2022/7/17 11:43:01
子どものわがままをどこまで聞いていいかわかりません。自分で決めたお…
子どものわがままをどこまで聞いていいかわかりません。
自分で決めたおやくそくを守れません。
テレビは何時までとか、あとこれ遊んだらお片付けとか。
何度も確認して本人も「分かった」と言い
確認のため復唱もさせておやくそくの内容を理解している様子ですが、いざ終わりの時間になると「まだやる!」と癇癪を起こして聞きません。ずっと言い続けます。
代案を提案しても聞きません。
こういった事(わがまま?)を聞いてあげた方が本人も心が安らぐ為いいのでしょうか?
しかしなんでも癇癪を起こせば言う事を聞いてもらえると子供が考えていると考えているとどんどん悪化していき先行きが不安です。
2歳児の息子も同じく癇癪がすごいです。
妻が鬱状態でダウンしており子どもも愛情不足からくるものな気もしますが、聞いてあげた方がいいのか最低限のルールは教育していかないといけないのか分かりません。
聞いてあげないと癇癪を起こしてそれで妻がさらに追い詰められてしまうので聞いてあげたい気持ちはありますが、家庭内がやりたい放題の無法地帯になりそうで可能な限り言い聞かせてますが、限界もあります。
専門的な意見を伺いたいです。
よろしくお願いします。
専門家からの回答
妻が鬱状態でダウンしており子どもも愛情不足からくるものな気もしますが、聞いてあげた方がいいのか最低限のルールは教育していかないといけないのか分かりません。
聞いてあげないと癇癪を起こしてそれで妻がさらに追い詰められてしまうので聞いてあげたい気持ちはありますが、家庭内がやりたい放題の無法地帯になりそうで可能な限り言い聞かせてますが、限界もあります。
専門的な意見を伺いたいです。
→第3者としてテレビが自動できれるようにするなど、ルール通りに世の中がまわっていることをしるのも悪くはないかもしれません。親としては無理やり奪うのではなく(可能な範囲で)。あくまでも子供の味方であることは前面にだしつつ小さなルールから守るようにしましょう。親も子供との約束をやぶらないのが一番大事です
専門家からの回答
ご相談ありがとうございます. 小児科医の速水です.
4歳、もうすぐ5歳、という年齢を考えると、
約束を守れないのは自然なことだと思います。
この状況を考える上で、振り返っていただけたらと思うのは、
【お父さん・お母さんは
娘さん・息子さんに対して約束を守っているか?】
ということです。
奥様の状況を考えるとなかなか厳しいとは思いますが、
お子さんが、私だって約束を守ってもらえないのに、
なんで私ばっかり約束しなければいけないのか?
と思っていないのかを確認していただければと思います。
大人が約束を守ることが、お子さんが約束を守ることにつながると思います。
少しでも参考になれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
4歳の子供の一般的な状況として、自分が決めたことを覚えて実行するという理性的な行動はやはりまだ難しいことが多いと思います。自分で決めたといっても、どうしてそのルールを守ったほうがよいのか、守らないとどうなるのかも、本当に理解しているわけではありません。
目の前の快楽、楽しいことを優先してしまっても普通だと思います。
考える力も未熟だし、将来を見通して行動を制御することも難しいので、なぜテレビをやめなければならないのか、テレビをやめて何のいいことがあるのかも分からないと思います。
大人でも、ルールを守れない、自分が決めたことを実行できない、わかっちゃいるけどやめられない、ということはよくあると思います。ダイエットしようとしても食べてしまう、運動をサボる、早く寝なきゃいけないと思いつつ夜更かし、書類の提出期限を守れない、スマホゲームについつい課金してしまう、よくあることだと思います。テレビやスマホなどをやりすぎてしまう問題は、大人でも何歳でもありえることだと思います。
具体的に、「こうすれば子供がすっということを聞く」という簡単な方法はあまりないと思いますが、今はそういう未熟な段階なのだと、ある意味あきらめてしまうほうが楽になるかもしれません。この子にはまだ無理なんだ、無理で当然なんだ、と思ったほうが、「なんでできないの!」という落胆が生じにくいかもしれません。
私自身も、良くないと思いつつ、子供に23時を過ぎてもテレビを見せて好きなだけ起きさせていたり、おやつをあと一つ、あと一つと与えたり、食べたくないものを食べずにアイスクリームがほしいという要求に答えたりもしてきました。私個人の意見としては、そうやってある程度甘やかして受け入れてもらえた経験があるほうが、将来的には自立しやすいと思います。テレビがお子さんの子守りをしてくれることで、大人が少しでも休憩できる、静かな時間を手に入れられるのであれば、それも十分意味があることだと思います。
無法地帯でいいというわけではなく、ある程度、夜は寝て昼は起きる程度は親も一緒に守り、「何時間もテレビを見続けて好きなものだけ食べるのは、こういう理由で良くないのだ」ということは教えていく必要はありますが、子供が守れることは期待しない、成長を待つ必要があると思います。いったいいつになれば実行できるのかというと、上記にダイエットを実行できない大人の例を書きましたが、いくつになっても快楽に勝てないことはあると思うので、何歳になってもある程度は難しいものだと思います。ただ脳が成長してくるとともに、ある程度、「まだテレビ見てたいけど、これ以上見てるとこういう良くないことがあるな」と理性が勝ってくる面もあると思います。
代案を提案しても聞かないとのことですが、やはり代案を提案して気持ちを切り替えていくのが最も現実的と思います。「テレビをやめる」というネガティブなことよりは、「次はこれをやろう」というほうが気持ちが切り替えやすいと思います。私はテレビをやめて寝る姿勢に入りましょうという時のツールとして、暗い心室で天井にアニメが映し出されるプロジェクターのようなものを使っていたこともありました。静かに暗い状態にしないと見えない・聞こえないので、寝る姿勢になりやすいメリットがありました。
そのほか、「どっちがパジャマに早く着替えられるか競争だ」「」とゲーム仕立てにしたりもあると思います。テレビについては、テレビの上に、寝ている顔を書いた紙を貼り、「テレビさんも眠いって」などと言い聞かせるといった方法も見たことがあります。
専門家からの回答
相談員のしゅりと申します。奥さんがうつ状態と大変な中ご相談ありがとうございます。
さて、相談の件ですが「2歳児の息子も同じく癇癪がすごい」とありましたが、相談のメインとしているお子さんはお兄ちゃん(お姉ちゃん)と理解していますが、何歳ですか?
2歳のイヤイヤ期は有名ですが、その後の各年齢の発達段階をお子さんの年齢に合わせて説明したいのでお子さんの年齢を教えていただけると幸いです。
ちなみに、手前味噌になりますが子育てブログを運営していてちょうど「子どもがワガママになるメカニズムと対処法」という記事がありますので参考として貼らせていただきます。
https://hoikusyokunin.com/selfish-coping-method/
記事の内容は年齢や家庭の事情は除いて書いており、つこさんの家庭事情では難しい部分もあると思いますが、少しでもワガママと甘えの違いが伝われば幸いです。