2021/9/21 15:23:06
生後4ヶ月の女の子の体重のことで質問です。先日4ヶ月検診を受け、体…
生後4ヶ月の女の子の体重のことで質問です。
先日4ヶ月検診を受け、体重増加不良の指導を受けました。
出生時2525g、1ヶ月0日で3500g、4ヶ月0日で5500gでした。
成長曲線の範囲から外れそうなので要指導となり、現在の授乳回数(混合です、1日のトータルミルク量は300ml弱)は6回程度なので夜中に起こしてもう一回増やす、母乳後にミルクではなくミルク後に母乳を咥えさせるよう指導を受けました。
私個人としては3ヶ月時点での体重は5100gだったので緩やかではありますが増加しているので問題ないと思っていました。
他の専門家方から見てもやはり増加不良なのか教えて頂きたくご相談させていただきました。
また、増加不良の場合どのように増やすべきか(保健師さんに提案された夜中に起こして授乳、ミルク後に母乳以外の方法があれば)教えてください。
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専門家からの回答
私個人としては3ヶ月時点での体重は5100gだったので緩やかではありますが増加しているので問題ないと思っていました。
他の専門家方から見てもやはり増加不良なのか教えて頂きたくご相談させていただきました。
→成長曲線の傾きをまた小児科にみてもらいましょう、ちなみに、授乳の1回量を20mlくらいふやすといいかもしれません。1-2か月毎に成長曲線の傾きも見ながら不安であれば小児科も受診しましょう
専門家からの回答
小児科医の速水です.
赤ちゃんの計測は身長も体重も結構誤差が大きいので一回の計測の値で判断しない, 一喜一憂しないことが重要です.
計測する道具が違うことで誤差が出たり,
直前に授乳していれば体重は増えますし,
逆におしっこやうんちをしていれば体重は軽くなります.
赤ちゃんの体重が小さいからこそ, わずかな誤差が大きくなります
同じ100gの誤差でも, 赤ちゃんの体重が
3kgなら3%のずれですが
10kgなら1%のずれになります.
だからこそ, 赤ちゃんの身長や体重は
ワンポイント=【点】で判断せず,
成長曲【線】というように【線】で判断することが重要と思います.
元気に育ちますように!
専門家からの回答
こんにちは。
乳幼児健診ではどうしても短時間に多くの方を見て対処しなければならないので、それぞれのお子さんの状態やご家庭の状況、お母さんの考え方などをくわしく聞き取って個別の対応をするということは難しい場合もあり、どうしても数字だけを見て一律の指導となることが多いかもしれません。
おっしゃるとおり、成長曲線の帯はあくまで目安であり、個々から外れたら即、異常であるとか、なんとしてでも帯に入らなければならないといったことではありません。
ただ、数値だけを見ると、0か月や1か月が帯の真ん中であるのに対し、4か月の数値は帯の下のほうにはなるので、ご記載いただいたようなアドバイスになったのかもしれません。
体重の数値以外には、首すわりなどの体の発達が順調か、先月に比べできることが増えている感じがあるか、などを見て発達を評価し、どの程度、母乳での栄養を頑張りたいかといった保護者の方のご意向も考えて方針を決めていくことになるかと思います。
体重を増やす方法としては、授乳回数や量を増やすということになりますので、ご記載いただいたように夜の授乳の追加というのはあり得る対応と思います。ただ起こしてまで飲ませることでかえって機嫌が悪くなる、夜はぐっすり寝ていて飲もうとしないといった場合もあるかと思われ、その場合は日中の回数や量を増やすといった対応もあると思います。
ミルクを先にするかどうかについてはどの程度母乳に重点を置きたいかによっても変わってきますが、できるだけ母乳メインで行きたいというご希望があって、お母さんの乳房の状態も良いようなら、新生児のころのように時間を問わずこまめに飲ませるなどもあるかもしれません。
5か月ごろになると離乳食も始まるので、またリズムも変わってくると思われます。
ご不安や疑問が残る場合、かかりつけの小児科や、母乳外来などでのご相談も一つの方法かもしれません。