2020/6/24 04:09:43
五歳の年長になる息子についての相談です。もともと泣きやすい子だった…
五歳の年長になる息子についての相談です。
もともと泣きやすい子だったのですが、コロナ自粛が終わって、幼稚園に登園するようになり、さらに泣くことに拍車がかかってきました。
とにかくささいなことでよく泣くのです。例えば、マーチングの練習が上手く出来なかった、折り紙が上手く折れなかった、着替えるのが遅かったなどなど…。
家では「大丈夫だよ。上手く出来なくても一生懸命やることが大事。泣いてもいいから頑張れ!」と言っていました。
しかし、どうやら日に日に登園前に腹痛を起こすようになり、不安そうな表情を見せるようになったので、「何が1番不安なの?」と聞いてみると、特定の子に嫌がらせを受けていることが判明しました。
ただ、内容は私からしたらどれも大げさなこと。
隣に座っている時に肘が脇腹に当たって嫌だった。やめてと言っているのにチューされた。などなど。
本人は先生に自分から言うのは恥ずかしいけど、伝えて欲しいと言うので、私から担任に「少しだけ気にかけてあげて下さい」と伝えましたが、これから先が思いやられます。
子供の気持ちを受け止めてあげることは出来るのですが、感受性が強すぎて、私もどう子供に声をかけてあげていいのか分からないのです。
親として、子供にどう向き合ってあげたらいいのでしょうか。
専門家からの回答
えるさんこんにちは。
私の息子も5歳の年長で、えるさんのお子さまと同じようにとても些細な事で泣いてしまったりします。
えるさんのお子さまの思いをしっかりと受け止めた上での担任の先生へ伝えておくという対応はとても良いと思います。
お子さまも、お母さんがちゃんとわかってくれてる、味方でいてくれると安心できる存在だからこそ、園であった事や嫌な事をたくさんお話してくれるんだと思います。
日頃からしっかりとお子さまと向き合い、話を聞いてあげる事ができているからこそお子さまも安心してお母さんを頼り、お話してくれるのでしょうね。
子どもとの関係において大切なのは、まず共感して認めてあげる事です。
大人からしたら大した事なくてもお母さんも僕と同じように思ってくれてるというだけでとても心強く、安心できます。
そして自身にもつながっていきます。
ですので、えるさんのお子さまとの関わり方は素晴らしいと思います。
「マーチングが上手くいかなかった」
運動会の練習頑張ってたんですね。
頑張っているからこそできないと悔しくて泣いてしまったりしますよね。
感受性豊かな素敵なお子さまですね。
私の息子も運動会でマーチングの練習をしています。
運動会の練習は楽しいと思えるお子さまもいれば、修行のように感じるお子さまもいます。私の息子にとっては修行のようだったようです…。
運動会だから、年長だから、プレッシャーとの戦いもお子さまにとっては精神的にもかなり不安定になる事があります。
運動会が終わったらころっと腹痛などは治まるかもしれません。
園によってマーチングにすごく力を入れる園もあり、これを乗り越えると一気にお子さまが成長したり自信がついたりと一大イベントでもあるので先生方の力の入れようはすごいです。
今年はコロナ渦で先生方も今までとは違う練習の仕方やお子さま達もマスクでの生活など、大人も子どもも初めての事ばかりで余計に大変かとも思いますし、遅れて始まった練習分を取り戻そうと大変かもしれません。
その分がお子さまたちへの負担にもなっているかもしれませんので、あたたかく見守り、共感しながら励まして、おうちでは抱きしめたりなどのスキンシップをたくさんとってお子さまの不安などを軽減させてあげてくださいね。
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
感受性の強いお子さんなのですね。
お子さんの思いをしっかり聞き、幼稚園の先生にも相談するというえるさんの対応はとても素晴らしいと思います。
子どもの悩みって大人からするとささいなことなのですが、子どもにとってはとても大きな問題なんですよね。
えるさんに話を聞いてもらって、お子さんはとても嬉しかったと思います。
もしかするとコロナ禍での環境の変化も影響しているのかもしれませんね。
今後も今までのように、その都度お子さんの気持ちを受け止めるという対応が一番だと思います。
毎回ささいなことで悩んでいて大丈夫かと心配になるかもしれませんが、不安な気持ちをその都度えるさんに受け止めてもらうことによって、お子さんは少しずつ成長していきます。
例え共感出来ないことだったとしても、○○くんはこう思ったんだねと、本人がそのように感じたという事実を受け止めてあげてください。
少しでも参考になれば幸いです。
えるさんとえるさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
こんにちわ
>五歳の年長になる息子についての相談です。もともと泣きやすい子だったのですが、コロナ自粛が終わって、幼稚園に登園するようになり、さらに泣くことに拍車がかかってきました。
とにかくささいなことでよく泣くのです。例えば、マーチングの練習が上手く出来なかった、折り紙が上手く折れなかった、着替えるのが遅かったなどなど…。
家では「大丈夫だよ。上手く出来なくても一生懸命やることが大事。泣いてもいいから頑張れ!」と言っていました。
しかし、どうやら日に日に登園前に腹痛を起こすようになり、不安そうな表情を見せるようになったので、「何が1番不安なの?」と聞いてみると、特定の子に嫌がらせを受けていることが判明しました。
ただ、内容は私からしたらどれも大げさなこと。
隣に座っている時に肘が脇腹に当たって嫌だった。やめてと言っているのにチューされた。などなど。
本人は先生に自分から言うのは恥ずかしいけど、伝えて欲しいと言うので、私から担任に「少しだけ気にかけてあげて下さい」と伝えましたが、これから先が思いやられます。
子供の気持ちを受け止めてあげることは出来るのですが、感受性が強すぎて、私もどう子供に声をかけてあげていいのか分からないのです。
→ めちゃめちゃわかります笑 うちの息子もこんな感じです。おそらくそんなたいしたことじゃないでしょは逆効果ですけどやってしまいます。
これはかなり根気がいる作業ですが、かれが外の社会でなんらかの他者において競争でかちえる自信(スポーツでも勉強でも虫取りでもなんどもよい)をとれれば解決はします。
家では大丈夫だよと言いつつ、彼の自信になれるような教育をほどこしていく(勉強や習い事)ことでしょうか。
自分に自信をもつのは大人でも困難です。5歳ですから長い目でみていきましょう。そして考え方ですが
泣き虫で情けない→ 感受性が豊かで機微に富んでいるという風にとらえてあげてください
専門家からの回答
えるさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
5歳の息子さんを育てていらっしゃるのですね。日々の子育てお疲れ様です。
えるさんは、息子さんを上手に励ましたり、園での嫌なことに気付いたりできる素晴らしいお母さんなのだと感心しました。
幼稚園でのできごとは大人からしたら「ささいな事」かもしれませんが、息子さんにしたら特定の子だという事で特に気になっているのかもしれません。特定のお子さんは、もしかしたら息子さんの事が好きで関わりたいと思っているのかもしれませんね。
えるさんは、息子さんからそれを聞いて、息子さんの気持ちを受け止め、上手に園の先生にお伝えになりましたね。最良の対処方法ですよ。
登園前の腹痛は治まりましたか?
