。