毎日ストレスを感じています。1歳半になる息子はとても愛おしく大切な…
毎日ストレスを感じています。
1歳半になる息子はとても愛おしく大切な存在です。しかし、この子さえいなければと思ってしまう時があります。
息子は予期せぬ妊娠で授かりました。戸惑う事も多かった妊娠期間を経て出産しました。母親になるのだと実感し頑張ろうと強く思ったのを覚えています。
ですが、いざ子育てが始まるとわからないことだらけで自身の情緒が不安定な状態になっていくのを自覚できるほどでした。
たぶん、ほかの子に比べて息子は育てやすい方なのだと思います。人見知りはしますが、そこまで大泣きすることもなく、よく食べ、よくあそび、よく笑います。
それなのに、ストレスを、感じてしまうのです。
私は甲状腺機能低下症の持病があります。
妊娠期間は良好傾向だったのですが、産後は投薬を始めるぐらいに悪化しました。
薬を飲めば数値は良いとわかっているのですが、ここでも出産がなければ、と考えてしまい自己嫌悪に陥ってしまいます。
今のコロナ禍で満足に友達などにも会えず、ストレスの発散方法が過食となってしまい、妊娠前から18キロも体重が増えました。だめだとわかっているのに他に何も思いつかないのです。
そして、髪の毛を抜いたりちぎったりする癖もついてしまいました。その行為をしてるときは無自覚です。ハッと気付いたときには周りが髪の毛だらけになっています。頭皮の一部が薄くハゲているのもわかっています。
妊娠前までロングヘアで自慢の髪の毛でした。出産で抜け毛が多くなり、うねりもでてきました。それを鏡で見るたびに泣きたくなります。
昔の自分とかけ離れた外見で本当にイヤになります。
運動すればいいとかケアをすればいいと夫に言われますが、そんな気力もおきないぐらいつらいのです。
このように、相談をしようと思っても、普段の生活では明るく振る舞ってしまいます。まるで悩みなんかないです!と笑顔に勝手になってしまいます。
実母にも兄弟にもなぜか相談できません。
自分でも自身に厳しく生活を整えれば前のような外見や気持ちに戻れるのがわかっているから、そう、振る舞っているのかもしれないと、薄々わかっているのです。
それでも、誰かに相談したくてここのサイトに登録しました。
支離滅裂な文章になってしまいましたが、気持ちの切り替えやストレス発散方法など何でもかまいません、アドバイスを頂きたいです。
専門家からの回答
出産後、授乳後に多い甲状腺機能低下症の増悪、橋本病の再燃が最も考えられますので、はやめに内服など含め、甲状腺ホルモンのチェックおよび内服の補充を検討しましょう。
専門家からの回答
小児科医の速水です.
まず何より, よくご相談くださいました.
コロナウィルス流行, 第1波の中でのご出産だと思います. 妊娠の10か月, 出産, その後の18か月間, よくお子さんを守ってこられたと思います. そのことだけで十分です.
文章を拝見していて, 【甲状腺機能低下症の影響が大きい】と感じます.
体重増加, 抜けやすい髪の毛, そして意欲の低下, これらは全て甲状腺機能低下症の症状です.
もちろん産後のホルモンバランスの変化やストレスの影響もあると思うのですが, 医師として甲状腺機能低下症に対する治療が行われているのかが気になります.
子育てを優先してご自身の内服が後回しになったり, コロナにかからないために病院受診を控えたりしていないでしょうか?
薬が全てを解決するとは思いませんが, 【まず優先すべきは甲状腺機能低下症の治療】だと感じます.
元の生活を取り戻すためにも【ぜひ一度病院で検査を受けてください. 】
もしすでにきちんと定期受診されていたら蛇足ですので, 読み飛ばしてください.
