2020/6/19 18:27:21
もうすぐ10ヶ月になる娘を育てています。子どもを育てる上で、いろい…
もうすぐ10ヶ月になる娘を育てています。
子どもを育てる上で、いろいろなところへ連れて行き、人と関わらせ、たくさん刺激を与えたいと考えていました。しかし、コロナの流行により、自宅にこもる生活が続いています。
緊急事態宣言が解除され、幸い私が住んでいる地域でも感染は落ち着いてるので、感染対策をしたうえで日常の生活をしてよいのだとは思っています。しかし、心配性な性格もあり、娘を連れて外へ出る気持ちにはなれません。今は近所を散歩する程度です。
先のことはわかりませんが、下手したら保育園に預ける2歳までこんな生活になってしまうかも…と考えると娘の発達にマイナスな影響がないかと心配なのですが、どうでしょうか。またこのような生活の中でも娘にいろいろな刺激を与えるために、どんなことができるでしょうか。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
お子さんの健やかな成長を願っている、とても素敵なお母さんだと思います。
本当にコロナによって日常ががらっと変わってしまいましたね。
まだまだ終息の兆しが見えず、不安に感じられていることと思います。
ただ、お子さんはまだ10ヶ月とのことですので、無理して外出をしなくても十分刺激を与えることは出来ると思います。
おもちゃや食事、家具等、大人にとってはただ家庭内にあるだけのものでも、子どもにとっては興味津々です。
水を使った遊びもとても喜ぶと思います。
また、Aママさんがされているように、お散歩をすることもとても大きな刺激です。
風の音や花の匂い、行き交う人々等、子どもにとってはとても新鮮な景色です。
まだしばらくはお友達や他の大人との関係より、Aママさんとの繋がりが重要視される時期です。
不安であれば無理して外出せず、家の中で遊んであげてください。
外出する場合は平日の昼間、屋外への外出だと感染リスクは少なくなるように感じます。
少しでも参考になれば幸いです。
AママさんとAママさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
まったく出かけないのも親子ともどもめいってしまい不健全にはなってしまうかもしれません。小児での重症化報告例は世界でもわずかです。散歩くらいはよい刺激ですのでしてよいと思います。
やはりOS1などの経口補水液で水分摂取しておき脱水をふせぎ、標準予防策のマスクやてあらい、うがいをする。熱中症予防にマスクを外すときは相手との距離は2mあけるように努力するなどでしょうか
少しでも参考になれば幸いです。また何かお困りがございましたら気軽にご相談ください。
専門家からの回答
Aママさんこんにちは。
中村と申します。
コロナで外出自粛や感染対策もこれといった正解もなく大変な中、子育てお疲れ様です。
私にも9ヶ月に、なったばかりの娘がいるので外に出るのが怖いと言うお気持ちすごくわかります。
Aママさんがお子さまの事を考えて自宅近辺は落ち着いているから大丈夫そうだと判断されたら家の周りだけお散歩させてみたりされるのもお子さまには刺激があると思いますし、心配だから連れて出るのはちょっと…とお考えであればそれもいいと思います。
今の年齢のお子さまに必要なのはどれだけお母さんとスキンシップや触れ合いを通じて愛情をたくさん与えてあげられるか。だと思います。極論、幼稚園に行くまでは親子二人きりの世界でたくさん愛情を持って接するだけでも私の意見としては充分だと思います。一緒に過ごせる大切な時間の間にどれだけお子さまとの時間を一つ一つ大切に過ごしていけるかがお子さまの情緒の安定や自信、自己肯定感、お母さんとの信頼関係を作り、お母さんへの安心感を持つことによって幼稚園へ行って離れても安心して過ごせる事にも繋がって行くと思っています。
Aママさんがお子さまのためにいろんな人と関われる環境を作ってあげたいなと考えでおられた事も素晴らしいと思いますし、コロナが怖くて家で過ごす事も悪いことではないと思います。
