2020/1/16 12:15:52
母親の食べるものによって母乳の味や成分は変わりますか?
母乳とミルクの混合ですが、ほとんど母乳で、ミルクは夜寝る前(最後)に飲ませています。
母乳は母親の食べるものによって、味や成分が変わるのでしょうか?
3ヶ月になる娘の母乳の飲み方ですが、たくさんグビグビ飲む日もあれば、ちょっとしか飲まないし授乳回数も少ない日もあります。
私がキムチを食べた翌日に母乳を飲んだときは、気のせいか興奮気味(やたら激しく泣く)でした。
黒豆たくさん食べた時は、娘はたくさんウンチをしました。
母親が食べるものによって、母乳に影響が出るのでしょうか?
母乳で娘の体調や肌、気分などに影響が出るのでしょうか?
Q&Aへのコメント
こんにちわ。よろしくお願いします。
お母さんの食事が母乳に影響するか とのとこですが、実体験も含めてあると考えられます。
考え方としては、お母さんの母乳は血液と同じと考えてもよいかと思います。
直接お子様に影響する成分は他の先生方が書かれてあるため、省かせていただきますが、ちーさんと同じようにキムチなどの刺激物を食べたときに、我が子も母乳を拒絶されたり、思い切り噛まれたこともあります。
なので、母乳中はなるべく刺激にならないような和食を中心に気をつけて食事を気をつけていました。
参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちわ。
>母乳とミルクの混合ですが、ほとんど母乳で、ミルクは夜寝る前(最後)に飲ませています。母乳は母親の食べるものによって、味や成分が変わるのでしょうか?
母乳で娘の体調や肌、気分などに影響が出るのでしょうか?
→結論から言えば授乳成分は変わりますが、気を付けるのはアルコール、カフェインなどがメインでしょうか。鉄分だったり、とくに脂溶性ビタミン(D,A、K、E)などは過剰にとると母乳に移行しますので注意が必要です。また専門の甲状腺ネタで申し訳ないですが、海外と日本では母乳に含まれるヨード(海藻や昆布などに多い)の量が10倍以上違います(もちろん食事の内容で異なります)。ただこれを食べた後に授乳させたら肌荒れや、アレルギーがひどくなったということはほとんど聞きません。
専門家からの回答
はじめまして、中村と申します。
私の経験を少しお話しさせていただきます。
今、私にも3ヶ月の娘がいて完母で育てています。
カレーを食べるのを避けています。
実は上の子(現在5歳の息子)も完母で育てていたのですが、カレーを食べた日の授乳で思い切り噛まれたことがあります。
その時はたまたまかと思って後日カレーを食べた時にも授乳の時に噛まれました。
夏場に緑茶を2リットル飲んだ時はなかなか寝てくれなくて苦労したり、私が便秘気味でビオフェルミンやヤクルトを飲んだりすると、便通が良くなり1日に5回ほどチビチビとうんちが出たりという事もありました。
医学的な根拠などはわかりませんが、お母さんが食べたり飲んだりする物は多少は母乳に移行しているのかなと私は思います。
だから風邪をひいた時なども市販の風邪薬は飲めないのだと思いますし、病院でも授乳中だということは必ず伝えて処方してもらうんだと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。睡眠薬など一部の薬、アルコール、カフェインなどは母乳に移行するので赤ちゃんに影響を与える可能性があります。例えば一部の睡眠薬を飲んだ状態での母乳を赤ちゃんが日常的に飲むことで、赤ちゃんも眠りがちになることがあります。また私自身、親戚の女性から、「ほうれん草をたくさん食べた時、母乳が緑色になった」という話を聞いたことがあります。私自身の体験で、粉ミルクのメーカーによって、赤ちゃんの便がゆるくなったり、逆に便秘気味になったりといったこともあり、それを逆手にとって、便秘気味の時はこのメーカーなどと使い分けていました、つまり粉ミルクのメーカー間での微妙な成分の差が便の状態を変えるという例もあると言えるかもしれません。しかし食習慣・風土が違う地球上の二つの地域で母乳の成分を比較しても大きな違いはなかったという研究もあり、また最近は赤ちゃんの食物アレルギーを予防する目的で授乳中のお母さんに卵や牛乳を避けさせるといった形の食事制限もほとんど行われることがなくなっており、普段の食事の範囲内では特に気にされなくてもいいようにも思います。ただご自身の感覚として、この食品を食べると赤ちゃんの機嫌が悪かったというような実感があったようでしたら、避けられる食品であれば避けてみられてはと思います。
追記させて頂きますが、ほうれん草を食べた時母乳が緑色になったというのは一個人の感想であり、医学的真偽は不明です。また緑色になったとしても、ほうれん草をたくさん食べた状態での母乳を飲んで問題が起こるということは考えにくいと思います。