専門家からの回答
こんにちは。
私も同じく「この子は私を邪魔している。お前さえいなければ」と思って、子供への暴言暴力、涙が止まらないなどありました。私は不妊治療をしていて、ン百万円かけて作った子だったのにです。実際、生き物が生きていくうえで、子供がいるというのは不利です。自分だけが生きていくなら子供などいないほうが楽に決まっています。しかし生き物の本能として子供が欲しいと思ってしまいますし、欲しくなくても子供ができたら、まあ育てようかとなることも多いと思います。
街中を歩いていたりSNSなどで見かける、いかにも幸せそうなキラキラママさんでも、みんな何らかの闇は持っていると思います。私も児童相談所、保健所の保健師、カウンセラー、精神科医、など様々な人の助けを借りてきました。児童相談所の職員さんに電話してさんざん愚痴っていました。育児が楽になった、楽しい、子供がかわいいと思えるようになったのは、3歳から4歳ぐらいになってからだったと思います。自分の体もメンタルもボロボロで、どうしてもまともに物事を考えたり処理したりすることができなくなり、結局仕事も続けられず退職し、少なくとも1年はまともな状態ではなかったです。私も甲状腺が産後におかしくなり、私は甲状腺機能が高くなるタイプでしたが、居ても立っても居られないような不安や焦燥感がありました。
誰かに相談するというのは、自分はこういう状態だと打ち明ける勇気がいりますし、打ち明けた相手がどう対応するかという不安もあるし、なかなか難しいことだと思います。ここに書くために言語化できただけでも素晴らしいことだと思います。私も親には言えないし、夫にも言えないことはあります。親しいからこそ言えないこともあると思います。
あまり先のことは考えず、とりあえず今日一日を乗り切る、今に意識を向けるというのもよいのかもしれません。人間の不安や不満の多くは、過去への後悔や未来への不安といったことから起こっています。過去や未来ではなく今に意識を向けます。まじめできっちりした方ほど、妊娠出産育児で先の見通しが立たないこと、ゆっくりしか物事が進まないことなどがつらくなることもあります。もっときっちりしなくちゃではなく、もう今で十分だと思っていいと思います。サボれるところはサボり、子供は多少放っておいていいので、楽しいと思える時間を持つほうがいいと思います。私はお笑いのDVDを見たり、マンガを読んだり、あまり頭のいらない単純操作のゲームをしたりしていました。
時間とともに楽になってくる面は大きいと思います。とにかく3歳ぐらいまでの育児は大変ですよ。私も当時の写真を見て、こんなかわいい子の何を悩んでたのかなとか覚えてないですが、とにかくつらかったし、可愛いと思う余裕もなかったです。そんなものだと思っていただいていいと思います。幸せと思わなくちゃいけないのに思えない、この子さえいなければと思うのはおかしいからやめなければ、ではなく、今はそういう時期だ、乗り越えられればよい、ということでいいと思います。
専門家からの回答
SIOさん、はじめまして。
おこさまのことが愛しいのに苦しい気持ちをもっておられること、本当によく伝わってきました。
私も1人目、2人目を育てているときは自分自身の人生があきらめきれなくて、「子育てさえなければもっとキャリアアップしたのに…」とか「友達と気軽にランチにも行けない」と子どものせいにばかりして苦しかった時期がありました。
きっとSIOさんのように夫をはじめとした家族や友人など誰にも頼れず、一人で頑張っている人に多く感じられるのではないかと思います。
「ケアをしたほうがいい」なんて言われても、弱音なんて吐けないんですよね。私自身は弱音を吐いたら、頑張ってる自分自身が崩れそうな気がしたので誰にも言えませんでした。
私がこのような時期を脱したのは、働きに出るようになってからです。仕事でさまざまな人と関わることで、自分の人生を生きることに繋がって「子育てで自分の人生が歩めない」という感覚が薄れたのだと思います。
とはいえ、小さな子がいて仕事をするのは本当に気力も体力もしんどくて、ただでさえ人に頼るのが苦手なSIOさんならきっとどこかで大きな壁を感じる時期があると思います。(なので、もしお仕事を始めるときには、就業先の理解があるかどうかはとても大事です。)
やりたいことやこれからどんな人生を歩みたいのか、自分自身と向き合って何か初めてみるのもいいと思います。また、すぐには難しいと思いますが、ご主人など家族にもう少し頼って子育てをしていけるようになると、気持ちも楽になるのではないかと感じます。
子どもはたくさんの人と関わることで、時に大きく成長します。様々な視点から物事をとらえたり、他者の立場に立つなどの練習にもなります。
何よりきっとお子さんもお母さんには笑顔でいてほしいと思っているはずです。自分のためにも、お子さんのためにも、一人で抱え込まずにもっと周りに甘えていけるように意識してみてください。
どうしても行動に移せない、苦しい時には心療内科や子育てカウンセリングなどに相談してみるのもいいと思います。
どうぞご無理のないようになさってくださいね。