治まっていれば、えるさんの対応が的を射ていたのだと安心してくださいね。
コロナ自粛の間、えるさんと過ごしていたので、我慢することも少なかっただろうし、とても居心地の良い家庭生活だったのでしょう。園に慣れれば泣くことも減って来ると思います。
感受性の鋭い息子さんだとのことですが、今まで通り、無理強いしないように励ます、とか息子さんの話をよく聞いて気持ちに寄り添い、できることは対処する、という事でいいと思います。えるさんは本当に息子さんに合わせてうまくやっていますよ。
もしも、そうでなければ(まだ腹痛を訴えたり、泣くことが増えたりしていたら)また違った方向から考えてみましょう。
もしかしたら、園での出来事(特定の子の行為)は、直接の原因ではなく、ほかのストレスがあるのだけれど自分でも気づいていないか、どうしても言えない事なのか、という可能性も考えられます。たとえば、園の先生が厳しすぎて、そのことが言えないために他の事を言う、とか、うまくできないことが嫌なのだけれど、それを認めることはしたくないので何かほかのせいにしてみる、とか、母親の愛情を確かめる手段として何か理由を見つけて訴え「お母さんは僕のために動いてくれている」事を確認しようとしている、などが考えられます。
このような場合でも、原因を追求し続けることはかえって、そのことをクローズアップさせてしまうので、やはり上記のような、無理強いしないように励ます、とか息子さんの話をよく聞いて気持ちに寄り添い、できることは対処する、という対応になります。
ただ、この場合は、もう少し注意深く息子さんの様子を観察して、変化に敏感でいたいですね。最終的には、えるさんが息子さんのありのままの姿を認め、息子さん自身が「自分はこれでいいんだ」と思えるようにしていくことが大切です。できないことがあっても得意なこともあるのだからそれでいいと思えるように得意なことを褒め続けるのも一つの方法ですね。
親として同子どもに向き合えばいいのかと思っていらっしゃるえるさんには、それだけで「ほとんどそのままでいいですよ」とお答えしたいです。一つ付け加えるとしたら、人と比べて「こうあってほしい」という思いをちょっと脇にどけて「こうしたらいいよ」というアドバイスをする前に、「あなたはどうしたかったの?」「これからどうしたい?」と聞いてみることを取り入れてみてください。
親が決めつけるような対応をせず、子どもの思いを掬い取って、できることが増えていくよう、そっと援助することで、子供は成長していきます。
今のままのあなたでいいよ、あなたが大好きだよ、という事を伝え続けてくださいね。
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
私も4歳の子がおり、下の子にささいなことを言われたと泣いたり、幼稚園の避難訓練が怖い(本当に地震や火事が来ると先生が言ったのだと言い張り、練習だと言っても怖い怖いと泣く)といったり、繊細さにほとほと困っています。
昨年はここまでではなかったと思うので、やっと物事が分かってきて、ぼうっとただ流されて生きているだけではなくなったのだという成長ととらえるべきなのかもしれません。
逆に、今後成長とともに、いい意味で鈍感になってきて、これは大丈夫なこと、これは深刻にとらえるべきことという見分けがつくようになってくることもあると思いますので、将来をあまり悲観する必要もないと思っています。
あまり子供の状態に名前を付けてカテゴリー付けするのは型にはめるようで抵抗感がありますが、HSC(人一倍敏感な子供)HSP(人一倍敏感な人)というような概念もあるようです。正確な医学用語ではありませんが、いろいろ本も出ているので、これがお子さんに当てはまるなあと思ったら、対処法など参考になる点があるかもしれません。
ふがいなく思えることもあると思いますが、「そんな弱いことでどうするの!そういうときはこうすればいいでしょ!大したことじゃないよ!」としかりつけたり、本人を否定するようなことはできるだけ言わず、「~~なんだね。それで嫌だと思ったんだね。つらかったね。話してくれてありがとうね。お母さんはいつもあなたの味方だよ、大丈夫だよ」というような意味のことを伝え、受け入れていくということが、将来的に力強く自分で立ち向かって切り開いていくことにつながるのではないかと思います。