2021/9/2 09:36:08
3歳半と6歳の息子の母です。困っているのは3歳半(幼稚園年少)の次…
3歳半と6歳の息子の母です。
困っているのは3歳半(幼稚園年少)の次男の食事です。
次男は食べるのがものすごく遅いです。
1〜2時間かけてる時も頻繁にあります。
野菜類で苦戦する事が多く、口に入れてもカミカミしません。リスみたいに頬にためて、歌ったり喋ったり、その辺の物で手遊びしたりで全く進まない。
注意を毎回しますが、言うとおりにしません。
ちなみに、幼稚園では弁当(毎日私の手作り)は全部食べて帰るし、先生に褒められてるので、家庭で甘えが出てるのかとも思ってます。
コロナ禍なので、ウイルスに感染しないためにも、好き嫌いせずに出来れば全部食べてほしいです。
こちらも調べて野菜や色んな食べ物で調理しているので、せっかく頑張って作っても(作るのも苦痛なのに。。)食べなければ栄養管理できません。
コロナになったら好き嫌いしたあなたのせいよ!と、心無い発言までしてしまい、かなりこちらは父母ともにストレスをかかえています。私はワクチン接種しない派なので、余計に注意して生活しているのに。
ストレスも免疫力低下に繋がるし良くないです。
ストレスにならないために、食べなくていいよ、と言いたい所ですが、それでは栄養素をしっかり取ってもらえない訳で、せっかく作った料理だし、これまたストレスです。
好きなものだけ食べてればいいというアドバイスになりそうですが、それでは納得しかねます。
朝も晩もこんな状態で疲弊してます。
ぜひとも、ご回答お願い致します!
専門家からの回答
小児科医の速水です.
相談内容を拝見していて, 次男くんは楽しくご飯の時間を楽しく過ごしたいのかな?, と思いました. もしくはお母さんが怒っているのに対抗してわざと時間をかけているのかもしれません.
食事が終わっていなかったとしても, 【30分と区切って楽しく食事の時間を過ごす】と決めると最初は食事摂取量が減っても少しずつ同じ時間で食事摂取量が増えることをよく経験します.
お兄さんもいらっしゃるので, 難しいとは思うのですが, 一度試してみていただければと思います.
専門家からの回答
野菜類で苦戦する事が多く、口に入れてもカミカミしません。リスみたいに頬にためて、歌ったり喋ったり、その辺の物で手遊びしたりで全く進まない。
注意を毎回しますが、言うとおりにしません。
→児童心理学の観点からいえば、注意というのは否定にとられかねないので難しいです、お気持ちは大変わかります、ハンバーグなどやソースにしても難しいでしょうか。いまは食べれるものを食べるでもいいです、家に糖質やあまいお菓子などほかに満たせるものが散乱していないでしょうか、そういった点もすでにしていたら申し訳ないですが注意してもいいのかもしれません。
専門家からの回答
こんにちは。
お母様は家族の栄養と健康管理のために大変毎日ストレスを抱えつつ愛情を持って努力されていると思います。その努力は必ずしも報われるとは限らないのに、続けておられて、本当に大きな愛であり献身だと思います。報われない面もありますが、少しでもご家族のためになっていると信じて、ご自身を褒める、認める、よく頑張っているねとご自身をいたわっていただければと思います。お子さんが食べないのは、お母さんの努力を軽く見ているからではなく、単に幼くて未熟でまだ子供だからだと思います。
食べることへの興味関心や、食欲自体、かなり個人差が大きいです。1歳代の子でも、上のきょうだいや親が食べているものを奪い取ってでも食べたがりもっとよこせと主張する子もいれば、よくそれで生きていられるなと思うような量しか食べなくても元気いっぱいな子もいます。白米しか食べない子、特定のファストフード店のフライドポテトしか食べない子、いろいろです。親が丹精込めて作った食事よりも、ジャンクフードやキャラクターもののフリカケを好むことも多いです。もうこれは育て方の問題というよりも個性の面や味覚が未熟、脳が未熟というも大きいと思います。医学的根拠があるわけではないですが経験論として、極端な偏食の子供がそれだけ病弱かというと、必ずしもそうではないようにも思います。
家では食べないけど保育園・幼稚園では食べるというのもよくあることだと思います。周囲の子供の雰囲気に乗せられて食べるのかもしれません。
幼稚園で食べられるなら家でも食べられるだろう!甘えるな!という気にもなりますが、大人が職場で頑張っている分、家ではだらっとしたいように、子供にも甘えてリラックスできる時間も必要ということなのかもしれません。甘えている!というのを、悪いこととしてではなく、家庭では甘えられている、家庭がリラックスできる場になっている、甘えを出せるほど信頼関係ができている、ここで甘えることで明日も幼稚園で頑張れる、と考える面もあってもいいのかもしれません。
どうしても親としては、これを食べるのはあなたのためであり、やって当然なのだという気になりますし、実際そうなのですが、子供の立場からしたらまだその理屈は分からないし、分かったからといって実行できないのが子供ですので(なにしろまだ数年しか生きていないので経験も足りないし脳も未発達です。ママがせっかく作ってくれたんだからこれだけは食べようというような忖度をする社会性もまだ薄いです)、どうしてもこれだけは食べてほしいというものを交渉して食べてもらい、他の栄養素についてはご本人が食べやすいものにする、食べられたら不本意でも褒める、お弁当の1食でも食べられているなら大きな問題はないだろうと割り切る、といったところが現実的なのかもしれません。
こういった情報もございます。
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/cat111194/