2歳頃まではお子さまの成長に大切なのはお母さんとの関わり方やお母さんから受ける愛情だと私は思っているので、あまり他のお友達と関わらせてあげられない事や他の人に会う機会が作れない事には罪悪感など持つ必要は全くないと思います。
ベランダやお庭でシャボン玉を吹いて見せてあげたり、お家で新聞をビリビリ破ったり丸めたり、小麦粉粘土や、暑い日には水遊びや色水遊び、絵の具遊びなどさせてあげたり、(水遊びや絵の具など水系の遊びの時はお風呂場とかですぐに流せるようにしておけば片付けが楽です)などなど刺激を与えてあげる事はたくさんできます。
1つの遊びでもたくさんの刺激を受けることができると思いますので、お母さんも一緒に楽しんで遊んであげてください。
少しでも参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
コロナが心配の中、子育てお疲れ様です。
子どもを育てる上で、いろいろなところへ連れて行き、人と関わらせ、たくさん刺激を与えたい、と、Aママさんは考えておられるのですね。
子どもの発達的観点から言うと、
乳児期は親への信頼・愛着を育てる時期です。愛情とスキンシップを与えられることで情緒が安定するのですね。
幼児期前期(1歳~3歳)は自我が目覚め始め、親との会話や遊びを通して社会性の土台を作る時期です。このころから友達を意識するようになってきます。
そして、幼児期後期から小学校低学年(4歳~7歳)になって初めて社会性の芽生え・発達がみられるようになります。
もちろん個人差はありますから、すべての子どもが「こういう年齢になったらこういう発達をする」とは限りませんが、おおよその傾向として知っておいてくださいね。
ということであれば、
今は、乳児期。親への信頼・愛着を育てる時期、つまり愛情とスキンシップを与えられることで情緒が安定する時期ですね。
この時期の外界からの刺激は、直接子どもに影響を与えるものではなく、親との信頼・愛情を育てるためのツールとなります。つまり、外出して受ける刺激の有無は子どもの発達を阻害する要因とは関係ないという事です。
幼児期前期(1歳~3歳)になっても、はじめのうちは、まだまだ外界からの刺激を自分の力で自分のものにしていくことはできません。自我が目覚め始め、親との会話や遊びを通して社会性の土台を作る時期ですので、Aママさんが今なさっている近所の散歩がとてもいい効果をもたらしていると思いますよ。
散歩しながら「ワンワンいるね」「きれいな葉っぱだね」「きもちがいいね」「ブーブー来たね」など見るものや感じたことを共有することで発達を促すことができます。2歳くらいから徐々に自分とは違う友達を意識し始めますので、Aママさんが考えておられる保育園生活にもその頃からで十分対応できるかと思います。
もちろんここで言う「親」とは「親に代わる大人」という意味ですから、保育園に入園しても保育士さんがいらっしゃいますから何ら心配なさることはありません。
Aママさんが心配なうちは無理をして外に出なくて大丈夫です。親の心配は子どもに伝染しますから。今は、おうちの中で楽しめる遊びや散歩で十分だとご理解いただけたと思います。
Aママさんが心配しなくて済むような状況になったら、心おきなく外に出てお子さんと一緒に楽しんでくださいね。
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
誰にも話しかけられず、おもちゃも何もない部屋で放置されているのであれば問題だと思いますが、相談者様が常に一緒にいて、生活しているわけですから、そこまでご心配はいらないとは思います。子供にとっては、日常のすべてが珍しいわけですから、大人にとって珍しい体験をしなければならないということはないと思います。
家の中で、絵本を読んだり、話しかけたり、一緒におもちゃで遊んだりしながら、体を動かす室内遊びなどもできるとよいかもしれません。雨の日の保育園などで子供を遊ばせるための室内遊びがいろいろあります。「〇歳 室内遊び」などで調べるといろいろ出てくると思います。
相談者様が、赤ちゃんを守るにはこうするのが一番いいと考えて、自粛しておられるわけですから、それでいいと思います。
少しずつ、朝の人の少ない時間などにいろんなところを散歩してみたりするだけでも、十分刺激になると思います。