2022/7/14 21:29:10
小学二年生の息子なのですが、HSCの気質があり、とにかくすぐに泣い…
小学二年生の息子なのですが、HSCの気質があり、とにかくすぐに泣いてしまいます。
基本的に「怖い、痛い、お別れ、ビックリした。」という時に泣くことが多いです。
そのため、ちょっと気性の荒い子と遊ぶとすぐに泣かされてしまいます。
今日は友達とゲームをしていたのですが、自分のプレーヤーが殺されてしまったことにギャン泣きでした。
すぐに泣き止むことは出来ましたが、その後もちょっと意地悪されただけで大泣きしてしまい、次第に友達も呆れていました。
また、この前は今年初めてのプールの授業で、寒い中シャワーに当たるのが怖くて泣いたらしいです。
もちろんプールの授業で大泣きしたのは、うちの子ぐらいでした。
その後は、家でもプールの練習をして泣くことはなくなりましたが、この先が本当に心配です。
意地悪な子とは、無理して遊ばなくてもいいと思うのですが、本人はその子と遊ぶことが好きなんです。
そして、本人も泣き虫を治したいという気持ちがあるのに、泣くのが辞められなくて困っています。
最近では「また○○くん泣いてるー。」と冷やかされることもあるようで私としても心配です。
家では思い切り泣いてもいいのですが、学校や友達の前では、せめて泣くのを堪えて欲しいものです。
敏感なタイプの子は、どうやったら泣くことを我慢することが出来るのでしょうか。
専門家からの回答
その後は、家でもプールの練習をして泣くことはなくなりましたが、この先が本当に心配です。意地悪な子とは、無理して遊ばなくてもいいと思うのですが、本人はその子と遊ぶことが好きなんです。そして、本人も泣き虫を治したいという気持ちがあるのに、泣くのが辞められなくて困っています。
→徐々に良くなっていきます、家族以外に自分の居場所をみつける(すきなアニメのキャラでもいいです)、いわゆる重ねること、理想像をもてばだんだん強くなっていきますね。これは時間がかかるので、居場所として私がついているので大丈夫というのをしかkり抱きしめて伝えていくことが大事かとは思います。
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
お子さんがなく場面は、理由があるのですね、
そしてお母さんはその理由をお子さんから聞いている、のだとも感じます。
理由がわかっていれば、
お母さんと一緒に対応することができるかもしれません。
例えば寒い中シャワーに当たるのが怖かったら、
シャワーに浴びているふりをして、浴びずにシャワーのところを通り抜けたり。(手でシャワーの水を触って、体につけるくらいしたらいいかもしれませんが。)
泣いてしまうのは、自分で何とかしたいけど、
自分ではどうしようもできない時なのではないかなと思います。
お母さんと一緒に対策をできることで、泣きそうになった時の対処法を行動に移せるようになるのではないかと思いますし、
お母さんと一緒に考えた方法で対処できると実感できるようになると、
自分一人でも対処法を考えられるようになるのではないかと思います。
感情のコントロールはすぐにはできないと思いますので、
対処方法を準備することが大事なのではないかと思います。
参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
強い気持ちでいろんなことに挑戦してほしい、明るく楽しくお友達と遊んだり学校でも過ごしてほしい、と思うお母様のお気持ちはとてもよく分かります。
ご本人も、泣いてしまう自分に対して自信を無くしている部分があると思います。
ただ、危険をかえりみずなんでも無鉄砲にやってケガをしたり周囲に迷惑をかけたりといった心配は少ないと思われます。
どうするのが絶対の正解とか、こういう対応は絶対に間違っているということはないと思いますが、「泣くな!」と言ったりしてもあまり効果はないと思われ、「安心して泣ける場所がある、お母さんはこんな自分の欠点も含めて受け止めてくれる」という安心感を、現段階では積み重ねることが、最終的には感情コントロールができる大人になっていくことにつながるようにも思います。
子どもは、意外と柔軟なもので、多少変わったところがある子でも、「あの子はああいう子だから」ということで、受け入れて、仲よくしてくれることも多いと思います。可能であればご本人やご家族からお友達に、「泣いちゃってごめんね、びっくりして泣いちゃったけど、君が間違ったことをしたわけじゃないから。遊んで楽しかったから、また遊んでね」というようなことをお伝えしていけるとよいのかもしれません。
プールの件も、ご家庭で練習されることで、ご家族の助けを借りながら乗り越えておられ、ご本人もご家族のサポートも素晴らしいと思います。
この時期の子供は、欠点をなくしてバランスよく発達していくというよりも、自分が楽しいと思うこと、得意なことを存分に伸ばしていくことで、できないこともそのうち追いついてくるという面が大きいと思います。ですので、泣いてしまうという面は「それだけ注意深い、いろんな危険を感じ取ることができる、人にやさしくできる」といったふうに前向きにとらえつつ、ご本人が好きなことや得意なことを伸ばして自分に自信をつけること、周囲からも「すごいなあ」と思われる体験をすること、を目指していってもいいのかもしれません。